●クリスマスの奇跡 28年前の恩返し

 

 

 

1948年、4月1日。

 

アメリカのミシシッピー州、Bruceという片田舎に、

 

一人の男の子が生まれます。

 

彼の名は、Larry Dean Stewart。

 

 

ところが、すぐに父親と母親の両方を失います。

 

 

一人になった子を、祖父母が引き取りました。

 

 

しかし、祖父母はかなり貧しかったのでした。

 

 

家は無く、農家の離れを使わせてもらっている状態。

 

 

当然、暖房も無く、風呂も無い。

 

 

お風呂の入りたい時は、暖炉の上に置いた水を入れた器を温めて、

 

それにタオルをつけて体を拭く事しか出来ませんでした。

 

 

祖父母と彼の3人が、月33ドル(3900円)で暮すという極貧生活。

 

 

ミシシッピーの冬は厳しい寒さで、死にそうになりました。

 

 

それでも何とか福祉で学校に行ける事に。

 

 

しかし、祖父母が亡くなると、大学も中退せざるをえなくなりました。

 

 

 

 

一人ぼっちになった彼は、仕事を探しますが、なかなか見つかりません。

 

 

世間は、大学中退、家族無し、保証人無しという彼には冷たかったのです。

 

 

やっと見つけた仕事も、しばらくすると、不況で倒産してしまいました。

 

 

やがて家を追い出され、彼はとうとうホームレスとなってしまったのです。

 

 

彼、23歳。  寒さの厳しい冬の事です。  

 

 

彼がホームレスとなってから、8日が経っていました。

 

 

1971年の11月早朝の事でした。

 

 

お腹空いたなぁ。 

 

 

やがて、車のガソリンも底をつきます。

 

 

しかし、ガソリンを買う事も出来ませんでした。

 

 

彼のポケットには、もう、一セントも残っていなかったのです。

 

 

これでボクも、お母さんの所に行くのかな。

 

 

神様、ボクはもうダメです。

 

 

寒いなぁ。お腹空いたなぁ。

 

 

彼はもう2日間も何も食べていなかったのでした。

 

 

 

 

 

そんな時でした。

 

 

 

 


車の窓を開けると、美味しそうな臭いが漂ってきました。

 

 

臭いが漂ってくる方を見ると、DIXIE DINERとあります。

 

 

何か食べたいなぁ。でもお金が無い。

 

 

せめて、せめて、ニオイだけでも。ニオイだけなら、いいよね。

 

 

そう思って、店の方に近づいて行きました。

 

 


すると、余りの空腹の為、つい店にフラフラと入ってしまいました。

 

 

そして、メニューを見ると、朝食を頼んでしまったのです。

 

 

3日ぶりの食事でした。

 

 

美味しかったぁ。

 

 

彼は皿を舐めるほど綺麗に食べ終わると、

 

 

ウェイトレスが請求書を持って来ました。9ドル25セント。

 

 


その瞬間、彼は我に帰りました。

 

 

 

自分は9ドルはおろか、1セントも持っていなかったのです。

 

 

ウェイトレスが睨んでいます。

 

 

彼はポケットの中を探してみますが、元々あるはずがありません。

 

 

そんな探しているフリも、5分も経つとウェイトレスは怪しみ始めました。

 

 

こいつ、金持って無いんじゃなの?」

 

 

ウェイトレスは、すぐにここのオーナー兼コックに、知らせに行きました。

 

 

「あそこに座っているデブ! 無銭飲食するつもりよ!」

 

 

 


やがて、厨房からコックが彼の座っている席に近づいていきます。

 

 

彼は覚悟しました。

 

 

住所不定の無銭飲食で、刑務所行きだ。

 

 

傍から見たら、きっと彼の顔は真っ青で、少し震えていた事でしょう。

 

 

 

 

 

ところが、

 

 

 

ここで最初の奇跡が起きます。

 

 

コックは彼の前に立つと、しばらく彼を眺めていたかと思うと、

 

 

急に腰をかがめ、床から何かを拾ったのです。

 

 

そして、彼にこう言ったのでした。

 

 

 


「探しているのは、これですか?

