高校数学の達人・河見賢司の日記 -8ページ目

数学を決める論証力

数学を決める論証力―大学への数学/福田 邦彦
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数学って、「なぜそうなるの?」と思うようなこと多くありませんか?学校の先生に質問をしても「そんなこといいから、解法を覚えてしまえばいいよ」なんて言われますよね。


実は学校の先生も理解できていないのでは?なんて思ってしまいます。


上記の本ですが、おすすめですよ。これまでなんとなく解いていたことをしっかりと理解することができます。

といっても難易度が高い本なので、数学に自信のある人に読んで欲しい内容です。

3次関数のグラフについて

3次関数のグラフですが、何が何でも微分をしてグラフをかいている人がいますが、面積を求めるときなど、大雑把なグラフの概形さえ分かればいいことが多いので、微分をする必要がないときも多いですよ。

高校数学の勉強法

去年のセンター試験で8点だった人が、駿台模試で偏差値67を超えました

こんにちは、河見賢司です。


とある、浪人生の話です。彼は、現役のときのセンター試験数学2Bの得点は8点でした。


その彼ですが、浪人をして一生懸命勉強をして先日返却された9月の駿台模試では偏差値67を超えました。


彼は、浪人ということもあり週に2回授業をしているのですが、やったこととしては青チャートのみ、今は青チャートが終わったので黒本や青本と呼ばれるセンター対策の実践問題集をやっています。


青チャートの基本例題と重要例題(難しい問題を除く)をやっただけでこれだけできるようになりました。


数学2Bは難しいという人が多いです。確かに計算量は多いですが、素直な問題を多くやればやるほど自然とできるようになってきます。

数学2Bは覚えさえすればできるようになります。これはセンター試験だけに限ったことじゃなく、私立大学の一般受験や国公立大学の2次試験なんかにもあてはまることです。


数学2Bは得点源にしやすい科目ですよ。がんばってください。



高校数学の勉強法

受験勉強、そんなに追い詰めないでも・・・

こんにちは、河見賢司です。


僕は、インターネットを使って高校生や社会人の方に数学を教えています。
高校数学の勉強法


最近よく「勉強がとっても嫌です」「焦るばかりでどうしていいのか分かりません」「すっかり気分がめいっています」なんてメールをいただくことが多いです。



勉強ってそんなに自分自身を追い込むものじゃないように感じます。なんだかそういう声を聞いていたら本当に大変だなと思います。


それほど、思いつめずもっと自由な気持ちでやった方がいいと思いますよ。



それでは、がんばってください。

x^2+y^2=1のとき、x+yの最大値、最小値を求めよという問題を3通りの手法で解説しました

x^2+y^2=1のとき、x+yの最大値、最小値を求めよという問題を3通りの手法で解説しました。


まず、最初は数学Iの解き方です。x+yの最大値、最小値を求めよという問題ですが、x+yは2変数関数です。2変数関数の最大値、最小値問題はなんとかして1変数関数にしてから解いていくことが目標ですが、この問題では1変数関数にすることはできません。

そこで、以下のように解いていきます。






次に、数学IIの図形と方程式を使った解法です。これが一番有名かもしれません。x+y=kとおいてx^2+y^2=1という円が接するときを求めていきます。




最後に、数学IIの三角関数を使った解き方です。円の媒介変数表示を使って解きます。時間から言えば、この解法が一番短時間で解くことができます。