0507、2024年5月現在これからアズールレーン(アズレン)を始める人のための無駄知識と教養 | ひたすら楽して日本国民2

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いい世来いよと人の云う
お前のことが好きだった

たぶん今年の9月に戦艦大和が実装されるだろうから、

アズレン始めるなら急いだほうがいいぞ、というシリーズ。

 

過去にも同じテーマの記事を2つ書いてアクセスが未だに絶えないので、

一応リンクは置いておく。

 

2023年12月時点、ゲームの基本情報を書いたもの。

 

2024年2月時点、どこで誰をゲットすればいいのか的な情報を書いたもの。

 

 

 

じゃあこの記事は何を紹介するのかっていうと、

すごく個人的なアズレンのよさを褒める。

 

 

もちろん自分以外にとっても有益な話をする。

 

 

なので

オタクとしての教養みたいな話

もする。

一応関連する過去記事を置いておく

 

 

 

 

 

 

 

1、運営が親切

 

アズレンの運営はヨースターがやってるわけだが、

このヨースターってのが、率直に申し上げてすごい。

 

同じヨースター運営のソシャゲでいうなら、

ブルーアーカイブ(ブルアカ)が特に顕著だったので紹介するけれど、

ブルアカってサービス開始直後に大炎上してるんだよね。

 

いにしえのゲーマーならご存じネクソン(ネ糞ンと呼ばれる)が開発だから、

わかってる人なら「うわあのクソゲーメーカーかよ・・・」ってなるやつ。

だから最初っから「ネ糞ンだから」って理由で手をつけない人もいたくらい。

 

あんのじょう(百鬼夜行)ブルアカもクソの塊で炎上した

 

・・・んだけど、半年サ終コースにはならなかった。

 

Q:半年サ終って何?

A:返金対応の都合で半年経過してると楽になるから最短でも半年はサービスを続ける。

 

その理由を誰もが「ヨースターが運営だから」と評価した。

 

それくらい、ヨースターには運営会社としての信頼と実績がある。

 

丁寧で迅速な対応、失敗原因の公表、対処終了までの予想時間の正確さ、

あるいは今後の展望および補償などをきちんと通知する誠実さ、

何よりそれがユーザー側から勝手に広まったという結果。

 

一部のクズどもが「ヨースター信者ガー!」と発狂しているが、

たかがソシャゲ運営に感謝したくなるようなことなんてあるわけがないというなら、

たかがそれだけのことをやったのがヨースターだ、ってことだよ。

 

客をナメた対応と雑な詫び石配布で済ませるならまだマシで、アプリストアに並んでないからサイレント修正し放題なクソゲーもあれば、詫び石も配らずバグ修正もせずユーザーの要望を放置してナァナァのまま1年前後でなんとなくサ終するソシャゲの数(げんじつ)を思えば、というものである。

 

かくしてブルアカは「ヨースターだから」半年サ終を回避し、

順調にファンと話題を獲得して、今一番アツいソシャゲのひとつにまでなっている。

その間にも長時間メンテをやらかして複数回炎上してるけどね。

 

僕もネ糞ンのクソさを知ってる人種だから、

これは100%ヨースターのおかげだと確信できてしまうほど。

先日出したネクソンの決算で「ブルアカのおかげ」って言ってたくらいだしな。

 

 

・・・で、僕個人の話をすると、

僕はそもそもアズレンをパソコンで、エミュレーターを使ってやっている。

 

アズレン公式は推奨動作環境にエミュを含めてはいないのだが、

エミュで遊んでくれても対応しますとはコッショリ言っている。

 

エミュで遊べるってことはパソコンの大画面で遊べるってことなので、

スマホじゃ画面が小さいと思ってる人でも大丈夫。

 

そして何よりも引き継ぎや何かしらの不良で再インストールをするにしても、

引き継ぎができなかったとしても、

サーバー名やユーザー名やスクリーンショットなどを伝えれば対応してくれる

 

何なら秘書が誰で指揮官レベルがいくつで第一艦隊の編成がこうなってる、

くらいの超アバウトな情報でも対処してくれたケースがある。

 