 

 20ドル札が、ここに落ちてましたよ。」

 

 

そう言って、そのコックは彼に20ドル札を渡したのす。

 


彼は戸惑いましたが、天の助けだと思い、その20ドルで会計を済ませると、

 

 

逃げる様にその場を走り去りました。

 

 

早くその場を出ないと、本当の落とし主が現れたらおしまいです。

 

 

誰も追いかけて来ないのを確かめると、胸を撫で下ろしました。

 

 

危機一髪の所で、助かったぁ。

 

 

 


しかし、震えが止まり、気持ちが落ち着いてくるにつれ、

 

 

彼は冷静にあの場面を思い出しました。

 

 

ボクより奥には、一人もお客は居なかった。

 

 

それに・・・・

 


それに、ボクが席につく時に、お金など落ちていなかった

 

 

彼には自信がありました。

 

 

貧乏だった彼は、常に注意してお金が落ちていないか見ていたので、

 

 

ましてや20ドルなんて大金が落ちていれば、すぐに気がつくはずなのです。

 

 

そんな大金は、落ちてなかった。

 

 


そう気がついた時、初めてあの見ず知らずのコックが、

 

 

自分の為に、ウソをついて助けてくれたのだと確信したのでした。

 

 


かと言って、弁償するお金もありません。

 

 


彼は店の方に向って、深々と頭を下げて、お礼を言いました。

 

 


「必ず、

 

 必ず私も、将来、貴方の様に他人を助けられる人になります。」

 

 


彼は心の中でそう誓うと、残りのお金で、ガソリンを入れました。

 

 

もう自分を雇ってくれる仕事場はこの町には無いと思い、

 

 

わずかなツテがあったカンザスシティに向うのでした。

 

 

 

 


彼はカンザスシティで何とか仕事を見つけると、

 

 

その地で知り合った女性と結婚します。

 

 

そして、義理の父親からお金を借りて警備関係の会社を興しました。

 

 

息子も生まれ、あとは儲けるだけでしたが、会社は思う様には伸びませんでした。

 

 

設立から5年が経った1977年12月、不渡りを出し倒産したのです。

 

 

彼はその日の食事代にも困るほど追い詰められました。

 

 

残った莫大な借金、これからどうやって妻と息子を食べさせらいいのか。

 

 

 

 

追い詰められた彼の心に、悪魔が囁きます。

 

 

「一発強盗でもして、パッと稼いでやれ」

 

 

彼は拳銃を手に入れると、それを懐に入れ、コンビニ強盗をしようと、

 

 

あるコンビニエンスストアに入って行きました。

 

 

 

 

そして、いよいよ強盗をしようと、拳銃を出そうとした時でした。

 

 

 

 


女の子が、わずかに彼より一足先にレジに行き、お菓子を買ったのです。

 

 

その時に女の子が出したのが、あの20ドル札でした。

 

 

彼の目の前に、20ドル札が現れた時、

 

 

彼には、丁度6年前のあの光景がよみがえって来たのです。

 

 

20ドル札で彼を救ってくれたあのコックに誓った言葉。

 

 


「ああ、オレはなんて事をしようとしてたんだ。」

 

 

あと少しで、オレは強盗する所だった。

 

 

寸前の所で、またもや一枚の20ドル札が、彼を救ったのでした。

 

 


その後、奥さんの実家の世話になり、借金を返し、

 

 

奥さんのお兄さんの紹介で、彼もセールスマンの仕事につく事になりました。

 

 

彼は妻の実家に借りた金を返す為に、一生懸命働きました。

 

 

ところが2年後、今度こそは順調に行くと思われた会社から、

 

 

不況を理由に、リストラされてしまいます。

 

 

「1週間後のクリスマスまでしか雇えないから。辞めてもらえないか。」

 

 

 

そんなぁ。

 

 

妻も子供もいるのに、どうしたらいいんだ。

 

 

1979年12月、クリスマスの日に、彼は再び無職となったのでした。

 

 

 

首になった彼は呆然として、街を歩いていました。

 

 

ポケットには50ドル札が1枚ありましたが、もう贅沢は出来ません。

 

 

何か安い昼食で済まそうと、辺りを見回すと、

 

 

ハンバーグ売りの屋台がありました。

 

 

余り繁盛していな様で、昼時なのに、お客がまったくいません。

 

 

売っている女性は、なんとなくヤツれて、疲れきっている感じがしました。

 

 

この寒空の中、薄着で顔色も悪い様に見えました。

 

 

彼は、屋台に近づくと、ハンバーグとソーダを注文しました。

 

 

すると、女性は、彼にホットドックとソーダを出して、

 

 

