私は、最近知った言葉でまだまだ広まっていないようですが
アメリカではかなり一般的な言葉のようです。
・『アンチエイジング』:老化に抗って食い止める事。
・『リバースエイジング』:若返りの事。
リバースエイジングとは、『幹細胞』を使用して何らかの形で体内の成体細胞を置き換え
疾患や老化を体内で進行させないようにすることとされる。
使用者の老化を遅延または逆行させる治療に、幹細胞由来のホルモンを使います。
☆『幹細胞』とは…
①自己複製能
②多分化能→様々な細胞に分化する能力
を持つ特殊な細胞である。
この2つの能力により、発生や組織の再生などを担う細胞であると考えられている。
幹細胞には、その由来や能力などから、幾つかの分類がされており、
主に胚性幹細胞(ES細胞)、成体幹細胞、iPS細胞などが挙げられる。
☆ウィキペディアより→「【リバースエイジングは幹細胞を使う事が条件】とありますが
しかし、そういった製品の使用は、効果的および安全であることが実証されていません。」
という状態です。
今のところ、一番リバースエイジングを唱えているのは化粧品業界で
一部、サプリメントやスポーツジムが商品化しているようです。
さて、私が30年以上勉強している『構造医学』では
「生き物は、酸素&エネルギーを取り込み→生命活動を行い→代謝産物を捨てる」と説明します。
これを『代謝』と言います。
※構造医学:物理学者・医学博士の吉田勧持先生が、物理学をベースに身体や疾患を解き明かす学問。
現代医学では、溜まった結果<腹囲・血圧・血糖値・血中脂質>等の数値が異常になると
『メタボリックシンドローム/内臓脂肪症候群』になります。
しかし構造医学では、「いやいや、捨てられなくなった状態がすでに疾患であり
捨てられなくなってから溜まるんだよ。
だから、まだ数値が上がらなくても疾患なんだ。」と説きます。
だから、「先ず、エネルギーを捨てる→捨てる仕組みが目覚める→もっと捨てる→健康になる」
構造医学では、『生きる事は捨てる事』と説きます。(『生きる事は抵抗する事』でもあります)
☆【RUNの疑問にズバッと回答!】(22)太っているけど走って大丈夫?より
<①肥満=脂肪細胞の膨張→②脂肪細胞が老化する→③サイトカイン・ストーム(大量発生)→正常細胞を攻撃→身体中で④慢性炎症を作る→⑤活性酸素が大量発生→生活習慣病>
乱暴に言うとこういう図式。
①肥満:脂肪細胞の膨張→食べ過ぎ・運動不足で中性脂肪と血糖が増加し
糖は脂肪に変換されて、脂肪細胞に蓄積される。→細胞が老化する。
②細胞が老化すると→炎症を促進させるサイトカインを大量に分泌する→健全な細胞を傷つける→細胞破壊
☆老化は、周りの細胞に伝播する。
③サイトカインとは:白血球の一種であるマクロファージ。炎症を促進させる→炎症の拡がり→疾患
☆サイトカイン・ストーム:免疫システムの暴走→大量のサイトカインが放出され健全な細胞を傷つける→炎症拡大する。
④慢性炎症:病原菌等を排除できなかったり、病原菌が無いのに炎症が発生して終わらない状態。
⑤活性酸素:【RUNの疑問にズバッと回答!】(11)活性酸素が怖いをご覧ください。
こんな流れになります。
という事は、肥満である限りリバースエイジングは効果なし、と思われます。
若返るためには、<歩く→ジョグ→ランニング>と、
『汗をかいて運動する事』から、次第に運動強度を高めて行く必要があると思います。
幹細胞からのホルモンを使わなくても、ランニングを入れたライフスタイルの変更で
『リバースエイジング/若返り』はできるんじゃないか、と考えます。
そんなライフスタイルを、これからご紹介して行きますね。
あ、そうそうそれから…
【ブログお休みします。】:7/17・18(土・日)の二日間。
セミナー出席のためブログをお休みします。
【腰痛・膝痛 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】