ご訪問ありがとうございます
【アドラー心理学×Being up!】
親子で安心♡自己肯定感のはぐくみサポート
Being upリーダー&プラチナ子育て講師
青山なつみです。
おはようございます
今日は、昨日の出来事から
子どもの【心の動き】と【勇気づけ】についてお伝えしたいと思います。
(少し長文ですが、子育てママはぜひ読んでみてください)
4歳の末っ子が朝、
自分が大事にしているおもちゃを
お兄ちゃんが勝手に使った?壊した?とかで、
ものすごく怒って
寝っころがっていた長男の頭を蹴ったんです。
それを見ていたパパは憤慨!
「どんなことがあっても、人の頭を蹴るのはダメだ!!
おまえが悪い!」と
末っ子を叱りつけました。
当然、末っ子は
「パパに怒られた~~~!!」
と言って大泣き。
わんわん泣いて騒いでいましたよ。
私的には・・・
ここは『課題の分離』だなと
何も言わずにスルーしていましたが
もちろん末っ子は、私のところにやってきます。
「お兄ちゃんがぼくのをこわした!!
なのにパパが怒った!」
真っ赤な顔して
ボロボロと涙をこぼしていました。
細かいことは違うと思いますが
似たような状況って、子育て中はあると思うのですが
こんなとき、泣いてる子ども(末っ子)に
あなたなら、どんな言葉をかけますか??
「わかったわかった、可哀相にね~」
「なんで蹴ったの!?もうしたらダメよ!」
「壊したお兄ちゃんも悪いけど、蹴ったぼくも悪いよね」
「パパが言ってることが正しいと思うよ」
「いつまで泣いてるの!もういいでしょ」
などなど・・・
色々な言葉があると思いますが、いかがでしょうか?
今挙げた例は、今までの私が全部言ってきたことです。
「はいはい」って、流したり
ダメなことはダメ!と正当な意見を伝えてみたり
兄弟間のジャッジをしたり
パパの肩をもったり
「もうめんどくさいな~」と呆れたり
そんな対応をしてきました。
もちろん、正解なんてないので
どの言葉をかけてるからダメ!ということはないのですが
これらの言葉をかけられた
子どもの気持ち
考えたことはありますか??
子どもは、
私たち…親、大人の対応から
必ず何かを学んでいます。
自分のことを
あしらわれた
頭ごなしに怒られた
ジャッジされた
めんどくさがられた
子どもたちがそう受け取り、
不信感
不平等感
自己否定感
そういったものをもし学んでいたとしたら…
どうでしょうか??
親として、そんなことを学んでほしいなんて
望んではいませんよね
でも、この関わりから子どもは
そういったものを受け取り、学んでいる可能性が大いにあると思うのです。
では、私たちがとる好ましい対応とは、どんなものだと思いますか?
親がとる好ましい対応
それは
ただありのままを見て、聴いて、伝えること
です。
「???」と感じるかもしれませんが
これはアドラー心理学の
【勇気づけ】
というものです。
これを昨日の私たち親子のやり取りで表すと
こう↓です。
お兄ちゃんに対して怒りを覚えている末っ子。
しかし、蹴ってしまったことで、パパに怒られ
泣きながら私のところへ…。
私「どうしたの??」
末「お兄ちゃんがぼくのおもちゃをこわした!!
なのにパパが怒ったんだ」
私「そうだったんだね~。
おもちゃ壊れちゃったんだね。」
末「うん、こわれた!だからすごい怒ってる!!!」
私「そっか~、怒ってるんだ。
なんで怒ってるのかなあ~
おもちゃが壊れて、ゆうくんはどんな気持ち?」
末「いやなきもち!!」
私「いやなきもちかあ~。
それは、くやしいのかな?
それとも、悲しいのかなあ?」
末「・・・・かなしい。泣」
読んでみて、いかがですか??
私がしたことは、子どもの言葉を
ただそのまま繰り返すことだけです。
そしてもう一つのポイントは
どんな気持ちなのかを聴くことです。
えっ、それだけ??
と思うかもしれませんが、それだけです。
子どもは
自分の話を聴いてもらえた
自分の気持ちをわかってもらえた
そう感じられることで
その後は
自分で気持ちを調整し、立て直していくことができるんです。
末っ子はこのあとも
泣きながらも
「ぼくは悪くないのに!パパに怒られてやだった!!」
と怒っていましたが
よくよく聞けば
パパに怒られたことが
「悲しかった」だけなんですよね。
怒りは実は手段で、その奥には別の大切な感情があるのです。
ここで、私が
頭ごなしに怒ったり
誰が悪い、とも判断せずに
「うんうん、そうなんだね」
「かなしかったんだね」と
耳と心を傾けただけで
4歳の末っ子は涙を拭いて
またパパと、お兄ちゃんの元にいって遊び始めました。
きちんと気持ちを調整し、自分を立て直したのです。
この関わりでの良いところは、
誰かを責めたり、誰かに×がつくこともなく
末っ子の本当の気持ちも聞けて
末っ子自ら気持ちを落ち着かせた。
私がしたことは
ありのままを見て、聴いて、伝えただけ。
そこに否定も、ジャッジも、擁護も、更生もいらないのです。
なにより
子ども自身が、人と人との関わりの中で
自分らしく生きる力を育んでいるなと
本人も、私も【安心】を感じることができています。
【勇気づけ】の視点、いかがでしたか??
子育ての中で、【勇気づけ】は親にも子どもにもとても有効な関わり方です。
怒らなくていい
褒めなくてもいい
ただ、ありのままを見て、聴いて、伝えるだけでいいのです。
そうすることで
子どものありのままを見て
生きる力を育んであげることができますよ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200103/01/hmy0419/33/f3/j/o1080108014689603043.jpg?caw=800)
昨日から募集を始めたこちらの【Being up子育て講座】では
【勇気づけ】はもちろんのこと
大人も子どもも共通の【心の仕組み】や
育みたい心の土台部分、【二つの自信の育み方】
など、すぐにでも日々の生活に活かせるポイントがたくさんあります
ご興味ある方はぜひこちらをご覧くださいね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
カウンセリング+セッション2時間 5,000円→キャンペーン価格2,500円 ※残2名
>>詳細・お申し込みはこちら
カウンセリング+プランニング 90分 3,000円→モニター価格2,000円 ※限定3名
>>お申し込みはこちら
※価格はすべて税抜き価格となります。
こちらも募集中♪
”話を聴くこと”が得意で大好きな私です。
ぜひご活用くださいね^^