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廃バス美貌録

廃バスたちの勇姿

三菱ふそう・MR490

 

愛知県にて。

 

鯱バスの廃バスが住居に利用されていました。

 

年式は1960年代中ごろと思われます。

 

前中扉のワンマン車。

よく見ると2台セットでした。

 

もう1台も同じ年式のようです。

 

こちらは前扉が交換されていました。

 

この素晴らしい2台も現在は撤去されてしまいました。

三菱ふそう・MR470

 

先日紹介した廃バスと同じ場所で見つけたものです。

 

民家の両脇に廃バスがビルドインされていました。

 

廃バス2台を使用した邸宅というのは、我々好事家にとって大豪邸のように思えたものです。

右側の廃バス。

 

蔦によってアフロヘアー化計画が進行中でした。

 

元の所属は名古屋市交通局です。

左側の廃バス。

 

やはり同型車で年式もほぼ同じくらいのようです。

 

右ミラーのステーは物干し竿ステーになっていたかのような痕跡がありました。

 

この2台も家屋解体とともに消滅してしまいました。

フォード・サンダーバード

 

愛知県にて。

 

誰も住んでいなさそうな豪邸の前に置かれていた廃車体。

 

このモデルは走っているところも含めて見かける機会が少ない。

 

同じ年代のソアラやレパードなど魅力的なライバル車が多かったからだろうか。

 

ノーズも長いがテールも伸びやかな形をしていた。

 

久しぶりに再訪すると、姿を消してしまっていた。

 

三菱ふそう・MR470

 

愛知県にて。

 

県下最大級の廃バス密集地域に存在した廃車体。

 

名古屋市交通局所属のMR。

 

桜の時期に来たので車体には桜の花びらが付いていた。

 

年式は1966年から67年ごろのようだった。

 

よく見ると局番「2FR-88」も確認できる。

うしろより。

 

カーテンがあることからかつては部屋として使われていたようだ。

 

桃源郷のような密集地帯も再開発事業によって滅失した。

いすゞ・TXD はしご車

日産ディーゼル・コンドル消防車

トヨタ・ランドクルーザー消防車

 

愛知県、海南こどもの国にて。

 

公園内に遊具も兼ねて置かれている、3台の消防車。

いすゞのはしご車は「はっしー号」と愛称がついていた。

 

運転席は実際に座ることができるようになっている。

 

 

はしごのバケット部分までは登ることができるようだ。

 

 

コンドルの消防車。

 

特筆大書の「NISSAN DIESEL」がまぶしく感じた。

ランクル消防車。

 

こちらはなぜかエンブレムがなくなっていた。

 

よく見ると、シートは木製だ。

実用性最優先のインパネ周り。

 

3英傑をうしろから。

 

実に勇壮な姿だ。

 

「海南こどもの国」

 

住所:〒490-1403愛知県弥富市鳥ケ地町二反田1238

 

開園時間:9:00~17:00

 

いすゞ・BH20P

 

三重県にて。

 

とある町内で集会所になっていた廃バス。

 

三重交通の廃車体だった。

 

特徴的なフロントバンパーはオバQの宿命というべきかなくなっていた。

 

三重交通はオバQを大量に保有していたとのことだが、今では生き残りは数えるほどしかない。

撮影時はすでに屋根もかけられ、まだまだ将来は安泰と思えるような雰囲気であった。

 

こうした廃バス集会所は各地で見られたのだが、老朽化などの理由から急速に数を減らしつつある。

うしろ。

 

よく見ると三重交通の特徴的な泥除けが確認できた。

 

後輪もスパッツ状のものが追加されていた。

 

希少な三重交通の歴史を物語るこの廃バスも、2016年頃には姿を消したようだ。

三菱・360

 

岐阜県にて。

 

今から10年ほど前に原付バイクで散策していたら見つけた草ヒロです。

 

空地の隅に放置されていました。

 

隣のカーポートができるはるか以前から置かれていたようで、すっかり草ヒロらしい錆具合になっています。

前開きドアにバンボディの組み合わせでした。

 

特徴的な2分割ハッチは脱落していました。

 

現在は撤去されてしまったようです。

AECルートマスター

 

滋賀県近江八幡市「ラコリーナ」にて。

 

バームクーヘンなどのお菓子を中心とした商業施設で、休日は多くの人でにぎわいます。

 

このロンドンバスはその施設内に静態保存されています。

 

車内に物販スペースもあるので、中を観察することもできました。

 

ロンドンバスの置かれたスペースは「ヨーロッパの整備工場」をイメージされているらしくバス以外にも廃車体が置かれていました。

シトロエンHトラック

 

こちらも物販スペースとして利用されていました。

 

フィアット500。

 

ベスパ軍団。

 

屋外にはドンガラ天然プランター化されたミニもいます。

 

車体側面には施設名称が書かれています。

ワーゲンバス。

 

これも一応「廃バス」ですかな?

今は店舗裏にしまわれているようですが、訪問時はアメリカンスクールも置かれていました。

 

そのほかにも往年の国産バイク等もありました。

 

施設の外観。

 

もののけ姫のタタラ場みたいですね。

施設内にはバームクーヘン工場もあって見学できるようになっていました。

 

「ラコリーナ」

 

住所:〒523-0806滋賀県近江八幡市北之庄町615-1

 

営業時間:9時~18時

 

 

 

日産・キャラバン

 

長野県にて。

 

冬にさしかかった信州地方で見つけた草ヒロです。

 

道路側は枯れた草があることから、夏場は車体の半分くらいは隠れてしまっていそうでした。

翌日は雪予報だったこともあって、空は厚い雲に覆われつつあありました。

 

今は姿を消してしまい、見ることはできません。

 

初代キャラバンもかつてはあちこちにいたのですが、時代の移り変わりを感じます。

 

トヨタ・クラウン

 

愛知県にて。

 

クラウン史上何かと話題になる9代目クラウンです。

 

なんとポルノ劇場のすぐ裏に置いてありました。

 

よくみるとサイドバイザーがすごいことになっています。

 

ポルノ劇場の閉館を見届けた後、姿を消しました。