いつも小言ばかり言っているので、子どもたちは私が叱ってもなかなか聞きません。
それで、だんだん私もイライラして、「だったら、パパに言いつけるよ!!!!」
パパの言うことなら聞くからです。

実は今日、「これからはいいお母さんになろう」と決心し(ほとんど毎日決心してる・・・・笑)、
子どもたちに思いっきり優しく、
「ママ、優しいお母さんになるね」
と言ったところ、息子が突然「そんな言い方やだっ!」
と猛烈に怒り出したのです。(ほとんど半泣き)
あまりにも、わざとらしい声だったからなと、次は普段通りの声で言うと
「それも嫌だ!」
「?」
「怒ってるほうがいい!」
「え~?じゃあ、こら!」
「もっと、怒ってよっ!パパに言いつけるぞとか!」
「じゃあ、パパに言いつけるぞ!」
「あー、それならいい」と安心した様子。
「優しくなくていいの?」
「怒ってる方がいい」

その後、何度聞いても同じように答えるのです・・・。いったいどういうこと?
私が怒ってばかっりだから、怒ってるお母さんが本当の姿みたいに思ってるのかな。
寝る前も、「パパに言いつけるぞ」って言ったら、ニコニコして抱きついてきました・・・。
ん~、不思議・・・・。                                      オドリママ


うちではよく、親子の立場入れ替わりごっこをやります。
今日も・・・

私は娘に膝まくらをしてもらいながら思いっきり甘えます。
私「ねえ、ママ」
娘「なあに?」
私「みーちゃんが生まれたときどうだった?」
娘「とってもかわいかったよ」(にっこり笑って優しく)
私「それから?」
娘「それでね、全然痛くなかったよ。すぐ生まれたんだよ」
などと、私から聞いている話をしてくれます。
そして、
娘「お話ししてあげるね」
と、桃太郎を時間をかけて話してくれました。
すると、いつもは参加してこない兄が、無理やり膝まくらに乗って来たのです。
5歳の娘は大人の私と小1の兄を膝に乗せて嫌な顔もせず、お話しをしてくれました。

こういうときの娘が演じる母はまさに理想の母親です。
にこにこ優しく、子どもを受け入れてくれます。
その姿を見て、こういうお母さんを望んでいるんだな~といつも反省。

それにしても、甘えるってサイコー!自分が抱きしめてもらうと、子どもの気持ちが分かります。
シアワセ!
                                            オドリママ

4歳半の娘はこの秋、とっても「どんぐりな日々」を送った。

毎日、通園バッグの中にはコロコロとどんぐりが沢山入っている。

通っている保育園の園庭には大きな木が立っていて、その下に毎日新しいどんぐりが沢山落ちている。

登園時も降園時も必ず立ち止まり目を凝らして、取り付かれたように「あった、あった!」と

叫びながら拾い集める。

祝日パパの赴任先である地方に出かけたときも、やっぱりどんぐり拾い。

拾っている間に次々と新しいどんぐりが木から落ちてきて、大興奮。

タクシーの運転手さんも木を揺らしてくれてお手伝い。気がついたら一時間半もその場にいた。


ある雨の日の朝、保育園まで一生懸命傘を持って歩いた。やっと園に着き、園庭に入ると

雨でもやっぱり娘はどんぐりの木の下で立ち止まった。


娘  「わ~、どんぐり~。。。」(心配そうに)

私  「濡れちゃってるねえー」(まさか拾わないよね、、、、ドキドキ)

とそのとき、どんぐりに向かって、大きな声で

娘  「みんな~、かぜひいちゃうよ~!!」


彼女にとってどんぐりはおもちゃではなく友達なんだ。

                                           もっとママ



夏の日の夕方、保育園からの帰り道。お迎えの時間が重なったMちゃんと家の方向も同じなので

一緒に帰路についた。

Mちゃんのママとお話しながらのんびり歩いていると、

4歳半の娘とMちゃんが同時に「やっぱりかゆい~~!」と声をあわせてしゃがみ込み蚊に刺された

足をごしごしかきだした。

そう思うと、「やっぱり、走る~~~!」と叫びながら、二人とも立ち上がり前方に走り出した。

しばらくすると、また2人で「やっぱり、ねむい~~!」と、道端に座り込んだ。

その後も

「やっぱりかゆい~~!」

「やっぱり、ねむい~~!」

「やっぱり、走る~~~!」

と、順不同にこれらを繰り返し、ケタケタ笑いながら、あっという間にバイバイの場所に着いてしまった。


この夏、Mちゃんと帰りが一緒になったときはこの「やっぱりゴッコ」をよくやっていた。


こんなことが何であんなに楽しいのでしょうか、あの子達は。。。。

                                                もっとママ

極楽ごっこ


4歳半の娘と一緒にお風呂に入り、私が湯船で足を伸ばし「ゴクラク、ゴクラク!」と言った。

すると、娘も入ってきて私の体の上に仰向けに寝て、「ゴクラク、ゴクラク」と真似た。

慌てて娘の体を押さえて、横にユラユラ揺らしながら二人で「ゴクラク、ゴクラク」と声を合わせた。

娘はものすごく楽しそうでいつまでもユラユラはしゃいでいた。(私の体に寝そべったままで)