「はい。お釣りです。」と彼にお釣りを手渡したのでした。

 

 


ここでもし、短気な男性なら、

 

 

「このやろう、オレはホットドックなんて頼んでねえんだよ!」

 

 

と切れて女性につっかかるかもしれません。

 

 


しかし彼は、女性がお釣りだと渡した手が震えていてるのに気がつきます。

 

 

そして、お釣りの一番上には、またしてもあの20ドル札が・・・

 

 

「ああ、この女性はきっととても疲れているんだろう。そして、

 

 

きっと、私よりも困っているんだ。そう直感で感じました。

 

 


すると、彼は、20ドル札をつかむと、

 

 

「これは貴方に、クリスマスプレゼントです。」

 

 

と言って渡したのでした。

 

 

 

 

すると、始めは断っていた彼女ですが、

 

 

初めて素敵な笑顔を見せて喜んでくれたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は彼女の笑顔を見ると、とても嬉しくなり、

 

 

自分が解雇されたばかりの身だという事を忘れていました。

 

 

 

 


そして、周りをみると、ゴミをあさっている乞食がいました。

 

 

その時、彼は決心したのでした。

 

 

ボクは解雇されてしまったけど、そんな僕よりも困っている人がいる。

 

 

そう思うと、自然とその足は銀行へ。

 

 

彼の口座には1000ドルが入っていました。

 

 

その内、600ドルを引きだし、全部20ドル札でくれるように頼みました。

 

 

その20ドル札を手にすると、

 

 

赤い帽子赤いシャツ、そして白いオーバーホールを着て街にくりだしたのです。

 

 

そして、目にする乞食や困っていそうな人に、メリークリマスとだけ言って、

 

みんなに20ドル札を配り始めたのでした。

 

 

すると、ある人は、クリスマスにこれで美味しいものが食べれるよ。とか、

 

 

 

これで、今年のクリスマスは、子供にプレゼント買ってあげられるよ。と喜ばれたという。

 

 

 

 

彼は家に帰ると、妻に600ドルを落としてしまったと詫びました。

 

 


すると、妻は絶対怒るかと思っていたのですが、

 

 

 

 

「そう。落としてしまったのなら、仕方が無いわね。

 

 それにしても、

 

 大金を落としたというのに、

 

 

 貴方は、なんて幸せそうな顔をしているのかしらね。」と、語ったという。

 

 

 

 

それからの彼は、仕事の方向性を変えたのでした。

 

 

今までは、なんとかしてお金持ちになってやろうと躍起になっていたのですが、

 

 

これからは、家族が困らなければ、あとは人の為になる事をしたいと思う様になったのです。

 

 

 

すると、不思議なもので、友人がこんな話をもってきたのでした。

 

 

遠く離れて生活している家族の為に、

 

 

なんとか長距離の電話が快適に出来る様にする事は出来ないだろうか。

 

 

お金にはならないかもしれないけど、やってみるかい?

 

 

それはいい。遠く離れ離れになっている家族の為になるのなら、儲からなくていいよ。

 

 

1980年。彼は友人と長距離電話の会社を設立します。

 

 

彼は仕事で儲かったお金の半分は妻に、半分は毎年クリスマスになると、

 

 

全部20ドル札にして配っていました。

 

 

そんな寄付が何年か続いた頃でした。

 

 

クリスマスに20ドル札を配っている男が居るという噂が、テレビ局に持ち込まれます。

 

 

テレビ局は、彼に名前を出さないし、家族にも秘密のままにするという条件で、

 

 

密着取材をして、彼の事を”シークレットサンタ”と名付けました。

 

 

クリスマスになると、シークレットサンタが出没するという噂が町中を駆け巡ります。

 

 

実は彼の奥さんは、もしかしたら、夫がシークレットサンタじゃないかと疑っていました。

 

 

というのは、クリスマスになると家の口座から大金が消えるからです。

 

 

そこで奥さんは、あるクリスマスの日に街に行って見たのです。

 

 

すると、そこには乞食に20ドル札を配っている夫の姿が・・・

 

 

 

 

奥さんは、夫に近づくと、背中に手をかけて、「あなた。と声をかけました。

 

 

振り向くと、妻でした。

 

 

彼は「ごめん。・・・」と謝りした。

 

 

すると、妻は、

 

 

 

「なんで謝るの?

