3歳のグレーな娘・律と、0歳の息子・樹を育てています。
【律(りつ)】
1歳半健診で引っかかってから親子で迷走中。
保育園の加配有り、半年に1回の発達相談有り、受給者証や療育は無しの、グレーオブグレーな娘です。
【樹(いつき)】
2023年10月誕生。今の所は定型発達?
詳しくはこちらをお読みください。
ついに樹の卵の負荷試験に行きました!
⭐️負荷試験とは?
食物アレルギーが疑われている食品を摂取してアレルギー症状が出現するかどうかを確認する検査です。病院やクリニックで行われ、アレルギー症状が出現してもすぐに対応できるように薬などを準備して、医療者の前で摂取します。
(↑GoogleのAIより。)
樹は卵を食べた事はありませんが、ミルクアレルギー疑惑で受診した際、プリックテスト(皮膚試験)で卵の陽性反応が出たので、負荷試験をする事になりました。↓
もっと早く行きたかったのですが、樹の体調が中々安定せず
この日に行こうと思ったら咳が出たり肌の調子が良くなかったり、生後7ヶ月ギリギリでの開始になってしまいました
もう「家で進めても良いかなー」という気持ちも大きかったのですが、頑張りました。
当日は、早朝から卵をゆでる事20分。
ゆであがったらすぐにお湯から出して冷水で冷やして、殻をむいて包丁で半分こ。
スプーンで真ん中の黄身だけ取り出してタッパーに移したら、とりあえず冷蔵庫に入れて負荷試験の食材準備は完了。
その後は、早起きな樹の相手をしつつ、律を起こして保育園準備。
樹を抱っこし律の手を引いて登園したら、今度はすぐに通院の準備。
負荷試験の当日予約をネットで取り、持ち物を揃えます。
タッパーに入った黄身とスプーン、お茶セット(まだストロー飲みできないのでコップと水筒)と手口ふき、おむつ替えセットと、待機時間用の絵本とオモチャを準備。重い。
その後は樹のオムツを替えてミルクをあげたら、おんぶして自転車に乗って病院へ。
ここまで休憩無し。
もう既に疲れてる…
受付を済ませたら、一般診察の人から離れるための隔離部屋へ。
「○○樹さん」と息子の本名を書いた紙が貼られていてテンションが上がる
…が、部屋に入って絶望。
この狭いベンチしか無い部屋で長時間過ごせと…!?
モゾモゾする樹をベンチの上に置いてずり這いさせますが、落ちそうで見ていられません
仕方がないので膝に乗せて荷物を準備しながら待つ事10分。
やっと診察の順番が回って来ました。
黄味の入ったタッパーと樹を抱えて診察室へ。
が、診察室に入った先生の第一声にまたもや絶望。
先生「プリックテストからですねー。」
あれ?まだ卵は食べないんですか??
先生「前回のプリックテストは卵白も混じった卵の溶液なので。
今回は持参していただいた黄身を使ってプリックテストをします。
その結果を見て、今日の摂取量を決めますね。」
えーー。
いきなり食べられるんじゃないのかーーー。
という訳で先生がタッパーを開けて卵を少量取り出し、樹の腕に乗せて針で押し付けてプリックテスト開始。
先生「15分後、また呼びますね。」
あの狭い部屋で15分…。
「嫌です。」と言いたいのを我慢してタッパーと樹を抱えて部屋に戻りました。
今度は樹を膝に乗せて持参した絵本を読み聞かせ。
樹の最近のお気に入りは、赤ちゃんが喋る本でお馴染みの「あかちゃんご おしゃべりえほん」
赤ちゃん向けの絵本にしては半端なくページ数が多いので、待ち時間にピッタリです
…が、樹が気に入ってるのは本の内容ではなく。
丁度良い分厚さから来る、本の角の噛み心地です
樹が本を噛むのを眺めたり、持って来たガラガラを噛むのを眺めたり、私の服を噛むのを眺めたりしながら15分。
今度は先生が直接部屋にやって来て視診。
黄身の反応は出なかったので、0.5gから始める事になりました。
黄身の計量は受付の方がやってくれました。
ほんのちょっとかなと思ったら意外と多く、プリックテストの分も含めて、持参した黄身がほぼ消えました。
ギリギリ足りて良かった…
卵をもらったら隔離部屋であげて、あげ終わったら受付の方に声をかけて時間を測ってもらう流れでした。
初めての黄身、こんなに食べるかな?と心配でしたが、お腹がすいていた様で全部食べてくれました。
そして気付きました。
やばい、ミルク持ってきてない…。
↑後で苦労するはめに
食べ終わったら受付の方に報告して30分部屋で待ちます。
即時型の反応は特に無さそうで一安心。
ほうの赤みも出ず良い感じです。
樹にまた絵本を噛ませたり、ベンチの上で立たせて捕まりま立ちの練習をしたりする事10分。
樹が急に指を吸い出してグズグズ。
お腹が減ったようです。
今日は朝寝もしていないので眠気も強いはず。
ミルクでお腹がいっぱいになったらすぐ寝てくれるはずですが、肝心のミルクがありません。
仕方なく、縦抱っこでユラユラ揺れながら寝かしつけ。
グズグズがワーワーになってしまいましたが、そのうち泣き疲れて寝てくれました。
疲労困憊な私。
ぐっすり眠っている事を確認して、やっとベンチで休もうとそっと腰をおろしたら…
遠くでピーピー鳴ってます。30分経ったようです。
そして診察にやって来る先生。
先生「何か変わった事はありましたか?聴診器を当てるのでお腹と背中を見せてください。」
当然起きる樹。
無慈悲
結局樹が寝たのは5分程で、おんぶした後もグズグズ言ってました。
受付が終わり次第急いで帰ってミルクをあげました。
2〜3時間経ってから突然嘔吐する事もあるらしく、このしばらくはドキドキでしたが、特に変わった反応はありませんでした。
もうグッタリする程疲れましたが、負荷試験自体は大成功でした。
次回の通院は2週間後です。
この2週間は0.5gの黄身を家でもあげ続け(3日に1回)、次回の来院で1gに挑戦する事になりました。
体力的にも精神的にもハードな負荷試験ですが、卵アレルギーを防ぐために頑張りたいと思います。
どこかで言う機会があった時のために、病院への要望をメモ。
○マットか畳の床で過ごせる隔離部屋を作って欲しい。
○散歩はありにしてほしい。
○できればオモチャも貸して欲しい。
○食事用の机が欲しい。
○隔離部屋にも時計を置いて欲しい。