●貴方の中の一部にして
今日は何を書こうかと、芸能ニュースを見ていると、
安室奈美恵さんが、急きょ紅白歌合戦に出場するというニュースが飛び込んできた。
14年ぶりだという。個人的には嬉しいニュースだ。紅白見よう。
それとは真逆のニュースも、あった。
韓国の男性グループSHINeeのメンバー・ジョンヒョンさんが18日、
ソウル市内の短期で借りられるレジデンスの部屋の中で自殺したという。
韓国警察によると、18日午後4時42分、ジョンヒョンさんのお姉さんから、
「弟が自殺しそうだ」という通報があった。
ジョンヒョンさんには、普段から恋人と間違えられるほど仲が良かったお姉さんがいた。
そのお姉さんに、「今まで大変だった」
「お疲れって言ってほしい」「これが最後の挨拶」などの内容で、
自殺を暗示するメールを送ってきたという。
警察がジョンヒョンの位置を確定し、チョンダム洞にあるレジデンスで
ジョンヒョンを発見したのが、午後6時10分。
部屋には練炭が燃えた様なフライパンが見つかったという。
現場で心肺蘇生を行ない、すぐに近くの建国大学病院に搬送されたが間に合わなかった。
私は男性で、ファンでも無いのだが、
それでも、なんでこんなカッコいいハンサムな男性が・・・
と残念に思う。ご冥福をお祈りいたします。
だから、彼のファンや、メンバー、家族、特にお姉さんのショックは測り知れないだろう。
こういう時、周りに居た人達は、悲しみと共に、
「なんで気がついてやれなかったんだ。」
「もう少し、彼の事を心配してやれれば、死を防げたのでは・・」と、
自分を責める人が多い。
以前、私も自分の過失で一人娘を死なせてしまったという相談を受けた事があります。
自分を責めるだけでなく、そのせいで離婚までしていた方でした。
そして、亡くなった娘も自分を怨んでいるのはないかと悩んで来られたのです。
この相談の結末に興味がある方は下記をお読みください。
(●最後の墓参り( https://ameblo.jp/hirosu/entry-11266639824.html))
自分に近い友人や恋人、家族が亡くなった時、
「もう少し注意していれば、救えたんじゃないか。」と思うものです。
そういう苦悩を抱えてやってきた相談者には、
「そういう宿命だったのだから、貴方には何も出来なかったのですよ。」
と言うのですが、それでも自分を許せないという人も少なくありません。
そういう方には、
たとえ未来が分かるという霊能者でも、親しい親族の死が分かっていても、
それを防げないのですよ。とお話しする事があります。
例えば、江原啓之さんが中学2年生も終わる頃、夢で、
最愛の母親が亡くなるというお告げを受けたました。
勿論、そんな不吉なお告げを母親には話せません。黙っていると、
間もなくして、お母さんが倒れたそうです。末期ガンでした。
江原啓之さんは、看病や見舞いに病院に行った時、
その病院で亡くなった多くの霊が夜廊下を歩いているのを目撃したそうです。
ただ、江原啓之さんの場合、
霊能者と言っても、まだ中学生だったので何も出来なかったでしょうね。
金スマでも有名になった、青森の神様と言われる霊能者の木村藤子さんも、
母親の死を神様から「車庫が出来上がると母が逝く」と告げられと言います。
でもお母様は、その車庫の周りを散歩するほど元気だったそうです。
そして、車庫がいよいよ完成するという日が来ました。
その朝、神様から「お前の母は、今日の夕方4時35分に逝くから」と言われたそうです。
木村さんは、それとなく兄妹にも、
「今日、母に会いに来て欲しい、
でも、みんなが一度に来ると、母はきっと気づくはずだから、そっと来て会って欲しい。」
と頼んでいたといいます。
4時30分、孫娘がお祖母ちゃんの手を握って、
「嫌だ、嫌だ、嫌だ、おばあちゃん、逝っちゃいやだ。」と号泣しました。
すると、
「あとは頼むよ。先に行って待っているよ。
守れるものなら、命に代えてもまもるよ。・・・」
そう言って、息を引き取ったのは、4時35分だったといいます。
そして、人気テレビドラマにもなった「ミディアム」のモデルになっている、
霊能者のアリソン・デュボアさんの場合も、
最愛の父親の死を2年も前に、予言として知らされたそうです。
「67歳の時、重度の心臓発作で亡くなる。」と病名まで分かって。
それでも彼女は父親を失いたく無かったので、その事を父親に告げ、
そういう事態にならない様にと、父親をすぐに病院に連れて行き、
心臓を診てもらったのです。
すると、検査した医師は、「どこも悪い所が無い。」と言う。
それでも心配だったアリソンは、何軒も病院を変え診てもらったと言います。
しかし、どの医者も異常は無いと言うだけでした。
そうは言っても、死の予言はまだ1年以上も先の事です。
父親に適度な運動をさせ、食事にも気を付けるようにしました。
そして常に地域になる循環器系の病院すべてに父親を連れて行き検査を怠りませんでした。
父親もアリソンの忠告に耳を傾けてくれて、気を付けたといいます。
そのおかげか、お父様は元気で普通に生活していました。
ところが、彼女がある時空港に居る時、電話がかかって来て父親の死を知ったのです。
彼女は言う。
「私は父が亡くなる事も、その死因も知っていた。
誓って言うけど、それを避けようとして、私はあらゆる事をしたのである。
それでも結局、私の手には負えなかった。
運命を変える力なんて、私には備わっていなかったのだ。・・・」
だから、よく身近な大切な人が亡くなった時、
気がついてさえいれば、死なせずに済んだのではないかと、
自分に対して罪悪感を抱く方がいるが、
私でもダメだったのだから、貴方の力でも、どうにもならなかったと、
どうか自分をそんなに責めてはいけません。
それよりも、
大切な人を亡くした時は、
その人が生きていた意味を忘れずに、
貴方の中の一部にして生かし続ける事です。
そうすれば、
大切な人は、いつも、
貴方の中で、生きている。
https://www.youtube.com/watch?v=lQdA7NkE4Tw
END
参考:KBAN https://kban.me/article/7879
木村藤子 気づきの幸せ
アリソン・デュボア あの世から届く愛のメッセージ

