「どこ美味しい?」は父から私へのメッセージ | ダブルケア・介護と子育てにがんばるあなたが気楽になれる場所

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15年の介護と子育てのダブルケアを経験した介護コンサルタント野嶋成美がダブルケアを楽にするヒント、孤独になりがちな毎日から解放されるヒントを、肩の力が抜ける遊び心を交え提案します。

 

こんにちは。

北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア支援研究者の野嶋成美です。

 

 


今朝はお天気が良かったので、散歩がてらモーニングを食べに行きました。

最近、札幌では朝早くからやっているカフェが多いんです。

モーニングはお手軽なメニューで、それが嬉しかったりしています。

 

 

 

 

今日のモーニングはホットドックと紅茶のセットで。

窓側に座り、モグモグと美味しいな~と思いながら食べていました。

するとふと思い出したんです、父の言葉を。

「どこ美味しい?」

 

 

父は私が幼い頃、美味しいと言って食べる私に向かって聞いたんです。

「どこ美味しい?」と。

幼心に「わかるわけないじゃん」と思いながら「ほっぺ」とか答えてました。

ちょっと困った顔して答える私をみて、父は嬉しそうに笑っていました。

 

 

「どこ美味しい?」

 

 

幼い頃はわかるわけないと思っていたけど、今は答えられそうです。

この焼き立てパンのサックッとした歯触りが好きだから「歯」とか。

紅茶の香りが優しいから「鼻」とか。

父はそんな私をつまらないと思っちゃうかもしれませんね。

 

 

 

 

なぜこんな昔のことを思い出したのかしら?

そういえばもうすぐ父の命日です。

近くにいるのかもしれませんね。

 

 

もしかして・・・

「どこ美味しい?」って私にとって大事なことかもしれません。

美味しいと思ったのがどこなのか流さずに確認していく。

ひとつひとつの動作に伴う感情を確認する。

 

 

そんなに深いことを父は考えていなかったと思います。

でもせっかくだから父から私へのメッセージとして、受け取ることにします。

「美味しい気持ちを大切に」と変換して。

 

 

美味しいもの食べたら「どこ美味しい?」

あなたも試しに聞いて、自分と会話してみてはいかがでしょう。

より一層美味しくなるかもしれませんよ。

 

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