 

 とても素敵な事じゃない。

 

 これから、もっと家計を節約して、

 

 沢山の人を助けられる様に、協力するわ。」と、言ってくれたのです。

 

 

 

すると、不思議な現象が起き始めました。

 

 

今までは、彼が手がける仕事は全てダメになるのですが、

 

 

この仕事は順調なのです。それだけではありません。

 

 

毎年クリスマスに配るお金の倍以上の利益が、必ず会社に入って来るのです。

 

 

倍以上の利益が入って来て、クリスマスだけでは配れなくなりました。

 

 

そこで、彼はクリスマス以外の時でも、台風で災害が起きたと聞けば、そこに行き、

 

 

地震や火災が起きたと聞けば、そこに行き被災者に配り始めたのです。

 

 

すると、また不思議な事が・・・

 

 

ケーブルテレビもやらないかという話が向こうから跳びこんできて、やってみると、

 

 

配ったお金の倍以上のお金が、またまた会社に入って来たのです。

 

 

これじゃ、配り切れない。

 

 

20ドル札じゃなくて、彼は100ドル札を配る事にしました。

 

 

すると、また配ったお金の倍以上のお金が、会社に入って来たのです。

 

 

プレゼントをすればするほど会社の業績は上がっていき、

 

 

気がついてみると、彼が設立した長距離電話とケーブルテレビの会社Lee's Summit

 

 

は全米でも有数の会社の内に入っており、その資産は億万長者になっていたのです。

 

 

彼は妻や息子の為に豪邸を買い、高級車を買って今までの苦労を労いました。

 

 

こうして、彼はホームレスから大富豪になったのでした。

 

 

その後も、911同時多発テロが起きればニューヨークにかけつけ、

 

 

ハリケーン・カトリーヌの被害で1836人が亡くなるというニュースを聞けば、

 

 

ルイジアナ州に飛んで、被災者や遺族に寄付したのです。

 

 

彼が素晴らしかったのは、自分の名を伏せ、自分が貧乏な時から寄付を始め、

 

 

お金が本当に困っている被災者に直接届く様にと、自分が直接会って配った事である。

 

 

その総額は日本円にして1億8000万円にも達したという。

 

 

しかし、2006年4月。今まで彼は、自分の素性を隠してきたが、

 

 

医者から食道がんを宣告され、既に肝臓までに広がっていて、

 

 

もう先が長くなく、早くて余命1ヵ月と分かった時点で、

 

 

今までシークレットサンタであった事を明かし、この事業を誰か引き継いで欲しいという

 

 

希望を訴えたのでした。

 

 

すると、それからたった2日の内に、彼の元に7000通もの手紙が届き、

 

 

貴方に助けれられたというお礼や励ましが半分、そして、

 

 

その大半が、自分も貴方の様なシークレットサンタになりたいという手紙だったという。

 

 

すると、彼は多くの人の祈りと励ましに支えられ、

 

 

余命をはるかに超え、その年のクリスマスまで生きたのである。

 

 

そして、その年のクリスマス。街には、彼の意志を継いだと思われる

 

 

無名のシークレットサンタ達が現れ、貧しい人達に多くの寄付が行なわれたという。

 

 

彼はベッドでそのニュースを聞くと、嬉しそうにして、

 

 

まるでその年のクリスマスに現れた

 

シークレットサンタの後継者達を見届けるかの様にして、

 

 

クリスマスの約2週間後に、天国に召されたのである。

 

 

 

 

 


最後に、

 

こんなこぼれ話を付け加えて終わりに致しましょう。

 

 

 

彼、ラリー・スチュワートは、シークレットサンタとして、

 

 

多くの人に、クリスマスプレゼントを配りながら、

 

 

たった1つだけ、気がかりな事がありました。

 

 

 

 


それは、彼が本当にお礼がしたかった、

 

 

あの無銭飲食しそうな時に、20ドル札をくれたコックにまだお礼がまだ出来ていなかった事です。

 

 

 

 


実は彼はカンザスシティで、シークレットサンタをしていた時にも、

 

 

何回かミシシッピー州のあのコックの働いていたレストランDIXIE DINERを、

 

 

尋ねて来ていたました。

 

 

 

しかし、すでに店は閉店していたのです。

 

 

レストランだった場所は、床屋になっていました。

 

 

そして、誰に聞いても、コックがどこに行ったのか知る者は居なかったのでした。

 

 

 


こうして、彼にとって、一番の恩人にお礼が出来ないという状況が何年も続いたのである。

 

