◆戦後70年・歴史の見直しは様々だ!
●マイクロソフト共同創業者が、所有するヨット・・といっても巨大な船舶なのだが、フィリッピンのシブヤン海に沈んだ日本の戦艦・武蔵を発見した。同型艦大和は沈没位置が既に判っていて映像も多い。●戦後70年の節目に発見されたのは興味深いが、実はかつての帝国海軍は5隻の同型艦建造の意思があっったと聞いている。それはなぜなのか? 実は大きな理由があった。●この 大和・武蔵の当時もっとも大きな砲身は、4万メートル先の対象を破壊できるのだ。・・・が米国が西海岸と東海岸を戦艦を移動させるパナマ運河では、この同能力サイズの戦闘艦は大きすぎて通過できない。したがって、米国では対抗できる船は造れず、比較優位・・と見込んでいたわけだ。航空戦力が主体の時代、時代錯誤の大艦巨砲主義などと揶揄されるが、実はそれなりの理由があった。●一方 日本の潜水艦・伊号の最新型は、なんと潜水艦なのに、艦上に折りたたんだ爆撃機を格納し、カタパルトで3機発進させる、当時の技術としては最新鋭の潜水空母といわれるものだった。 これを密かにパナマ運河近くから発進させて爆撃し、運河機能を麻痺させ、東海岸の米国艦艇を太平洋に来させない・・と言う戦略だったようだ。●しかし 戦況は時遅く、この潜水艦は実力を発揮できず、戦後ソ連などへの技術流出をおそれて米国は捕獲後に、爆沈したというから、それは大したものだったと言えるだろう。●航空機では、ゼロ戦は、世界の航空機史上最も有名で映画にもなり、このところ日本の戦前へのノスタルジー回帰が進んだような感じだね?次は伊号潜水艦が主役になってもおかしくない位 小説にでもすれば面白いかもしれないね?●ちなみにゼロ戦は約1万機作られて、三菱が設計したが、エンジンは当時の中島飛行機(今の富士重工)が栄エンジンを開発・搭載していた。機体そのものも確か6割程度OEMで中島製だ。、開戦初期には敵無しの高性能を発揮した。実際,米戦闘機は対抗できず、ほとんど撃ち落されたのだ。●時代は巡り、現米国で富士重工は、スバリストと言われる熱狂的なファンを獲得した。スバル車は造れば売れ、生産が追いつかないほどの活況だ。かつて米国を苦しめた、中島飛行機製造のゼロファイターの怨念が、スバル車の躍進に繋がってるのは、なんとも歴史の皮肉と言えるのではないか?