こんにちは、霊障解決専門霊能者七水(ななみず)です。
あなたは、霊感を持っている人が羨ましいと感じたことはありますか?
普段なら視えないものを視たり、感じたりする力、つまり「霊感」を持つ人々への憧れ。それは、未知なる世界に対する好奇心からくるものかもしれませんね。
わたくしも、霊能者としてクライアント様以外の方に霊感の話をすると、驚くほどさまざまな反応が返ってきます。中には「大変そうですね」とねぎらってくださる方もいれば、「自分も霊感を手に入れて、見えない世界を体験してみたい!」と興奮気味におっしゃる方もいます。そして、どう反応してよいか分からずに戸惑う方や、まるで特別な人のように拝み始めそうになる方まで、本当に様々です。
特に目立つのは、霊感に対して「羨ましい」という感情を持つ方々です。未知の世界に対する好奇心や、人助けに役立てたいという純粋な願いをお持ちの方もいれば、人の視えないものを視られることへの優越感を感じたいとお思いになる方もいらっしゃいます。しかし、霊能者であるわたくしから見れば、「霊感がないほうが、むしろ幸せになりやすい」と感じることが多いのです。霊感は一見、神秘的で魅力的に映るかもしれませんが、現実はそう甘くありません。
今時の言葉で言うと、霊感は「生きづらさ」を伴うものです。例えば、
・話し相手の本音と建前が同時に見えてしまう。
・理由のわからない好き嫌いがあって人間関係が難しい。
・急に体調不良に陥り、理解してもらうのが難しい。
・道を歩いていても、横目で霊体を気にしなければならない。
・その霊感を頼りにして、何かの念が助けを求めて接近してくる。
・何かを感じてもそれが幻想なのか現実なのか判別がつかなくなり、混乱を生じる。
・霊感を持っていることが、周りと異なる存在であることを強く意識させられ、孤独感に苛まれる。
・子どもの時から真実だけ急にわかってしまい、この世の理不尽さに心が追い付かない。
などなど、お話を聞いたものも合わせたらきりがありませんが
わたくしが今までに見てきた中で、思春期や20代をハツラツと楽しんで過ごしている霊感持ちの方は、ほとんどいらっしゃいません。少しでも霊感を持つ方々は、必ず何かしらの苦労を抱えているのです。
そのなかでも、強い霊感を持つ方々は、その人生が過酷なものになることが多いです。これは、霊感を活かすために精神や霊性を鍛える試練が課せられているからかもしれません。霊感は生まれつき持っているものであり、それを活かして生きること自体が一種の使命とも言えますが、それを自然に受け入れられる人はごくわずかです。
ですから、霊感を羨ましいと思われる方々には、現実の霊感持ちがどれほどの苦労をしているか、ぜひ知っていただきたいと思います。霊感がないほうが、現実世界での幸せを手に入れやすいというのが実情なのです。もし、霊感を活かした華々しい露出をされている方がいらっしゃいましたら、人並みならぬ努力が必ずあるものです。それは、普通の方と変わらぬことか、もしかしたらそれ以上の努力が必要だったかもしれないのです。
そんな中で、時に周囲の期待に応えなければならないというプレッシャーも伴います。それが重荷となり、自分の幸福を犠牲にしてしまうこともあるのです。
それよりも、あなたの目の前に広がる「普通の生活」を大切にしてください。その中に、真の幸せが隠れていることが多いのです。もし、どうしてもその幸せが見つけられないと感じたときには、私のような霊能者や占い師に、どうか気軽に相談してください。私たちは、あなたが幸せに生きるためのお手伝いをするために日々修行を続けています。
私自身も、普通の生活が当たり前ではない日々を過ごしながら、それでも幸せを感じて生きています。それは、霊感という「特殊な力」があるからではなく、普通の幸せを手に入れるために自分自身を高め続けているからこそです。そうして得られる幸せは、見た目の華やかさではなく、静かで穏やかなものです。
どうか、目の前にある「普通」を大切にして、あなたらしい幸せを見つけてくださいね。霊感を持つことに対する幻想よりも、今あなたが歩んでいる日常こそが、真に豊かで輝かしい人生をもたらしてくれるものだと信じています。
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