 

 


しかし、あきらめきれなかった彼は、お金の余裕が出来た時、

 

 

思い切って、私立探偵を雇って、恩人のコックの行方を調査してもらった。

 

 

すると、

 

コックはミシシッピー州の片田舎、Tupeloという所に居る事が判明。

 

 

彼は、赤い帽子、赤いシャツ、白いオーバーホールのシークレットサンタの格好をし、

 

 

あの時の恩人であるコック、Ted Hornの家を訪ねたのである。

 

 

「あの時、貴方がいなければ、私は刑務所に行ったかもしれません。

 

 なんとお礼を言っていいか分かりません。

 

 今、私があるのは、貴方のお蔭なのです。」

 


そして彼は、あの時の20ドル(2400円)のお礼にと、

 

1万ドル(130万円)をTed Hornさんに手渡したのである。

 

 

 

それは、28年目の恩返しだった。

 

 

 

 

 


ちなみに、Ted Hornさんは、せっかくそんな大金をもらったのに、

 

 

貰った1万ドルを全て、家の近所に住み病気で困っている人と、

 

 

生活困窮者の為に使ったという。

 

 

 

 


これを読んでいる貴方を含め皆さんが、幸せになります様に・・

 

 

メリークリスマス。

 

 

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=waW5S4h3KIQ


END

 

参考:上の物語を画像で見たい方は下記をクリック。

https://www.youtube.com/watch?v=aOI-0I6pr4I

https://www.youtube.com/watch?v=hrgMZOnwjTc

https://www.youtube.com/watch?v=WgDYfrJ9Fw8

Kansas City Star | KansasCity.com http://www.kansascity.com/news/local/article122729324.html
The Topeka Capital-Journal http://cjonline.com/stories/111606/bre_santa.shtml#.Wj48gXkUm5i

 

 

 

 

 

 

●次女の部屋だけに起きる怪奇現象

 

 


一軒家に住んで居るという方から電話相談があった。

 

 

その中の一部屋だけに、おかしな現象が起きるというのだ。

 

 

 


電話をくれたのは、高校生の女の子であった。

 

 

 

 


彼女の話によると、

 

 

家は2階建てで、5部屋あるそうだのだが、

 

 

2階の真ん中にある、彼女の部屋だけに変な現象が起きるという。

 

 

彼女は夜寝る時、小さな明かりをつけてっ放しにして寝るそうなのだが、

 

 

その小さな明かりが、真夜中になると、

 

 

点いたり消えたりする時があるそうなのである。

 

 

またある時は、切れて真っ暗になった事が何度かあるというのだ。

 

 

そして、そんな時、決まって誰かが部屋に居る様な気がするらしい。

 

 

特に幽霊を見たとかでは無いのだが、

 

 

そんな時は、布団を被って、そのまま寝てしまうという。

 

 

ただ、時々金縛りになって、布団を被る事さえも出来ない事があるという。

 

 

真っ暗になった時は、電球が切れて使い物にならなくなっていて、

 

 

そんな時は、新しい電球に変えるのだが、電球が新しくなってもまた起きるのだという。

 

 

 


二階には、お姉さんとお母さんが寝ている部屋もあるのだが、

 

 

お姉さんとお母さんも、それぞれ寝る時は小さい電気を点けたまま寝るらしいのだが、

 

 

彼女らの部屋には、そういう現象はまったく起きないという。

 

 

また、試しに一階の居間と畳の部屋も、一晩中小さい明かりを点けたままにしてみたが、

 

 

朝起きてみても、電気が切れているという事は無いのだという。

 

 

 

 

一軒家の中で、次女の部屋だけに起きるという怪奇現象

 

 


はたして、その真相は?

 

 

 

 

 

こういう場合、私が一番気になるのは、

 

 

その怪奇現象が、いつから起き始めたかである。

 

 

 

例えば、その家に引越してすぐに始まったのであれば、

 

 

その家のその部屋に、変な地縛霊がいる可能性が高かったりする。

 

 

 


しかし、彼女の答えは違った。

 

 

 

怪奇現象が起き始めたのは、半年前からだと言い、

 

 

この一軒家には、もう8年も住んで居るというが、

 

 

今までに、こういう現象は起きた事が無いらしい。

 

 

 

 

 

次に聞いたのは、その半年前に、

 

 

