violaを始めようとする人に「ハ音記号(アルト記号)」の壁は大きいのではないだろうか。
私はviolaでスタートしたので「楽器を構えて右手で弓を持つ」というポーズをするだけで脳みそが「ハ音記号」になる。
ビオラの譜面は当然スラスラっと読める。
でもバイオリンを弾くときは、
「これはト音記号、ト音記号、ト音記号だからね」
とまず脳みそに言い聞かせて始める。
まだ慣れていない曲は、疲れてきたり、込み入ってたりするとハ音記号読みをしそうになる
(ハ音記号に読み始めたら休憩)
でも! ビオラの譜面にト音記号が出てくることはよくあるんだけど、これは昔から抵抗なくスラっと読めるのよね。
だいたい3rdポジション止まりだし。
こんなふうにト音記号がしょっちゅう出てきても、音の流れもあるし問題なく対応できる。
(バッハ無伴奏チェロ3番アルマンド)
いま、ウチで弾く時は、バイオリン、ビオラともにケースから出し、肩当てをつけ、弓に松脂をぬり、両方すぐに弾ける状態にしておいて、好きな方から始め、とっかえひっかえ弾いている。
(だいたいviolinで始まりviolinで終わる)
とにかく私の場合、ハ音記号は読むのがラク。
バイオリンの譜面は要注意。
バイオリンとビオラの持ち替えは、思った以上に楽譜の脳内切り替えがしんどい。かもしんない。
そのうち慣れるかな…
バイオリンとビオラ、同じ記号で表現できればなぁ。
ビオラ弾く人も増えるんじゃないかな。
どっちもト音記号で書かれているよ、であったらすごくわかりやすいのになぁー。
五線紙でなくて、八線紙くらいだとイケるんじゃないかね…