僕も不具合、引継ぎの失敗、マシントラブルが1回ずつ起きているけど、

サーバー名とユーザー名と秘書キャラ名と結婚の有無だけで対処してもらったことがある。

普通のソシャゲ運営だとまずやってくれない対応だからな・・・

 

だからアズレンのいいところは、

不具合が起きても事前に備えてさえいれば、およそ確実に対応してもらえること。

エミュで遊んでる僕ですら対応してくれたからね。

 

引き継ぎコードはこまめに発行してスクショで保存、

あるいはヨースターアカウントで連携、

ユーザー名やサーバー名、ユーザーIDなど、きちんとアナログorローカルに控えておこう。

 

あと、基本的にユーザー有利なバグは仕様にするし、

個別配布で対応ではなくいっそみんなに配ってしまえというヤケクソ配布も結構ある。

ロールバックが少ないのも個人的にはグッド。

 

そもそも今のメイン画面の表示システムも、

元々は表示バグだったものが仕様になった結果だからな。

 

 

気に入ったおっぱいや脚や顔だけ

拡大表示しておけるから安心(!)だぞ!

 

あと昨日の大陸版7周年生放送で、

表示がもうちょっと改善されるとかなんとかいってたから、

それに期待してもいいかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

2、横スクロールシューティングとしては

  そこそこ楽しい

 

これは複数作品のSTGやってる人じゃないとわからないだろうけど、

基本的にSTGってマニア向けのジャンルで、

ひたすら難しくなり続けた結果初心者が消えたことで名高い「オワコン」なのよね。

 

格ゲーや音ゲーも同じ流れで順調に廃れつつあるけれど。

 

だから東方Projectがオタク業界で大流行したときも、

あんなヌルゲー(※普通の人は初見じゃ絶対クリアできない難度)はSTGじゃないと、

廃人用STGメーカーで有名なCAVEの信者が、まあ盛大に暴れまわっていたのよ・・・

 

最終的には、

CAVEがゲンリプ作ることになって東方とCAVEシューが和解し、

CAVE信者が言ってた「難しさ至上主義」は幻想だったと確定したのだけれど。

 

そんな衰退ジャンルであるSTGを、

今更初心者向けに調節したくらいではウケるわけがない。

 

アズレンはそこんとこをバッサリ切って、

フルオートでもそこそこ遊べるようにした。

 

ショットはフルオートで実行され、

物理回避(キャラを操作して回避する)だけユーザーにやらせて、

ボムに相当する戦艦や空母の攻撃だけ手動でやればよくなった。

 

・・・・・・・これが当たり前のように見えるのは、

STGの歴史を知らない人なんだよなぁ・・・・・・・・・・・・(血の涙)

 

昔のSTGは色んなプレイに対応するため(大嘘)に、

ショットボタンを押さないと撃ってくれなかったどころか、

連打しないと連射してくれないSTGすら複数あったからね。

 

スマホで遊ぶならキャラ操作と決め撃ちだけでいいじゃん、と。

 

アズレンはほんと、

縦スクが弾幕ゲーと化して死んだSTG業界において、

ランダム弾まみれになって死んだ横スクSTGを、上手に調理してるなって思う。

 

最大の評価点は、

人力じゃないとできない曲芸回避プレイと、

攻撃タイミング的に

フルオートじゃないとできない精密プレイ、

どちらもやれること

 

僕がアズレン記事で課金がどうのフルオートがどうのってしつこく書くのは、

人力プレイがうまい人とヘタな人で雲泥の差が出るからなのと、

課金の有無でコンマ秒変わる要素が致命的な差になる状況がごく一部にあるから。

 

課金有利要素と人力有利要素、どちらもいいバランスで存在してる。

 

原則フルオートで完全無課金な僕はどちらも活用してないけど、

活用できたら楽しいなってのがよくわかるくらい、

かなり細かく調整してある

 

外部から見たくらいじゃわからんだろうね、数字より感覚の問題になるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

3、擬人化コンテンツを

  上手に扱っている

 

 

