●幽霊が垣根から入った訳
このお話は、昨日のブログ(●新築の家に入って行く霊)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12194031710.html)
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ]
千葉に引っ越して来た人から相談があった。彼らは千葉に土地を買い、
新築の家が完成したと同時に神奈川から引っ越して来たという。
ところが、その家に引越して来てから3ヶ月が過ぎた頃、
やっと小学校にも慣れたという息子さんから、とても不気味な話を聞いたという。
昨日、近くに住む同級生に自分の家を教えたところ、
その同級生は、ある噂があるのを教えてくれたのである。
それは、「君の家って、新しく建った赤い屋根の家だよね。」「そうだよ。」
すると、彼は彼のお母さんが、夕方買い物をして帰る時に、
幽霊が君の家に入って行くのを見たというのである。
そしてその目撃者は、彼のお母さんだけではなく、近くのお爺さんも見たというのだ。
それから1ヶ月後位のことである。
ある日の夕方、たまには家族4人で外食をしようと、家を出た時だった。
先に門の外に出た息子さんが「ああっ!」と声を発したのだ
奥さんは何かと思って、息子が見ている方向を見てみると、
白っぽい着物を来た中年の女性が、こっちの方に歩いて来ると、
いきなり方向を彼女の家の方に向いて、垣根の中に入って消えたのである。
垣根の中はもちろん彼女達の新築の家である。
最後に戸締りをして出て来た夫と義母さんは見なかったものの、
息子さんと彼女は、その目で家に入って行く霊を目撃してしまったのだった。
彼女は私に相談するにあたって、2つの心配事があるという。
1つは、霊が消えて行った先は、お義母さんがいつも寝泊まりしている、
一階の和室なので、もしかしたら、霊がお義母さんを迎えに来たとかでしょうか。
もう1つは、神奈川から引っ越して来る一ヶ月前に伯母が亡くなったので、
一緒に千葉の新しい家に着いて来たのでしょうか。という2点である。
そんな電話相談だった。聞くと、場所が私の家から車で1時間位だったので、
実際に現地に行ってみる事になった。霊が出ると言っても、新築の家である。
新築の家には滅多に霊は出ないのであるが、今回の様な例外はある。
ただし、家が新築だと、例えそこに地縛霊が居たとしても、
もしその地縛霊が生きていた当時の中古の家なら、
地縛霊が勝手気ままに動ける巣窟になっている可能性があるが、
その地縛霊が歩いた事も無い新築の家となると、その霊力も発揮しにくくなっている。
その点で、新築の家の方が、調査は若干気が楽である。
私が依頼者の家に着いたのは、いつもの様に午前10時だった。
朝のこの時間(太陽が出ている晴れた午前中)は霊の行動がもっとも鈍い時間帯である。
さて、問題の家は、普通道路に面した土地にある2階建ての一軒家だった。
石造りの門と左側に駐車場があり、右側が垣根になっている。
そして、奥さんと息子さんが目撃したという霊が消えた場所というのが、
この垣根辺りである。垣根の先にお義母さんがいつも寝ている和室が見える。
白っぽい着物を着た霊は、垣根を素通りして、和室の中に消えて行ったという。
そして、この証言は、着ている服装や消えた場所など、
同級生のお母さんと近くのお爺さんが見た目撃例とも一致しているという。
実際に和室にいつも居るというお義母さんにも話を聞いてみたのだが、
今まで、別に霊を見た事も無いし、変な心霊現象が起きた事も無いという。
もしかしたら、霊はこの家自体には入って来ていないのかもしれない。そう思った。
そこで、霊が消えたという垣根辺りに行ってみた。
そして、その垣根辺りで消えたという霊を感じてみた。
人間は誰しも多少なりとも、霊感を持っている。
だから、別に私でなくても、多少霊感がある人なら誰でも出来る方法である。
その方法をご説明いたしましょう。
まず、なるべく霊気が強い場所に行く事である。
大抵の場合、霊が消えた場所が一番霊気が強い場所である。
そこでしばらく目をつぶって、精神統一する。
呼吸を一定にして、お腹で息をする様にして、
霊感を研ぎ澄まして霊の存在があったのか、
