サルヒツの酒飲みライフ♪【第247回】
十六代九郎右衛門 再醸仕込 2022BY39号
製造年月:2024年1月
生産者:㈱湯川酒造店
所在地:長野県木曽郡木祖村
タイプ:貴醸酒
使用米:長野県産米100%
精米歩合:70%
アルコール:13度
杜氏:湯川慎一氏
販売価格:1,770円(税別)
※特約店販売品
※味覚の表現は飽くまで個人的なものです
ひつぞうです。今回は信州南端の酒蔵、湯川酒造店の十六代九郎右衛門の再醸仕込。聞き慣れない人でも貴醸酒といえば判りますね。三段仕込みの最後(留仕込)に水ではなくて酒を使う甘口の酒。アルコール13%でバナナ系の香りの旨味たっぷりな低アルシリーズを今回は貴醸酒にしてしまいました。以下、テイスティングメモです。(2月3日賞味)
★ ★ ★
湯川酒造店については一年前に頂戴した十三度台で記しているので割愛。
とにかく、九郎右衛門は旨い。やや値段は張るが見つけたら“買い”だ。
ラベルがポップだよね。
「カワイイかんじ」
でもお味は玄人好みかもよ。
前回の使用米は山恵錦だったが、今回はシークレット。そして精米歩合は65%から70%。複雑かつ旨味濃厚って感じだろうか?13シリーズの中では一番甘いとか。なのでこの時点では(甘いものが大の苦手な)おサルにはシークレット。
想像どおりの黄色っぽさ。
飲んでみて。
「ズッシリ重いにゃあ!」 コリは!
完熟バナナと蜂蜜。そしてナッツの香ばしいフレーバー。もちろん再醸仕込みなのでガス感はない。長く濃密な余韻は食事を選びそう。
「だいじょうぶ」 酒と肴は任せとけ
鰯明太子
これは鉄板かもね。でも酒も負けてはいない。
「こういうものもある」 日々考えてるのよ
パテ・ド・カンパーニュ
菜花の辛子マヨ和え
スナップエンドウとベビーリーフのサラダ
クリアな風味で新鮮な三元豚(佐助豚)で作る久慈ファームの大人気パテ・ド・カンパーニュ。サラダはオリーブオイルとメイプルシロップを合わせたドレッシングで。
本当はワインが良かった?
「さすがに三日連続で酒とは思わなかった」
なかなか飽きない日本酒の世界。愉しみは尽きない。
(おわり)
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