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廃バス美貌録

廃バスたちの勇姿

三菱ふそう・MP725S

 

岐阜県にて。

 

とある工場の門前に置かれていた廃バスです。

 

どうやら看板替わりになっているようでした。

 

工場ではバス関係の部品を製造しているということで、廃バスを看板にしようということになったのでしょう。

車体には大きくイラストが描かれ、「BUS‐KAWARU‐SYSTEM」の文字が見て取れます。

 

後面にもイラストが入り、老人が何事が話しています。

 

廃バスとしてはまだまだ新しい年式の車両なのですが、現在は撤去されています。

トヨペット・コロナピックアップ

 

岐阜県にて。

 

とあるアパートの駐車場に存在した草ヒロです。

 

管理人の方によると以前入居していた人が放置していってしまったという悲劇の廃車体でした。

傍らにはバイクも放置されています。

 

ホンダモトラという原付で、こちらも珍しいです。

 

おそらく修理ができなくなったとか、お金の問題で放置したのでしょう。

 

養えないのなら、こういったクラシックカーには手を出してほしくはないものです。

その後どうにかして撤去できたようで、現在は存在していません。

日野・BT51

 

大阪府にて。

 

とある駅前で集会所になっていた廃バスです。

 

大阪府は大都市ながら、割と最近まであちこちで廃バスを利用した施設が散見されていました。

 

このバスは分かりにくいですが、前後同一プレスのボディをまとっておりました。

 

元の事業者は大阪市交通局とのことで、センターアンダエンジンの前後ドア車。

 

こちらのバスも現在は撤去されてしまったということです。

連載企画の第24回目をお送りします。

 

今回はラーメン店にある保存車です。

 

ダイハツ・ミゼットスバル・360

 

長野県箕輪村にて。

 

長野県の伊那谷で営業しているラーメン店に置かれている廃車体です。

 

お店のマスコットとして置かれているようでした。

 

店内も昭和レトロがテーマのようで、往年の電化製品やおもちゃ、自動車カタログ等が展示されています。

 

ラーメンも絶品で、訪問時も行列ができていました。

屋根下にあるので保存状態はよさそうです。

 

ただ、タイヤの空気が抜けてしまっており少しばかり草ヒロっぽくもなっています。

「麺づくり蒼空」データ

 

住所:〒399-4511 長野県上伊那郡南箕輪村田畑5553−3

 

定休日:毎週火曜日

 

営業時間:11時30分~14時30分・18時00分~21時00分

 

日野・BD13

 

九州地方にて。

 

旅行中に偶然発見した廃バスでした。

 

見るからに非常に古そうな車両で、1957年式でした。

 

日野のセンターアンダーフロアエンジン車で、元事業者は西日本鉄道でした。

無住の家屋の隅に置かれていたので、離れのようにして使われていたと思われます。

 

後ろより。

 

非常ドア部分はサッシドアに挿げ替えられています。

 

屋根もかけられ、雨の日も出入りしやすいようになっています。

 

素晴らしい廃バスでしたが、現在は撤去されてソーラーパネルが設置されたということです。

三菱・ミニキャブ

 

岐阜県にて。

 

山奥に一軒だけあった住宅の敷地に置かれていた草ヒロです。

 

どうやらL013~L015系の4WD車のようです。

 

他にも数台の草ヒロがありました。

 

現在はすべて消滅してしまったようです。

 

トヨタ・コースター

 

岐阜県にて。

 

とある川の堤防沿いをツーリングしていたら発見しました。

 

倉庫になっていたようでしたが、発見時はその役目もすでに終えている様子でした。

 

最近の廃車体事情ではよくあることで、発見から1か月もしないうちに撤去されてしまいました。

三菱ふそう・B806N

 

愛知県にて。

 

大動脈のような国道沿いに存在していた廃バスです。

 

豊橋鉄道の車両でした。

 

横から。

 

倉庫として活用されていたようで、車体側面は搬出入を容易にするために切開されていました。

 

また、前扉後部に「貸切」の文字が見えます。

 

ここからは見えないですが、車番は915でした。

 

数年前には撤去されていました。

連載企画の第23回をお送りします。

 

今回は岐阜県にある保存車の展示施設です。

旧車

 

岐阜県土岐市にて。

 

自動車整備工場の社長さんが設立した自動車博物館です。

 

古今東西新旧問わず、自動車が展示されています。

館の入り口にはいすゞ・ベレルとメルセデスベンツ170Vが鎮座します。

 

この2台は屋外にあるので、閉館時でも見るだけはできます。

館内に展示されるパンサーリマ。

 

走っている姿をなかなか見かけません。

 

一度は乗ってみたい自動車のひとつです。

館内の展示車両たち。

 

展示車は毎年少しずつ変わっているので、何度来ても飽きません。

 

「駄知旧車館」データ

 

住所:〒509-5401 岐阜県土岐市駄知町1410

 

会館日:不定期(公式サイト等を参照のこと)

 

入館料:無料

 

公式HP:駄知旧車館【月1程度開館・入場無料】 (kyushakan.com)

 

 

ホンダ・TNアクティ

 

三重県にて。

 

お膝元という立地もあって、三重県はホンダ車の草ヒロを頻繁に見かけます。

 

このアクティもそんな1台でした。

 

どこかの工務店で使われていたようで、かつてははしごや資材を運んで様々な「現場」を走り回っていたのでしょう。

リヤゲートは脱落寸前でした。

 

風通しがよくなりすぎたことが災いしたのか、いつの間にか姿を消していました。