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廃バス美貌録

廃バスたちの勇姿

ウィネベーゴ

 

三重県にて。

 

とある耕作地帯で見つけた廃車体。

 

草ヒロになるにはまだまだ新しいような気がしますが、放置されていました。

 

こういったキャンピングカーの廃車体は遠目から見たとき、一瞬廃バスに見えることがあって注意が必要です(笑) 

うしろ。

 

犬の足跡がワンポイントになっています。

 

まだまだ新しい車種でしたが、現在は撤去されています。

 

いすゞ・スーパーライトバス

 

愛知県にて。

 

とある国道沿いの下に置かれていた廃バスです。

 

まさに草ヒロといった雰囲気でした。

撮影時でかなり傷んでおり、放置年数の長さが知れます。

 

最初はルートバンの廃車体かと思いました。

乗降ドアは前後ともヒンジ式。

 

スライドドアはまだ一般的ではない時代の車両だったことがうかがえます。

国道から見下ろしてみます。

 

撮影から数か月後に撤去されました。

連載企画の第26回目です。

 

今回は広島県の私設自動車博物館です。

木炭自動車とレトロ車の館

 

広島県にて。

 

昭和のクラシックカーを木炭自動車に改造し、動態保存している博物館です。

 

木炭車3台が展示されている他、静態保存車も数台展示されていました。

マツダ・T2000

 

広島県ならではな車種選定でした。

 

ちなみに木炭だけでなく、通常のガソリンでも稼働します。

 

木炭ガス発生装置を取り付けるために荷台部分が改造されています。

トヨタ・クラウン

 

高級車クラウンも木炭車化されていました。

 

トランク部分にガス発生装置が取り付けられた他、ボンネットにも巨大なバルジが追加されています。

三菱・jeep

 

こちらもガス発生装置がリヤに取り付けられています。

 

スペースの都合か、一部がラジエターグリル前に装着されていました。

 

1台1台現車合わせのような状態で改造されており、よく考えられた設計でした。

静態保存車としてっポーターやミゼット、ドミンゴも展示されていました。

 

展示車はすべてジャッキアップされて、足回りの劣化を防ぐようになっていたのも印象的でした。

 

「木炭自動車とレトロ車の館」

住所:〒731-3501 広島県山県郡安芸太田町大字加計3426-1

 

開館時間:8時30分~17時00分

 

※訪問時は商工会に電話予約(0826-22-2525)してからをおススメします。

 

三菱ふそう・MP107K

 

愛知県にて。

 

西三河のとある県道沿いに存在した廃バスです。

 

廃バスではよく見かける、倉庫として再利用されているものでした。

 

名古屋市交通局で使用されていた車両で、車番はF-51と確認できました。

 

また、車体は1989年開催のデザイン博のラッピングが施されています。

うしろより。

 

ふそうの「M」マークが確認できます。

 

状態のいい廃バスでしたが、数年ほど前に現地で解体され姿を消しました。

ダットサン・ブルーバードバン

 

岐阜県にて。

 

懐かしい610系ブルーバードのバンのようです。

 

某国道から丸見えの草ヒロでした。

 

かつては国道を流しているだけでも、それなりの数の草ヒロに出会うことができました。

 

気晴らしにドライブするだけで見つけることができ、気楽なものでした。

 

今は林道奥深くや地元の人しか来ないような場所に残っているくらいのものでしょう。

訪問時は真夏だったのですが、草ヒロの周りだけ、草刈が行われた形跡があって観察しやすくなっていました。

 

山間の集落の高台に置かれていたおかげでロケーションがよかったことを今でも覚えています。

 

つい最近になって撤去を確認しました。

ダイハツ・ハイゼット

 

滋賀県にて。

 

滋賀県のとある農村に置かれていた1台。

 

付近は小規模ながら草ヒロの群落が形成されていました。

 

滋賀県は草ヒロが少ない地域という印象なのですが、近年の捜索ではかなりの数の草ヒロが生息していることが確認されています。

 

とはいえ、撤去の波には逆らうことはできず好事家に発見される前に姿を消す個体も多いようです。

このハイゼットも今年になって撤去を確認しました。

 

世知辛い時代になってしまったものです。

日野・RB10

 

長野県にて。

 

とある場所に長らく置かれていた廃バス。

 

高速道路からも見えるような存在でした。

 

動かす際に重機でも使用したのか、損傷が激しいです。

見るも無残ですが、丸型2灯式であったことが分かります。

 

ちなみに元事業者は川中島自動車でした。

数年ぶりに様子を見に行くと、きれいさっぱり無くなっていました。

連載企画の第25回目をお送りします。

 

今回は奈良県で見つけた保存車です。

まほろばミュージアム

 

奈良トヨタの中古車販売店(U-carマックス奈良八条店)に併設されている自動車博物館です。

 

中に入ると、バーハンドルミゼットがお出迎えしていました。

 

80スープラとセリカ

 

トヨペットコロナ

 

トヨタ・スタウト

 

トヨペットクラウン

 

トヨタMR2

 

スーパーチャージャー車ですがオートマチックという珍しい仕様でした。

 

驚くべきことに館の展示車は大半が車検を取得し走行可能なコンディションにありました。

 

相当な労力をかけていることがうかがえました。

最近ニュースでも名前を聞く機会の多い、自民党の高井早苗議員の元愛車である80スープラも展示されていました。

 

実際にご本人が近年まで乗られており、こちらの博物館に譲渡されたとのことです。

 

「まほろばミュージアム」

住所:〒630-8145 奈良県奈良市八条5丁目431‐1

 

会館時間:10:00~17:00

 

休館日:月曜、年末年始、GW、夏季休暇

 

入館料:無料(※任意ですが協力金200円にご協力ください)

 

スズキ・アルト

 

愛知県にて。

 

年明け早々、地元を捜索していたら見つけた草ヒロです。

 

2代目アルトのJUNAというグレードの廃車体でした。

 

発見したのは夕刻が迫った時間帯で、雪が再び降り始め周囲はすっかり静まり返っていました。

 

この写真では分かりませんが、オートマチック仕様でした。

 

おそらくご婦人のお買い物カーとして全うしたものを倉庫に再雇用したのだと思います。

 

現在は撤去され現存しません。

三菱・ミニキャブ

 

岐阜県にて。

 

岐阜県から福井県を目指してる最中に発見した草ヒロです。

 

真っ黒に塗ってありましたが360㏄時代の初代ミニキャブの後期型でした。

 

畑の倉庫になっていたのですが、現在では撤去されて畑も資材置き場になっています。