何か変わった事は起きていないか、もしくは、変わった体験をしていないか。

 

 

例えば、幽霊が出るスポットに肝試しに行ったとか、

 

 

家族の墓地でも無いのに、墓地に行ったとか、

 

 

交通事故の現場などに出くわして、死体を目撃したとか、

 

 

家の前で、特に彼女の部屋の前で、誰か亡くなったとか、

 

 

貴方の部屋で誰か亡くなったとか。

 

 

 


そういう事が、半年前頃に無かったか聞いてみた。

 

 

 

 

 

 

しかし、そういう事は無いと彼女は言う。

 

 

 


こういう電球が消えるという場合、ネズミや漏電、ペットも考えられるが、

 

 

新しい電球に変えると点くというし、部屋にペットは居ないというし、

 

 

また、電気が消えるというのが、決まって真夜中という事を考えると、

 

 

はやり、霊が関与しているのではないかと思った。

 

 

その証拠に、そんな時、決まって誰かが部屋に居る様な気がすると彼女は言うからだ。

 

 

 

 

 

そこで、彼女に、

 

 

その家に住み始めてから、誰か亡くなりましたか?」と聞いてみた。

 

 

 


すると、約1年前に父親が他界したという。

 

 

 


つまり、父親が他界してから半年後に、次女の部屋の怪奇現象が始まっている事になる。

 

 

 


霊現象には、色々な物がある。

 

 

例えば、幽霊の姿を目撃する事や、ラップ音がしたり、

 

 

自然にドアが開いたり、コップが飛んで来るようなボルターガイストや、

 

 

声が聞こえたり、今回の様に電気が消えたりと。

 

 

 


しかし、実は、その現象は一律ではない。

 

 

起きる現象によって、霊の強さが大体だが分かるのだ。

 

 

 

 


自然にドアが開いたり、コップが飛んで来るという場合、

 

 

かなり強い霊が居る事になる。

 

 

 


足跡がついていたり、濡れていたり、

 

 

ハッキリ聞き取れる声が聞こえたり、手にアザが残っている場合は、やや強い霊。

 

 

 

 

それに比べると、幽霊の姿だけ目撃したり、何となく声らしきものが聞こえたり、

 

 

ラップ音が聞こえるというのは、普通の霊だろう。

 

 

 

 

 

では、今回の部屋の明かりが消えるケースはどうかと言うと、

 

 

 


やや弱い霊だろう。

 

 

実は霊にとって、電気を消したり、電気器具を一時的に故障させるのは、

 

 

霊現象の中で、一番やりやすい現象なのである。

 

 

 

 


だから、電気が消えるというのは、一見とても怖い現象ではあるのだが、

 

 

現象の中では、一番弱い。

 

 

電気が消えるこの現象だけなら、そう怖がる事は無いのだ。

 

 

とは言っても、高校生の女の子にとっては、部屋が真っ暗になるのは怖い。

 

 

 

 

 

 

さて、どうするかなぁ。

 

 

 

 


私の勘では、電気を消しているのは、1年前に亡くなったお父さん。

 

 

お父さん、何か彼女に言いたい事があるのかな。

 

 

 


とりあえず、彼女には、安心させる為にも、

 

 

電気が消えるという現象は、霊現象の中でも一番弱いものだから、

 

 

怖い事が起きる事は無いからと言い、

 

 

それも亡くなったお父さんが、やっている可能性が高いと伝えた。

 

 

 

 

 


そして、今度電気が消える事があったら、

 

 

こう言う様にアドバイスした。

 

 

 

「お父さんでしょ、

 

 お父さんだったら、怖いからもう電気を消さないで、

 

 私に伝えたい事があったら、夢の中に出て来て。お願い。」

 

 

 

 

その後も、そう伝えても、何度か電気は消えたという。

 

 

 


しかし、何度もお願いすると、2ヶ月後、

 

 

夢の中にお父さんが出て来たという。

 

 

 


そして、夢に出て来たお父さんは、彼女にボーイフレンドは良く無いと言ったという。

 

 

実は彼女、ネットで知り合った男性と、近々会う予定だったという。

 

 

 

 

しかし、彼女の方もどんな人か興味があったので、

 

 

結局会いに行ったそうである。

 

 

 

 


ただ、父親に夢で忠告されたので、

 

 

念の為に親友に一緒について来てもらった。

 

 

 


実際に会ってみると、

 

 

