参考資料1131 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

使徒行伝 その21
「1.さて、異邦人たちも神の言(ことば)を受けいれたということが、使徒たちやユダヤにいる兄弟たちに聞えてきた。
2.そこでペテロがエルサレムに上ったとき、割礼を重んじる者たちが彼をとがめて言った、
3.「あなたは、割礼のない人たちのところに行って、食事を共にしたということだが」。
4.そこでペテロは口を開いて、順序正しく説明して言った、
5.「わたしがヨッパの町で祈っていると、夢心地になって幻を見た。大きな布のような入れ物が、四すみをつるされて、天から降りてきて、わたしのところにとどいた。
6.注意して見つめていると、地上の四つ足、野の獣、這(は)うもの、空の鳥などが、はいっていた。
7.それから声がして、『ペテロよ、立って、それらをほふって食べなさい』と、わたしに言うのが聞えた。
8.わたしは言った、『主よ、それはできません。わたしは今までに、清くないものや汚れたものを口に入れたことが一度もございません』。
9.すると、二度目に天から声がかかってきた、『神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならない』。
10.こんなことが三度もあってから、全部のものがまた天に引き上げられてしまった。
11.ちょうどその時、カイザリヤからつかわされてきた三人の人が、わたしたちの泊まっていた家に着いた。
12.御霊(みたま)がわたしに、ためらわずに彼らと共に行けと言ったので、ここにいる六人の兄弟たちも、わたしと一緒に出かけて行き、一同がその人の家にはいった。
13.すると彼はわたしたちに、御使(みつかい)が彼の家に現れて、『ヨッパに人をやって、ペテロと呼ばれるシモンを招きなさい。
14.この人は、あなたとあなたの全家族とが救われる言葉を語って下さるであろう』と告げた次第を、話してくれた。
15.そこでわたしが語り出したところ、聖霊が、ちょうど最初わたしたちの上にくだったと同じように、彼らの上にくだった。
16.その時わたしは、主が『ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは聖霊によってバプテスマを受けるであろう』と仰せになった言葉を思い出した。
17.このように、わたしたちが主イエス・キリストを信じた時に下さったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったとすれば、わたしのような者が、どうして神を妨げることができようか」。
18.人々はこれを聞いて黙ってしまった。それから神をさんびして、「それでは神は、異邦人にも命にいたる悔改めをお与えになったのだ」と言った。」
「使徒行伝」第11章1節~18節

感想
>2.そこでペテロがエルサレムに上ったとき、割礼を重んじる者たちが彼をとがめて言った、
3.「あなたは、割礼のない人たちのところに行って、食事を共にしたということだが」。
4.そこでペテロは口を開いて、順序正しく説明して言った、

イエスだったらこう言っただろう。「わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」。

「10.それから、イエスが家で食事の席についておられた時のことである。多くの取税人や罪人(つみびと)たちがきて、イエスや弟子(でし)たちと共にその席に着いていた。
11.パリサイ人(びと)たちはこれを見て、弟子たちに言った、「なぜ、あなたがたの先生は、取税人や罪人などと食事を共にするのか」。
12.イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。
13.『わたしが好むのは、あわれみであって、いけにえではない』とはどういう意味か、学んできなさい。わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」。」
「マタイによる福音書」第9章10節~13節

因みに、続きに「14.そのとき、ヨハネの弟子たちがイエスのところにきて言った、「わたしたちとパリサイ人たちとが断食をしているのに、あなたの弟子たちは、なぜ断食をしないのですか」。」とあり、洗礼者ヨハネの弟子たちも従来のユダヤ教徒のように厳しい戒律を守っている事が分かる。
そこで次の文章の意味もよく分かる。

「16.今の時代を何に比べようか。それは子供たちが広場にすわって、ほかの子供たちに呼びかけ、
17. 『わたしたちが笛を吹いたのに、
あなたたちは踊ってくれなかった。
弔いの歌を歌ったのに、
胸を打ってくれなかった』
と言うのに似ている。
18.なぜなら、ヨハネがきて、食べることも、飲むこともしないと、あれは悪霊につかれているのだ、と言い、
19.また人の子がきて、食べたり飲んだりしていると、見よ、あれは食をむさぼる者、大酒を飲む者、また取税人、罪人(つみびと)の仲間だ、と言う。しかし、知恵の正しいことは、その働きが証明する」。」
「マタイによる福音書」第11章16節~19節

ヨハネが断食などをしても民衆はあれは悪霊に憑かれているのだと言って「胸を打ってくれなかった」。また、イエスが旧約聖書の戒律を変えて食べたり飲んだりしていると「あれは食をむさぼる者、大酒を飲む者、また取税人、罪人(つみびと)の仲間だ」と言っていたらしい。
イエスも大酒飲む事もあるんだね。確か、キリスト教は飲酒は禁忌事項ではないがイエスは勧めていなかったと思うが。

「9.それとも、正しくない者が神の国をつぐことはないのを、知らないのか。まちがってはいけない。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫(かんいん)をする者、男娼(だんしょう)となる者、男色をする者、盗む者、
10.貪欲(どんよく)な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者は、いずれも神の国をつぐことはないのである。」
「コリント人への第一の手紙」第6章9節~10節

勘違いでパウロの言葉だった。イエスはやはり大酒のみだったらしい。http://ichurch.me/gesewa/c_alcohol.html
補足:http://www.babelbible.net/mariko/opi.cgi?doc=drink&course=life

>5.「わたしがヨッパの町で祈っていると、夢心地になって幻を見た。大きな布のような入れ物が、四すみをつるされて、天から降りてきて、わたしのところにとどいた。
6.注意して見つめていると、地上の四つ足、野の獣、這(は)うもの、空の鳥などが、はいっていた。
7.それから声がして、『ペテロよ、立って、それらをほふって食べなさい』と、わたしに言うのが聞えた。
8.わたしは言った、『主よ、それはできません。わたしは今までに、清くないものや汚れたものを口に入れたことが一度もございません』。
9.すると、二度目に天から声がかかってきた、『神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならない』。
10.こんなことが三度もあってから、全部のものがまた天に引き上げられてしまった。

イエスと比べるとペテロは凡夫だね。でも奇跡がイエスに匹敵している所からイエスを信じ切る事と聖霊とか御霊とかが非常に大事なんだろうね。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12180774490.html

>16.その時わたしは、主が『ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは聖霊によってバプテスマを受けるであろう』と仰せになった言葉を思い出した。

昨日の記事でたまたま取り上げた部分と似ている。

「11.わたしは悔改めのために、水でおまえたちにバプテスマを授けている。しかし、わたしのあとから来る人はわたしよりも力のあるかたで、わたしはそのくつをぬがせてあげる値うちもない。このかたは、聖霊と火とによっておまえたちにバプテスマをお授けになるであろう。
12.また、箕(み)を手に持って、打ち場の麦をふるい分け、麦は倉に納め、からは消えない火で焼き捨てるであろう。」
「マタイによる福音書」第3章11節~12節

「終わりの時」にイエスの再臨に立ち会ってイエスへの信仰を示す者は、聖霊による洗礼を受けて奇跡を起こせるようになるのだろう。

「18.シモンは、使徒たちが手をおいたために、御霊(みたま)が人々に授けられたのを見て、金をさし出し、
19.「わたしが手をおけばだれにでも聖霊が授けられるように、その力をわたしにも下さい」と言った。」
「使徒行伝」第8章18節~19節

前回も思ったが、オウム真理教のシャクティーパットみたいだな。(火と水の洗礼という言葉もあるしね。)
http://www.occultic.net/news/24-shuukyou/42-asaharaturu.html

おまけ