梅は咲いたか~♪ 桜は・・・ おっとその前に節分寒波が・・・
こんばんは&おはようございます。 ついこの間、年が明けたと思ったら明後日(31日)で1月も終わり。決まり文句ですが、改めて月日の経つのが早く感じる今日この頃です。 歳を取ると月日が早く過ぎる感覚。理由は諸説あるようなのですが、19世紀にフランスの哲学者ポール・ジャネが心理学的にそれを説明したとか。名前から「ジャネーの法則」と称され、簡単には「人生のある時期に感じる時間の長さは、年齢の逆数に比例する。」 と言えるとの事。この法則を聞いて、動物の大きさにより機敏さや寿命、時間の流れる速さが異なると書かれた、以前読んだ事がある「ゾウの時間・ネズミの時間」と言う書籍を思い出しました。 卒論執筆などを控えている学生さん。心理学的な面からと生物学的な面からと、違った観点から時の流れの速さについてアプローチしてみるのも面白いのではないでしょうか。 さて、北陸や東北地方では寒気の流入と日本海にある低気圧の影響で雪の降り方に注意が必要な一方で、関東の平野部は晴天で空気の乾燥する状態と、今日(29日)は冬らしい天気となりました。9時の天気図等を見てみると(左)29日9時 実況天気図 (右)29日9時 可視画像 (気象庁HPより) 天気図を見ると、日本海にある低気圧付近の等圧線の間隔が狭くなっており且つ、全体的に東に低気圧、西に高気圧の冬型の気圧配置。更に、平地で降雪の目安となる上空1,500m付近での̠-6℃の等温線(紫線)は西日本付近~関東北部~東北地方を覆う形になっていました。 そして同じ時刻に日本海上空の雲の様子を衛星画像で見ると、JPCZにより雲が集まる様子(赤矢印線)が見られる一方で、水色の線で囲った関東平野部は、日本海から流れる雪を降らせる雲が三国山脈によりブロックされていました。 今日の東京の最高気温は12℃でした。お昼ご飯を買いに外に出ましたが、冷たい北寄りの風が吹き体感的にはそれより寒く感じました。 明日(30日)の天気はどうなるか。9時の予想天気図が以下の通りです。 明日も西高東低の冬型の気圧配置。北陸や北日本日本海側で雪、太平洋側で乾燥した晴天と今日と同じような天気になる見込みです。雪の多い地域では大雪やそれによる交通障害に、晴れて空気が乾燥している地域では火の取扱いに引き続きご注意下さい。 晴天が続く関東地方ですが、月が替わる来週早々に天気が崩れる予報となっています。2月2日(日)は節分ですが、29日22時に発表された予報が以下の通りとなっています。29日22時発表 2月2日の関東各地の予報(気象庁HPより) 発表されている2日21時の気圧配置を数値予報図で見てみると2日21時(標準時+9時間後)数値予報図(地上気圧配置、850hPa気温) (気象庁HPより) 更に関東付近を拡大すると 上の拡大図で、橙線で示したのが上空1,500m付近の気温3℃の等温線、青線が0℃の等温線です。 赤丸で囲んだ低気圧が関東南岸を通過する予想となっており、上空の気温次第で平野部でも雪が降る可能性はありますが、21時時点での上空1,500m付近の気温を見ると関東南部は雨が中心になると思われます。ただ、ご承知の通り南岸低気圧の予報は難しく、低気圧の通過位置やちょっとした気温の変化で雪が降る或いは積もる可能性はあり、最新の気象情報で判断して頂ければと思います。 今日(29日)東京では梅の開花が発表されました。梅と来れば次は桜🌸。節分の翌日は立春ですが、そのタイミングでやって来る寒波。春の匂いを感じるのはまだ先になりそうです。今日の一枚 昨日の朝、近所を散歩した際に撮った一枚。うんざりするようなニュースが多い昨今ですが、それでも朝はやって来るのであります。ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学 (中公新書)Amazon(アマゾン)人気ブログランキング ⇒ ランキング参加中です。ポチッとクリックして頂けると嬉しいです。