その日以降、娘は「お風呂へ入ろう」と言う代わりに「ゴクラクしよう!」と言うようになった。


駐車場ごっこ


休日、自動車でショッピングセンターなどへ行くと、駐車場に入るときに機械がしゃべり、

ゲートのアームが上げ下げしますよね。

あれを、家の廊下でやった。

1人が道を塞ぐように足を投げ出して座り「駐車券をお入れください」「料金は300円です」

などと言い、もう1人が車に扮して券やお金を入れる動作をする。

すると足を上に伸ばしたまま上げて車が通るということを交代で娘と二人で

何回も繰り返した。(腹筋がプルプル。。。。)


心から楽しそうに遊ぶので何回も繰り返した。


引越しごっこ


マンションのゲートから入り口の自動ドアまでのアプローチにレンガが敷き詰めてあるところがある。

外出するときそこを通ると、娘はレンガの上に乗り「お引越し~。お引越し~。お引越し~。」

と一レンガずつずらして移動する。「ママも一緒に~!!」と声をかけられ、一緒にやる。

端から始めてもう一方の端まで着くまで20~30くらいのレンガを移動する。

大人があるけば数十秒の空間であるが娘と一緒だと何分そのアプローチに居るのだろう。


兎に角、娘はそのとき充実している。


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家でお金をかけたおもちゃで遊ぶ時は長続きしないのに、

親子でスキンシップと会話と動きだけで遊ぶときはいつまでも続き、子供は心から楽しそうにする。


                                                    もっとママ

昼間寝室で洗濯物をたたんでいると、長男(小1)がやってきた。
部屋にはベッドが二つあって、ベッドとベッドの間は30mくらいあいている。
その隙間にもぐりこんで
「バブバブ、バブバブ。川におっこちたよ~」(赤ちゃんになったつもり)
「大丈夫?」
「バブバブ、助けて」
私が引き上げてやると、
「橋を作って。バブ」
足で橋を作るとそこをはいはいで渡る。
「もう一回」
「うっ、重いよ」
「あ~、落っこちた。ブクブク。助けて、バブ」
と、こんな調子。
妹がいるときはあまりこんなことはしないが、二人きりになると時々赤ちゃんになって甘えてくる。
小1ってこんなものなのかな?                           オドリママ
再び、ハルジオン。
(茎が空洞なので、たぶんハルジオン。近くには茎が空洞でないヒメジョオンがあった。
また、セイヨウタンポポも咲いていたので、春の花も秋に咲くようだ)

私「この花何に見えるんだっけ?」
娘「ツメみたいに見えるよ。でも、花火みたいでもあるよ。だって、お花みたいな花火あるでしょ」
私「ああ、奄美大島で見た花火?きれいだったね。」
娘「そう、そう。いろんな花火があったけど、お花みたいな花火もあったでしょ」
私「あったね。ほんとにお花みたいだったね。また、見たいね」
娘「うん」
花を見て、夏休みの花火大会のことを思い出していたようだ。
こういう時に共感すると、「経験の意識化」になるのでしょうか?
                                         オドリママ

紫

近所の道路脇で見つけた。

娘「ぶどうみたい」

本当にブドウにそっくりな、色とつや。

残念ながら名前がわかりません。           hanako


彼岸花

 庭にたくさんの彼岸花が咲く。

何もないところから、一週間で一気に茎が伸び、花をつける。

私はこの花が咲くと、毎年、「そろそろ布団を用意しなくちゃ」と思う。

最近テレビの番組で知ったのだが、気温が25度Cになると咲くのだそうだ。

また、この花には「マンジュシヤゲ」など1000個もの異名があるそうだ。


子どものたとえは

娘 「花火みたい」

二男 「噴水だよ」


私の彼岸花の思い出------

中1になる長男を産んだのが、丁度9月の初旬で、

病院から帰って、はじめての子育てに追われながらも

秋雨に打たれる庭の草花を見ながら、静かにすごしていた。

第一子のときは、本当に静かな子育てだったと思う。

(第二子、三子に比べて、上の子がいないので)

その中で彼岸花はあっという間に出てきて、咲くのに驚いた。

そして、急に寒くなり、赤ちゃんの靴下が必要になって、あわてたことを思い出す。

あのゆっくりとした時の流れは、忘れることができない。


長男にその話しをしてみた。

「ふーん」と言っていたが、静かに聞いていたので、きっと残っていくと思う。


私はそれぞれの子どもが生まれたときの話しをよくする。

みんな自分の生まれたときの話が大好き。

病院にいくときのバタバタぶりが、すごくうける。

「お腹の中ではどんな子だった」とか「よく寝る赤ちゃんだった」とかも。

彼岸花は長男出産の思い出の花。一生忘れることはないだろう。

                                                hanako



近所の道ばた。
ハルジオンによく似た花が咲いている。(ヒメジョオンかも・・・)
私「ねえ、この花見て。きれいだね」
娘「この前も見たよ」
私「何みたいに見える?」
娘「ツメみたい」
私「ツメ?」
娘「花びらがツメみたい」
なるほど、よく見ると花びらが糸のように細くたくさんついている。
私「ホントだ。ツメみたいに細くのびてるね」
娘「花びらっていうのは、お花のツメなんだよ!」
なぜ、娘が細い花びらをツメに例えたか?
おそらく、昨夜、ツメの長い女の人が出てくるお話を私がしたからではないだろうか?
だから、娘もツメ=細く(長い)というイメージができていたのだろう。
私も、娘のイメージをすぐに共有することができた。              オドリママ