擬人化界隈だとヘタリア(AxisPowersヘタリア、通称APH)という、

偉大な先駆者がいるんだけど、

ヘタリア関連で一つだけ、暗黙の了解として話題に出しちゃいけないヤツがある。

 

ここでは学習材料としてあえて触れることをお許しいただきたい

 

APHは女性向けコンテンツながら「国の擬人化」という非常に親しみやすい材料で、

かつ面白おかしく魅力的に描くというスタンスだったから、

男でも名前は知ってる人が結構いるくらいには、擬人化ジャンルではド定番な作品だ。

 

「ヘタリア」というのはイタリアのヘタレエピソードにちなんだものである。

 

で、当然人気があったからアニメ化もされたんだけど、

ここで問題がひとつ生じた。

 

「韓国の擬人化キャラ」の扱いだ。

 

「ヘタリア アニメ 韓国」でググれば出てくるくらい、

客観的かつ事実に即した擬人化をしたはずなのに、

韓国人がブチキレて面倒なことになった顛末が知られている。

 

これ、ヘタリアの作者は何も悪くないんだよ?

 

韓国人が口を開けば起源の主張しかしない事大主義(強い奴にヘコヘコする)の国なのは、

韓国が中国の奴隷属国を1000年やってた頃から何も変わってないから・・・

 

でも韓国人は、まさにヘタリア内で擬人化された性格の通り、

「俺こそが一番なんだ、最高なんだ、世界最優秀民族なんだ」と、

本気で言い放つ態度と傲慢さのためにクレームをつけまくり、作者の殺害予告まで出た。

 

なのでまあ、

楽しくニコニコやるはずだったコンテンツに盛大にケチがつき、

触れてはならないものとして記憶されるのみになったわけだが・・・

 

 

あくまでもヘタリアは作者もファンも一切悪くないという前提で語るが、

 

 

擬人化コンテンツってのは、

そういうキチガイがどこにいるかわからないという意味で、

センシティブ極まりないジャンル、なんだよね。

 

ヘタリアの擬人化がとても実態に即した上手な味付けであったと、

実物のほうが証明しにきちゃったケース。

 

 

 

だから、

「あくまで魅力ベースで創作してると理解される日本国内でしか通用しない」

という意味で「禁輸品」と呼ばれる創作もいくつかあったりするもんだけど・・・

 

この↓→2つのリンク先はそういうエロゲーなので冗談のわかる18歳以上だけにしてね!

 

まあブラックジョーク自体はどこの国にもあるんだけど。

 

 

 

で、他にも擬人化コンテンツはいくつもあったんだけど、

およそ例外なく失敗してきた。

 

理由は簡単で、

すごくリアルに描こうとするとヘタリアの二の舞になるから、

超リアル路線はうまくいかないと証明された。

 

じゃあどこまで擬人化のネタ元要素を残せばいいんだろうか?

 

 

 

アズレンがひとつのベストミックスに近いと思えるのは、

わざわざ人間の形にするのだから、ネタ元への敬意を忘れない限り、

ネタ元要素より人間側の設定を重視したほうがいい、という基本姿勢なんだよな。

 

だから戦艦三笠や巡洋戦艦フッドみたいな「国を象徴する」有名キャラは、

 

肌の露出も少ないし、「わかりやすい正統派の意匠」になっている。

三笠はZ旗の腕章つけてるし、作中でも「(前略)奮励努力せよ!」をちゃんと喋る。

だから戦艦三笠内の普段は入れない場所で生放送させてもらえる良好な関係を築けた。

 

フッドのほうは排水量(船の大きさの目安になる)が大きいから、

「世界一濡れやすい女」とさえ呼ばれていたくらいなのだけど、

ユニオンジャックをあしらった淑女然としたデザインになっている。

 

そもそもイギリス人は金髪じゃないとか、

女の軍人がスカートなんかはくわけねーだろとか、

突っ込みどころがデカいのが、アズレンのいいところ

 

半端なリアリティはアホを呼ぶだけだとAPHが証明してくれたのだから、

どう見ても娯楽だぞとわかるようにしてある。

 

