こんばんは。
猛暑で始まった7月最初の週末ですが、今日(3日)の東京は曇り空で一時雨もパラつく等どんよりした天気でした。気温も少し下がり昨日までのような照り付ける日差しからは解放されました。昼間に外出しましたが、個人的には玄関を出て外出する気が失せた昨日までよりは幾分過ごしやすいと感じました。暑さに体が慣れたのかも知れませんが・・・。
ニュース等で「猛暑だ、猛暑だ」と狂騒曲的に報じられていた先週のような事は今週はなさそうですが、今度は「台風だ、台風だ」と報じられる一週間となりそうです。3日18時の実況と予想進路が以下の通りです。
3日18時実況と予想進路(気象庁HPより)
台風4号発生時は朝鮮半島に抜けるコースも想定されていましたが、九州の西岸でゴルフで言う「スライス」して本州に接近或いは上陸するコースが有力視されています。当初より太平洋高気圧の張り出しが弱まる為と思われます。
5日9時数値予報図(500hPa渦度・高度図(気象庁HPより)
各地で35~40℃となった先週は太平洋高気圧が本州を覆っていました。前の記事で説明しましたが、太平洋高気圧は「背の高い高気圧」で上空約5,500mを表した500hPa図(上図)で白い部分が該当しますが、台風が接近すると予想される5日9時の段階で太平洋高気圧(赤く囲った部分)はだいぶ南に下がっています。九州付近にある「L」のマークが台風です。
既に沖縄地方は台風の強風域を抜け雨風のピークは過ぎたようですが、九州地方に上陸する可能性が高く、特に暖かく湿った空気がぶつかる山の南或いは東斜面側(九州や四国太平洋側など)は注意が必要です。
一方で上陸後は徐々に衰えると見られ、関東地方に達する頃には熱帯低気圧に変わると思われますが、南から暖かく湿った空気が次々と送り込まれ発達した雨雲になり得るので油断は出来ません。ご承知の通り近年、雨の降り方が極端なので、土砂災害、河川の氾濫、低地での浸水に注意を払いつつ、最新の気象、防災情報を確認し必要であれば避難行動を取って頂きたいと思います。
今日の一枚
今日、虎ノ門に用事があったついでに撮った一枚。近代的なビルと昔からある建物(老舗の蕎麦屋さんのようです)のコントラストが何とも・・・。
千葉県の勝浦が涼しい事で話題になっていますが、これまで起きていたヒートアイランド現象を促進させたのが東京湾岸に建っている高層ビルではないかと思ったり・・・。風が入ってこないと言う意味で・・・。
人気ブログランキング →ポチッとクリックして頂けると嬉しいです。