とても優しい人で、彼女と友人にも食事を奢ってくれ、

 

 

友人もその時、笑顔でとてもいい人ね。と言って食事していたという。

 

 

 

 

 

ところが、彼と別れた後、

 

 

 

 

電車の中で、友人が本音を言ってきたのである。

 

 

「あの男は止めた方がいいよ!」

 

 

 

 


理由を聞くと、

 

 

「何か、誠実そうじゃなかった。チャライ感じがした。」と言う。

 

 

親友は、私よりも男性を見る目がある子だった。

 

 

 


それに、私は全然気がつかなかったけど、

 

 

友人は、細かい所まで見てくれていたという。

 

 

それは、3人で食事している時だった。

 

 

 

 

 

 


食事中に彼に2度電話がかかってきたという。

 

 

その時に、彼は「ちょっと失礼。仕事の電話だ。」と言って2度とも席を立ったという。

 

 

その一瞬の仕草を友人は、見逃さなかったというのだ。

 

 

 

 


友人いわく、

 

 

仕事しているのに、名刺くれなかったし、

 

 

電話を取って、席を外すのはまぁいいとしても、

 

 

ポケットから出した携帯が、違う機種だったというのである。

 

 

2つの機種を使い分けてるなんて、普通の人じゃないよ。」と言うのである。

 

 


父の忠告もあったし、彼女は友人の意見を聞き、

 

 

それ以後、彼からの誘いを断ったという。

 

 

すると、ネットでの付き合いも、突然一方的に切られたそうである。

 

END

 

 

 

●貴方の中の一部にして

 

 

 

今日は何を書こうかと、芸能ニュースを見ていると、

 

 

安室奈美恵さんが、急きょ紅白歌合戦に出場するというニュースが飛び込んできた。

 

 

 

14年ぶりだという。個人的には嬉しいニュースだ。紅白見よう。

 

 

 

それとは真逆のニュースも、あった。

 

 

 

韓国の男性グループSHINeeのメンバー・ジョンヒョンさんが18日、

 

 

ソウル市内の短期で借りられるレジデンスの部屋の中で自殺したという。

 

韓国警察によると、18日午後4時42分、ジョンヒョンさんのお姉さんから、

 

 

「弟が自殺しそうだ」という通報があった。

 

 

ジョンヒョンさんには、普段から恋人と間違えられるほど仲が良かったお姉さんがいた。

 

 

そのお姉さんに、「今まで大変だった」

 

 

「お疲れって言ってほしい」「これが最後の挨拶」などの内容で、

 

 

自殺を暗示するメールを送ってきたという。

 

 

警察がジョンヒョンの位置を確定し、チョンダム洞にあるレジデンスで

 

 

ジョンヒョンを発見したのが、午後6時10分。

 

 

部屋には練炭が燃えた様なフライパンが見つかったという。

 

 

現場で心肺蘇生を行ない、すぐに近くの建国大学病院に搬送されたが間に合わなかった。

 

 

私は男性で、ファンでも無いのだが、

 

 

それでも、なんでこんなカッコいいハンサムな男性が・・・

 

KBANより

 

 

と残念に思う。ご冥福をお祈りいたします。

 

 

だから、彼のファンや、メンバー、家族、特にお姉さんのショックは測り知れないだろう。

 

 

こういう時、周りに居た人達は、悲しみと共に、

 

 

なんで気がついてやれなかったんだ。」

 

 

もう少し、彼の事を心配してやれれば、死を防げたのでは・・」と、

 

 

自分を責める人が多い。

 

 

 

 


以前、私も自分の過失で一人娘を死なせてしまったという相談を受けた事があります。

 

 

自分を責めるだけでなく、そのせいで離婚までしていた方でした。

 

 

そして、亡くなった娘も自分を怨んでいるのはないかと悩んで来られたのです。

 

 

この相談の結末に興味がある方は下記をお読みください。

(●最後の墓参り( https://ameblo.jp/hirosu/entry-11266639824.html))

 

 


自分に近い友人や恋人、家族が亡くなった時、

 

 

「もう少し注意していれば、救えたんじゃないか。」と思うものです。

 

 

そういう苦悩を抱えてやってきた相談者には、

 

 

「そういう宿命だったのだから、貴方には何も出来なかったのですよ。」

 

 

と言うのですが、それでも自分を許せないという人も少なくありません。

 

 

 


そういう方には、

 

 