そしてアズレン最大の特徴だが、

「嫌われ役」のキャラがいない

 

「ヨゴレ役」と呼ばれる、

「作中において悪党のポジションを演じるキャラ」はいる(赤城)のだけど、

じゃあ赤城が嫌われるキャラなのかっつーと、むしろ人気の高いキャラだ。

 

アズレンの擬人化コンテンツとしての評価のうち最高のものは、

特定キャラがウザがられる要因を極力排除した結果、

純粋に腐った性格をしている子がいない(根は優しい、口が悪いだけ)ことに尽きる

 

 

これは擬人化コンテンツに限らずよくあるパターンなんだけど、

「オチ担当」というポジションは、

だいたいバカだのアホだのウザいだのという悪評を受けがちになる。

 

でもアズレンだと大半の子がオチ担当を引き受けることができるし、

同時に常識人ポジションでツッコミを入れることもできる。

 

嫌な奴がいない。みんないい子。

 

・・・当たり前じゃないかって思うだろうけど、

特定キャラにヘイト(嫌悪感)が集中してファンどころかユーザーごと去ったケースは、

どのゲームとは言わないけど、実際に複数コンテンツ・複数キャラあったからね。

 

APHの韓国キャラだってファンはいたんだぞ?

でもあの一件以来、私はファンですって公言するアホを見かけなくなった。

 

それくらい、

擬人化するなら魅力的であったほうがいい=ネタ元に寄せすぎないほうがいいというのは、

かなり現実的かつ革新的な結論ではあるんだよね、このギョーカイだと。

 

 

 

APHもアズレンも戦争に関わる要素を扱う以上センシティブなのは当然だからこそ、

魅力をアピールするコンテンツでなければならない

 

でもネタ元に寄せすぎた結果台無しになった(された)のがAPHなら、

ネタ元要素を薄めて人間側の魅力をアピールしにきたのがアズレン。

 

 

 

 

最近だとウマ娘も擬人化コンテンツだけど、

「ネタ元要素を濃くするくらいならわざわざ擬人化なんてせずにネタ元を直接愛好すりゃあいいだろ」

ということでサイゲの課金煽りから逃げて、

リアル競馬を始めた若い人が増えてるくらいだからな。

 

 

 

オワコン未満で衰退の一途だった地方競馬に20代の若造が目立つほど増えたのは、

間違いなくウマ娘のおかげだが・・・

 

 

 

要するに客が求めてるのは

「擬人化したキャラ」であって、

「実物に似たキャラ」ではないからな。

それならもう「実物」でいいわけだから。

 

だからウマ娘もアニメ1期のスポ根+アイドル路線が一番ファンの評価が高くて、

知名度でウケた2期の時点でその方向性がブレたせいでイマイチ評価を受けて、

リアル路線売りしつつアイドル要素をブチ込んだ半端な3期は結構悲惨な評価になってる。

 

擬人化コンテンツは、ネタ元じゃなくて、うまく調理したキャラが主役だからね。

リアル要素を増やせというならリアル競馬でいいわけじゃん。

 

某ワールドフラッグスはAPHのことを知らないのか忘れたのか、

韓国なんか擬人化というかキャラ化しちゃってるけども・・・

 

 

 

 

あくまで娯楽だからね。

より楽しくて魅力的なほうがいいに決まってる。

 

 

この社長もといソフマップ店員は、

「道化を演じる切れ者」というわかりやすいロールを演じてくれているから、

そりゃバカではないオタクからのウケもよかろうもんでね。

 

より楽しい方向へ向かおうとする限り、

おおよそオタクは支持するさ。

何事もイキスギれば問題だろうが、そのときはたぶんユーザーの声を聴いてくれる。

 

ヨースターには、アズレンには、その客層ファン層には、

そうやって「何かを救われた」人が大勢いるのさ。

 

だからブルアカはサービス開始直後に大炎上したのに、半年サ終コースにならなかった。

 

 

 

そういうお話でした。

 

丁寧に問い合わせれば、たぶん丁寧に、かつ迅速に応じてくれる。

日本企業ですらやってくれないとこが多いのにね。