どんな霊がいたのか感じてみる。
3分位そのままじっとして、
臭い、音、体の調子、自分の感情の変化を感じるのである。
自分の中の変化を読み取る事が一番大事です。
例えば、霊が消えた場所に行ってから、首が痛くなれば、
その霊は、首を吊って自殺した霊かもしれないし、事故で首を折ったか、
もしくは、誰かに首を絞められて殺された霊かもしれない。
また頭が痛くなれば、頭を怪我して亡くなったり、
頭の病気で亡くなった霊かもしれない。
そして、息が苦しくなれば、肺の病気で亡くなったり、
窒息して亡くなったのかもしれない。
右足が痛くなれば、生前右足が不自由だった霊だったり、
右足を怪我した人だったりする。
心の変化も重要な手がかりとなる事もある。
例えば、その場所にいくと、急に悲しい気持ちになれば、
それがその霊の現状の気持ちだったりする。
もし、自然と何だか分からないが涙が出る場合、
その霊に何か涙が出る様な出来事があって、
それが心残りで成仏出来ないという事もある。
変わった所では、お酒の匂いがするとか、チョコレートの臭いがするなんて場合、
故人がお酒やチョコレートを欲しがっていたりする場合もある。
また、かすかにお経の声が聞こえたり、お線香の臭いがする時は、
供養をして欲しいという願いだったりする。
ちなみに、プロの霊能者や優れた感性や霊感の持ち主なら、
別の目を閉じて、精神統一しなくても分かると思われる。
私の場合は、まだまだ精神統一して、目をつぶって集中しないと分からない。
さて、垣根辺りで消えたという霊を感じてみたのだが、
大した事は分からなかった。
ただ、何となく寂しい気持ちになったので、
霊は寂しいという気持ちで、この家の来ているのかもしれない。
では、今回の幽霊についてまったく手がかりが無いのかと言うと、そうでもない。
実は、白っぽい着物を着た女性の霊が、
垣根に消えて行ったというのが結構なポイントなのである。
人は亡くなっても、生前の性格のままである。
だから、幽霊と言えども、ほとんどの霊は家に入る時には、玄関や勝手口、窓から入る。
男性の霊なら、ほとんど玄関から入って来る。
そして、これは庭でも同じことが言える。
つまり、この家にはちゃんと道路に面した門があるのだから、
例え霊だとしても、門から入って来るのが普通である。
それなのに、着物の幽霊は門の手前の垣根から家に消えて行ったという。
これは何を示しているのか。
私が思いつく答えは、1つだけである。
今回の相談者の家は、まず更地を買い、そこに新築の家を建てたのだという。
当然、門も垣根も新しく自分たちで作ったという。
しかし、着物の幽霊は門から入らず、垣根から入って来た。
この意味は、昔ここに建っていた家の門は、
今の垣根の位置にあったのではないだろうか。
多分、着物の幽霊はその家に住んでいたか、よく訪れていたのだろう。
もしかしたら、昔の家に来たが、今はもう無いので寂しい思いになったのかもしれない。
また、霊が家の中で目撃されていない事や、家の中で霊現象は起きていない事から、
多分、現在この家に住んでいる人に怨みは無い様に思えた。
よって、相談者の奥さんには、
目撃した霊は、引っ越して来る1ヶ月前に亡くなった伯母さんが、
着いて来たのでは、無いだろうという事、
そして、霊がお義母さんを迎えに来たという訳ではなさそうである事を言った。
ただ、着物を着た霊が、自宅の垣根付近から入って来るのは、
とても不気味な事だろうから、
霊の目撃情報が無くなるまで、
その霊が消える垣根の場所に、「白っぽい着物を着た女性の霊へ」と書いた板を立て、
その前にコップにお水をくんで置き、
「どうか成仏なさって下さい。そして、どうか私達がここに住む事をお許し下さい。」
と時々お線香を立てて、手を合わせてあげる様にアドバイスした。
ちなみに、
占い師によっては、霊が家に入って来れない様に、
入って来る垣根の場所に、お札を貼るという事を勧める方もいらっしゃるかもしれません。
その方法は、確かにお札を貰って来て貼るだけなので、
とても手軽で簡単なのですが、霊によってはそういう実力行使をされると、
怨むという場合もあるので、私の場合は、なるべく共存共栄、もしくは、
霊に納得してもらって、土地を使わせてもらう方法をお勧めしてます。
END