気学鑑定でも多い相談の中に
人間関係があります。
私たちは一歩外に出れば他者との関わりがあるので、そこに悩みが生じるのはおかしくありません。
そして、それは大人の社会だけでなく、子供も同じ。親から離れ、園や学校に通いだした時点で、彼らは一人で人とのたずさわり方を経験していきます。
気学でも姓名判断でも使う、陰陽五行説。
今日はこの陰陽について。
人間が成長していくためには
物事がうまくいかなく、困難な時です。
悶々と苦しみ、葛藤し、悩んでいる時こそが人が成長できる時です。
この陰の部分がなければ
陽は訪れません。
陰があっての陽です。
陰の世界は孤独、内面、葛藤、挫折...なので誰も好む人はいません。
陽の世界の、幸福、栄光、名誉、評価だけが欲しいと思うのも当然。ですが、天地の法則から陰陽はセットなので切り離すことができません。
物事が上手くいき、願いが叶い、思い通りにいく。これが陽の時で、人生が大いに進み、外面世界が広がっていきますが、この陽の訪れの前には人間の成長期、すなわち陰があります。
全ては必然。
例えば自分の子供に訪れる困難や葛藤、孤独や苦悩も、その子を成長させるための陰の訪れであり、その陰が大きければ大きいほど学びが多く、そして後に訪れる陽が大きくなります。
陰の分だけ陽があるということ。
陰を乗り越え、ひとまわりもふたまわりも成長すると、物事が上手くいき、願いが叶い、自分の思い通りにいくようになります。
苦した分だけ幸せになるという事。
苦労を1して、幸せが10。
それはないという事です。
それは、人間が成長するから人生が発展する事を意味します。人間が成長した分だけ、人生が発展するという事です。
スピリチュアルな捉え方をすると
陰の訪れイコール、学べる機会を与えられたこと。
困難を乗り越えるのは大変だけど、学んだ先に待っているものを思うと嬉しいことです。