こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア支援研究者の野嶋成美です。
今朝はお天気が良かったので、散歩がてらモーニングを食べに行きました。
最近、札幌では朝早くからやっているカフェが多いんです。
モーニングはお手軽なメニューで、それが嬉しかったりしています。
今日のモーニングはホットドックと紅茶のセットで。
窓側に座り、モグモグと美味しいな~と思いながら食べていました。
するとふと思い出したんです、父の言葉を。
「どこ美味しい?」
父は私が幼い頃、美味しいと言って食べる私に向かって聞いたんです。
「どこ美味しい?」と。
幼心に「わかるわけないじゃん」と思いながら「ほっぺ」とか答えてました。
ちょっと困った顔して答える私をみて、父は嬉しそうに笑っていました。
「どこ美味しい?」
幼い頃はわかるわけないと思っていたけど、今は答えられそうです。
この焼き立てパンのサックッとした歯触りが好きだから「歯」とか。
紅茶の香りが優しいから「鼻」とか。
父はそんな私をつまらないと思っちゃうかもしれませんね。
なぜこんな昔のことを思い出したのかしら?
そういえばもうすぐ父の命日です。
近くにいるのかもしれませんね。
もしかして・・・
「どこ美味しい?」って私にとって大事なことかもしれません。
美味しいと思ったのがどこなのか流さずに確認していく。
ひとつひとつの動作に伴う感情を確認する。
そんなに深いことを父は考えていなかったと思います。
でもせっかくだから父から私へのメッセージとして、受け取ることにします。
「美味しい気持ちを大切に」と変換して。
美味しいもの食べたら「どこ美味しい?」
あなたも試しに聞いて、自分と会話してみてはいかがでしょう。
より一層美味しくなるかもしれませんよ。
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・