たとえ未来が分かるという霊能者でも、親しい親族の死が分かっていても、

 

 

それを防げないのですよ。とお話しする事があります。

 

 

 

 

 

 

例えば、江原啓之さんが中学2年生も終わる頃、夢で、

 

 

最愛の母親が亡くなるというお告げを受けたました。

 

 

勿論、そんな不吉なお告げを母親には話せません。黙っていると、

 

 

間もなくして、お母さんが倒れたそうです。末期ガンでした。

 

 

江原啓之さんは、看病や見舞いに病院に行った時、

 

 

その病院で亡くなった多くの霊が夜廊下を歩いているのを目撃したそうです。

 

 

ただ、江原啓之さんの場合、

 

 

霊能者と言っても、まだ中学生だったので何も出来なかったでしょうね。

 

 

 

 


金スマでも有名になった、青森の神様と言われる霊能者の木村藤子さんも、

 

 

母親の死を神様から「車庫が出来上がると母が逝く」と告げられと言います。

 

 

でもお母様は、その車庫の周りを散歩するほど元気だったそうです。

 

 

そして、車庫がいよいよ完成するという日が来ました。

 

 

その朝、神様から「お前の母は、今日の夕方4時35分に逝くから」と言われたそうです。

 

 

木村さんは、それとなく兄妹にも、

 

 

「今日、母に会いに来て欲しい、

 

 でも、みんなが一度に来ると、母はきっと気づくはずだから、そっと来て会って欲しい。」

 

 

と頼んでいたといいます。

 

 

4時30分、孫娘がお祖母ちゃんの手を握って、

 

 

「嫌だ、嫌だ、嫌だ、おばあちゃん、逝っちゃいやだ。」と号泣しました。

 

 

すると、

 

「あとは頼むよ。先に行って待っているよ。

 

 守れるものなら、命に代えてもまもるよ。・・・」

 

そう言って、息を引き取ったのは、4時35分だったといいます。

 

 

 

 


そして、人気テレビドラマにもなった「ミディアム」のモデルになっている、

 

霊能者のアリソン・デュボアさんの場合も、

 

 

最愛の父親の死を2年も前に、予言として知らされたそうです。

 

 

「67歳の時、重度の心臓発作で亡くなる。」と病名まで分かって。

 

 

それでも彼女は父親を失いたく無かったので、その事を父親に告げ、

 

 

そういう事態にならない様にと、父親をすぐに病院に連れて行き、

 

 

心臓を診てもらったのです。

 

 

すると、検査した医師は、「どこも悪い所が無い。」と言う。

 

 

それでも心配だったアリソンは、何軒も病院を変え診てもらったと言います。

 

 

しかし、どの医者も異常は無いと言うだけでした。

 

 

そうは言っても、死の予言はまだ1年以上も先の事です。

 

 

父親に適度な運動をさせ、食事にも気を付けるようにしました。

 

 

そして常に地域になる循環器系の病院すべてに父親を連れて行き検査を怠りませんでした。

 

 

父親もアリソンの忠告に耳を傾けてくれて、気を付けたといいます。

 

 

そのおかげか、お父様は元気で普通に生活していました。

 

 

ところが、彼女がある時空港に居る時、電話がかかって来て父親の死を知ったのです。

 

 


彼女は言う。

 

 

「私は父が亡くなる事も、その死因も知っていた。

 

 

 誓って言うけど、それを避けようとして、私はあらゆる事をしたのである。

 

 

 それでも結局、私の手には負えなかった。

 

 

 運命を変える力なんて、私には備わっていなかったのだ。・・・」

 

 

 


だから、よく身近な大切な人が亡くなった時、

 

 

気がついてさえいれば、死なせずに済んだのではないかと、

 

 

自分に対して罪悪感を抱く方がいるが、

 

 

私でもダメだったのだから、貴方の力でも、どうにもならなかったと、

 

 

どうか自分をそんなに責めてはいけません。

 

 

 

 


それよりも、

 

 

大切な人を亡くした時は、

 

 

その人が生きていた意味を忘れずに、

 

貴方の中の一部にして生かし続ける事です。

 

 

そうすれば、

 

大切な人は、いつも、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


貴方の中で、生きている。

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=lQdA7NkE4Tw

 

 

END

 

 

 

参考:KBAN https://kban.me/article/7879
木村藤子 気づきの幸せ
アリソン・デュボア あの世から届く愛のメッセージ