こんばんは&おはようございます。


 入る時は例年より遅かった事もあって「いつ入るのか」と注目された今年の梅雨ですが、明ける時は何事もなかったかのようにあっさりと発表されました。来週以降の週間予報を見ると、

 

「梅雨明けを宣言するなら今でしょ!!」

 

と言いたくなるようなお天気が続くので勿体ぶる必要はないのですが・・・。

  そんな訳で関東地方は本格的な夏晴れに突入しました。一か月に満たなかった今年の梅雨🐌ともお別れです。

 

 今日は午後から仕事を休んでマイナンバーカードの更新を行うべく市役所に行きました。何かとお騒がせなカードですが住民票等がコンビニで取れるようになってそれなりに便利になったかなと思ったりしています。

 

 

 さて、関東地方は本格的な夏を迎えて最初の週末になります。お天気はどうなるでしょうか。明日9時の予想天気図が以下の通りです。

 


20日9時 予想天気図(気象庁HPより)

 

 上で梅雨明けが発表されたと書きましたが、本州の近畿、北陸、東北地方等でも終わりに近付いていますが発表は数日先になりそうです。北に追いやられた停滞前線(梅雨前線)ですが、衰えたと考えるのはまだ早いかも知れません。前線に近い日本海側や北日本では雨の降り方とそれに伴う土砂災害に注意が必要です。梅雨前線、最後の力を振り絞りと言った感じでしょうか。

 一方、本州の太平洋側は晴れて強い日差しが照りつけるでしょう。太平洋高気圧から暖かく湿った空気が前線に向かって流れ最高気温が35℃を超える猛暑日となる地域も多く体に堪える暑さ💦となるでしょう。 地上で高温となるだけに大気の状態が不安定になりやすいのも夏の特徴。なので落雷や突風、降雹等、天気の急変に気を付けましょう。急に暗くなったり冷たい風が吹き始めたら要注意です。

 

 ところで、地上で30℃だの35℃と言っていると上空はどれくらいの気温になっていると思いますか。参考までに予想天気図と同じ時刻の上空1,500m付近の気温をスーパーコンピューターが弾き出した数値予報図で見てみると

 


20日9時(標準時+9時間後)数値予報図(850hPa気温図)(気象庁HPより)

 

 青線が18℃赤線が21℃の等温線、緑線が日本列島の凡その位置です。日本列島は大体18〜21℃の領域の中に入っており、大雑把に言うと地上から100m上がる毎に約0.65℃下がると言われているので、逆算すると9時の段階で地上の気温が30℃ぐらいに達する事になります。因みに1,500mは上高地の大正池がある辺りの標高になります。明日(20日)行かれる方は体温調節が出来る格好が良いかも知れませんね。また、この時期話題になる富士山五合目富士山は標高約2,500m。そこから更に登る事を考えると本格的な登山に適した服装でないと厳しいと言えます。

 そして、本格的な夏が始まると南の海が騒がしくなります。先日投稿した記事で欧米の予報機関が予測していると書きましたが、20日9時の天気図の下の方に台風台風の卵がちらほら。衛星画像で見てみると以下の通り。

 

19日21時 赤外画像(気象庁HPより)

 

 予想天気図に対応する雲の塊が2つ(赤丸)ありますが、現段階では①よりも②の方が進路を日本列島の方に向けるのではないか。そんな怪しい雰囲気を醸し出しているような気がします。もう少し様子を見ないと影響の有無は判断できないと思いますが、念のため気に留めておいた方が良いかもしれません。ちなみに日本の南海上にある黒く雲がない部分(橙線で囲った部分)が、地上の太平洋高気圧とタッグを組んで日本の夏を猛暑、酷暑に仕立て上げているチベット高気圧の一部になります。

 


「日本の夏、酷暑の夏!!」


ウナギを食する土用丑の日も近付いています。水分補給等の熱中症対策を怠らない事に加え、栄養のある物をたくさん食べて今年の夏を乗り切りましょう!!


今日の一枚

 過去に撮った写真になりますが、青い空と白い雲、そして高校野球。今年も各地の予選で様々なドラマが繰り広げられています。

 

 

 

 

   
 

 

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