ミルクアレルギーでは無かったけれど | うちの子、グレー。~様子見娘と、赤ちゃんと。~

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4歳のグレーな娘・律(りつ)と0歳の今の所は定型?な息子・樹(いつき)を育ててます。母は支援学校再就職からの育休中です。



3歳のグレーな娘・律と、0歳の息子・樹を育てています。

【律(りつ)】
1歳半健診で引っかかってから親子で迷走中。
保育園の加配有り、半年に1回の発達相談有り、受給者証や療育は無しの、グレーオブグレーな娘です。

【樹(いつき)】
2023年10月誕生。今の所は定型発達?


詳しくはこちらをお読みください。




前回の続きです。



ミルク後に蕁麻疹が出る様になってから3日経った頃、不思議な事が起こりました。


それは、樹にミルクをあげようと膝に乗せて準備していた時の事です。


お腹が空いてイライラしていた樹。

ワーッと叫ぶと、お顔にみるみる出てくる蕁麻疹。


ミルクをあげてないのに、蕁麻疹が出た驚き


大丈夫かな?と思いつつミルクをあげると、蕁麻疹の出たお顔のままゴクゴク飲む樹。


そして私は思いました。


やっぱり先生が言っていた通り、ミルクアレルギーではないのかもしれない。

空腹とかイライラとか?何か他の要因があるのかもしれない。


そんな風に思いながら接していると、次の日から徐々に、蕁麻疹が出る頻度と程度が下がっていきました。


そして、次の病院を受診する前の日にはすっかり蕁麻疹が出なくなっていました。

ミルクを飲む量もすっかり元通りに。


無事に解決ー!

と行きたい所ですが、せっかく予約したのでアレルギー外来は受診する事に。



樹をおんぶして自転車をこぐこと15分。

大きな小児科ですが、入ってみると人はガラガラ。

それもそのはず、ある曜日のある時間帯だけアレルギー専門外来を開いているので、一般診察の患者さんはいません。


他の病気がうつる心配をしなくて良いので大変ありがたいですねにっこり



あっという間に順番が回って来て、診察室へ。

さすがアレルギー専門の先生。

説明も検査もサクサク進みます。

流れはこんな感じです。↓


○必ず蕁麻疹が出る訳ではなく、もう症状も落ち着いているのでミルクアレルギーでは無いと思う。

○飲む前から蕁麻疹が出るのはおかしい。重大なアレルギーであれば空気中の成分から反応が出る事もありえるが、200ミリ飲める子が飲む前からアレルギー反応を起こす事はありえない。

○蕁麻疹は原因不明が大半。一時的に体調が悪かったのかもしれない。

○ただ、乳児湿疹を治療中という事もあり、アレルギーを起こしやすい体質ではあると思う。

念のため皮膚テストでアレルギーの検査を行う。その場で検査できて15分後には結果が分かる。

○陽性が出ても必ずアレルギー反応が出るという訳ではないが、与える際は注意が必要。

○牛乳と、あと2種類検査できるが何が良いか?


先生との会話の中で、牛乳、小麦、卵の3種類の検査をする事になりました。

卵は生卵の検査なので比較的反応が出やすいと言われました。


結果は…


牛乳アレルギーは無し!

ミルクアレルギーの疑いはほぼ完全に晴れましたニコニコ


小麦も無しでしたー!


そして、


卵でガッツリ陽性反応が出ましたアセアセ


娘も旦那(幼少期)も卵アレルギーなので何となく予想はしていましたが…。


まぁ生卵は出やすいと言ってたしなぁ。

家で慎重に進めて行くか…なんて思っていたら、先生から驚きの提案が。


「卵で陽性が出ているので、病院で負荷試験を行いながら慎重に進めていきましょう。

家でゆで卵を作って持って来てもらいたいのですが、作った事はありますか?」


病院で進めていく前提で話されてるーー驚き


私「家であげるのはやめた方が良いですか?」


先生「まだ卵を食べた事は無いんですよね?

今の時点で強めの陽性反応が出ているので、万が一の事を考えると家庭で進めるのは危険だと思います。

平日の○曜日以外は病院で負荷試験ができるので、ご都合の良い日に来ていただければと思います。」


その後、先生は病院での負荷試験の進め方を説明してくださりました。


手順はこんな感じです。


1.当日の朝8時にwebで一般診察の当日予約の順番を取る。(予約は小児科と同じ枠らしい。)


2.鍋で卵を20分以上ゆでて固ゆで卵を作る。

 卵はゆで上がったらすぐに殻をむき、黄身と白身を分け、黄身のみ取り出して容器に入れて病院に持参する。


3.順番の5番前に着くように病院に行く。


4.病院で卵をあげて30分から40分程待機し、反応を確認する。

反応次第で今後の卵の進め方を調整する。


5.↑問題なくなるまで1から4を繰り返す。




一言で言って…


面倒すぎる…驚き


しかもですよ!

この手順の間に


娘の保育園の送りが入って来るという拷問。


「分かりました…。」と答える私の目は死んでいたと思います。


が、力を振り絞って一つだけ質問しました。


私「これっていつから始めるのが良いんでしょうか?」


先生「早ければ早いほど良いです。

アレルギーを防ぐのに有効と実証された実験の対象の赤ちゃんは生後4ヶ月です。

もう6ヶ月ですよね。

遅いくらいです。」


シビアーーー!

事実なのでしょうがオーバーキルですよ先生。



ボロボロになりながら帰宅した私。


せめて夏休みから始める事ができれば、旦那に午前休を取らせて押し付ける事もできると言うのに。


旦那に相談したら「できる範囲でやったら良いと思う。」という無難なアドバイスをもらいました。


頑張った方が良いのは確実なんですよね…。

アレルギーが無ければみんなと同じ給食やおやつが食べれるし、定期的に採血する必要もありません。


でも、確実にアレルギーが防げるか分からない中で、終わりの見えない負荷試験を続けるのは辛すぎる。


なんて考えていたら…


小児科がGW休暇に突入!

という事で、しばらく保留になりました。


私と樹は負荷試験にチャレンジするのか?

リスクを承知で家で進めるのか?


もう少し考えたいと思いますアセアセアセアセ






追記。


この記事を書いたのは5日程前ですが、昨日また蕁麻疹が出ました。

今度は口周りのみなので高確率で食物アレルギーだと思います。

卵はまだあげてません。

原因食材がはっきりしませんが、リンゴとじゃがいもが怪しいのでしばらく避けて様子をみようと思います。

本人は好き嫌いせずよく食べてくれますが、離乳食を進めるのが嫌になってきました無気力