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心の整理のお話です。
長文ですので、お時間のあるときに
読んでいただけたら幸いです。
お立ち寄りありがとうございます。
やましたひでこ公認
断捨離トレーナー
高橋ひとみです。
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先日、春の気持ちよさを感じたくて、朝の散歩へ。
川沿いの土手を歩きました。
芝生が養生中のため、立ち入り禁止の土手は
雑草に混じってホトケノザが咲いていました。
かわいい紫の花をつけています。
小さい頃はこの蜜をよく吸っていました。
0歳から10歳まで父の会社の社宅に住んでいました。
目の前はほぼ使われていないグラウンドで、
原っぱになっていました。
小さい頃、このグラウンドで
バッタやカミキリムシやトカゲや
トンボやカマキリを捕まえたり、
春はたくさんのシロツメクサをこれでもかと摘んで
花かんむりと腕輪をつくったり、
ヨモギを摘んだり、
ねじり花でひたすら、茎相撲をして
グラジオラスや山ぶどうで色水つくったり
芋をすりおろしてでんぷんをつくったり、
草刈りのカマの刃を研いだり、
それはあそびか？というようなことをしていたのを
急に、ホトケノザを見て久し振りに思い出しました。
自然と遊んだな～とほのぼのしながら
神社に立ち寄ると、足元に菫が咲いていました。
「あ、スミレだ。かわいい。」と
思った次の瞬間、すごい衝撃を受けました。
スミレをみるのはあのグラウンド以来です。
祖母か誰かに、
「スミレは都会じゃめったに見れないんだよ。」と教わりました。
スミレはわたしにとって
「かわいい貴重な花」になりましたが
社宅からちょっとだけ町に引っ越して以来、
スミレは見つけられませんでした。
それを残念に思っていて、
そのうち残念に思っていることも
スミレを探すことも忘れていました。
でも、ひさしぶりのスミレを見て
間髪いれずに
迷いもせずに「すみれだ！」と
断言した自分にびっくり。
「これはスミレだ！
スミレだと、わたしは覚えてる！
間違いない！」
そのときに色んな思いが蓋をあけてどーーーっと流れてきました。
グラウンドでひたすら野の花や虫と遊んでいた頃は
自然と自分の境目はありませんでした。
雑草も花もとても身近でいつもそばにいました。
小さな名もわからないような花を摘んだり
草をすりつぶして遊んでいました。
いつからスミレではなく、
バラのほうが良いと思うようになったのだろう？
いつから「ビンボウバナ」を
ダサイと思うようになったのだろう？
いつからホトケノザの蜜を吸うのは
恥ずかしいと思うようになったのだろう？
いつからシロツメクサではなく、
もっとキラキラしたモノのほうが上
等だと思うようになったのだろう？
いつから、祖父母たちはわたしを
そんなに可愛がっていないと
おもうようになったのだろう？
いつから、両親は不仲で、
うちはビンボウで、
恥ずかしいと思うようになったのだろう？
いつから、もっと手に入れないと。
もっと可愛がってもらわないと。
もっとお金がないと。
こんなんじゃダメだ！
もっと。もっと。
と思うようになったのだろう？
いつから？
そして、それは、誰の価値観なの？
社宅の原っぱで泥団子で遊んでいた幼い「わたし」は
なんの不足もなかった。
楽しかった。
スミレが見れて嬉しいと喜んでいたし、
ただ、周りの人たちが
顔になってほしいと願っていた。
自分が何かを「持っている」意識はなかった。
食欲はすごかったけど。
原っぱから出て、スミレが恋しくて
探しても見つからなくて、
そのうち忘れていたスミレ。
こんなところにあった。
もしからしたらずっと
、行く先々でスミレはあったのかもしれない。
ただわたしが他のモノに目を向けていたから
目に入らなかっただけなのかも。
かわいいスミレをまた、見られて嬉しい。
そうだ、これが「わたし」の感覚なんだ。
これでいい。
このわたしでいい。
ひさしぶりのスミレをみつけて号泣しました。
それからホトケノザの蜜もすってみました。
昔ほど甘さを感じなかったけど、
懐かしかったです。
（たぶん、ワンちゃんのおしっこかかってないところのはず）
人生大回りして、
ひとつの旅がおわりました。
これからは
小さな頃の「ひとみちゃん」と手を繋いで
断捨離登山しながら、
人生愉しんでいこうと思います。
長文、お読み下さってありがとうございます。
ご一緒に断捨離しませんか？
セブンカラーズオフ会第2弾
日時 2024年４月15日（月）12時半〜15時半（予定）
場所 神奈川県鎌倉市
（集合場所など詳細はお申し込み後にご連絡いたします）
内容 ビストロで頂く旬素材の
お寿司と黒毛和牛のランチと
鎌倉散策
料金 12,000円（参加費、食事代込み）
定員 14名（先着順）
満席御礼♪ご要望につき増席。
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ストーリーと自宅の写真も載っております。
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