長崎県美術館
長崎県美術館コンセプト
「呼吸する美術館」
まるで生き物が呼吸をするように、美術館の外にあるさまざまな情報や刺激を吸い込み、それを新しい形の刺激として再び外へ。
呼吸しながら都市や地域を大きく活性化していく美術館を目指す。
開かれた美術館だという印象。
いいなあと思ったのは普通美術館は17時くらいで閉館となるのに
開館時間が20時までのこと。
仕事が終って静かな大人の時間を美術館で過ごしたいなあと常々思っているだけに長崎市民をうらやましく思う。
そしてガラス張りの開放性の高いロビーや、運河にまたがっているブリッジにある水と光を楽しめるカフェ、長崎市内一望の屋上庭園などが、美術に興味のない人たちもおおいに迎え入れている。
多くの人たちに美術を楽しんでほしいと言ってるよう。
運河の軸線上には大浦天主堂
長崎県美術館
所在地 長崎市出島町2-1
主要用途 美術館
設計 日本設計 隈研吾
施工 大成建設 梅村組 松島建設 特定建設共同企業体
敷地面積 12,679.54㎡
建築面積 6,248.31㎡
延床面積 9,898.07㎡
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造、PC・PS造 鉄骨造
竣工 2005年2月
建具
仕上げ工事急ピッチ。
アイアンの輸入業者から届いたサンプル。
↓これ!さてこれは何でしょう?
このプレートはハンマーたたき仕上げ。
ビスは見事にさびている。
これはこれ。↓
レバーハンドルとサムターンの台座。
アンティークな雰囲気がいい感じ。
広島ではなかなかこういう小物は揃わないのでよくネットを利用して仕入れている。
通販は時々へんちょこりんなものが来たりするので届くまでどきどき。
でも発注までに何回もしつこく電話で確認をするので、今まで大ハズレはない。
小ハズレはあり・・。(笑)
建具にデザインした十字架。
建具図面の確認のとき教会の人が
「この十字架違うーー!!」
「違う??なにが?」
「縦横比が違うーー!!」
十字架は黄金比だそうで・・・。
さすが毎日十字架を見ていらっしゃる方は鋭い!!
建具の大きさがあるのでこのへんで
ご勘弁を・・・・。
↓できたのがこれ。
広島キリスト教会
事務所リフォーム工事
5月16日引渡し予定
ラムネ温泉
今年のGWは九州へ。
目的は藤森照信設計の大分のラムネ温泉。
山の中にある小さな温泉。
小さな温泉に小さな美術館が併設されている。
屋根の上には松。
真っ黒に焼いた杉に真っ白いしっくいの外壁。
たたきこんだ銅版の屋根。
内部壁はワラ入りしっくい。
お得意の材料で
藤森ワールド炸裂!!
かわいくて楽しくておもしろくてそれでいて心地いい!!!
浴場はお茶室のよう。
背の低いくぐり戸、炉のような小さな暖炉、ヒノキの柱。
壁も浴槽もどこにも角がなくやわらかい線になっている。
露天風呂の庭には麦が春の風にゆれていた。
写真で見るとおもしろい建物。
本物も間違いなくおもしろい。
でもちゃらちゃらした感じもちゃちな感じもまったくない。
本物の材料でまじめに楽しんで創るとこうなるんだ・・・!!
うまい!!
本当にうまい!!
設計 藤森照信+ IGA建築計画
工事名 ラムネ温泉新築工事
建物用途 温泉施設
施工者 (株)佐伯建設
工事場所 竹田市直入町長湯
工期 平成17.3.20~平成17.6.15
規模 木造2階建
延面積256.62㎡
イースターコンサート&ティーパーティ
今リフォーム工事している教会からのご案内。
このところ現場に行くとオルガニストの日山さんが練習をされていてるのが聴こえる。
現場に入る前にしばし足を留めドア越しに聴き入っている。
彼女の音楽は厳しくて情熱的で緊張感がある。
楽しいものや癒される音楽も好きだけどこういう気持がはりつめるような音楽も魅力的だ。
彼女の音楽に対する真剣な思いが伝わってきて、背筋がしゃんとする。
イースターコンサート&ティーパーティ
日時 4月30日(日)17:00~(開場16:30)
会場 広島キリスト教会礼拝堂 (P有り)
広島市南区北大河町39-1 082-285-6006
ゲストメッセンジャー Dr.李 重台
コンサートプログラム
合唱 チチェスター詩篇 Lバーンスタイン
パイプオルガン 前奏曲とフーガ変ホ長調BWV552 ヨハン セバスチャン バッハ
瞑想的即興曲「さすらい(流離)」作品17 酒井多賀志
合唱 広島キリスト教会聖歌隊
パイプオルガン・指揮 日山かおる
ピアノ 藤本洋子
打楽器 鷹橋あい子
鴨居玲展
ひろしま美術館へ
「没後20年鴨居玲展 私の話をきいてくれ」
を見に行った。
今日は周南市美術博物館館長 森川紘一郎氏の「鴨居玲ー弧愁を描く自己探求者」という題で講演会もあった。
暗くて何かを訴えてくるような絵。
心の叫びが聞こえてきそうな絵。
絶えず悩み苦しんでいたかのよう。
芸術家というのは生きること=良い作品をつくることなのか。
良いものが創れないとつぶやき苦悩し、しばらくして彼の57年の人生が終る。
創れない=死
筆を置いた人生は選択肢の中にかけらもなかったよう・・・。
何て厳しい人生。
鴨居氏の絵の特徴は目が描かれていないことだと思う。
目をつむっている人がほとんどで目が開かれていても目玉は描かれていない。
目はモノを言うところ、
目は訴えるところだという認識をくつがえさせられる。
立ったり座ってる姿勢、背中の曲がり方、首の傾げ方、顔のしわや口のあけ方、そして手などが目以上に訴えてくる。
「ドワはノックされた」
ポストカードを買った。
アンネの日記の隠れ家が見つかったときの場面。
ノックの音が聴こえてきそうな緊張感ただよう絵。
鴨居玲展
2006.4.1~2006.5.14
ひろしま美術館
「山口県旧県庁舎」と「山口県旧県会議事堂」
山口消防から津和野へ向う途中ちらっと見えた外観に好奇心がむくむくふくらみUターン。
山口へは2.3年前からちょくちょく仕事で行っていて山口県庁の前は時々通ってたのに今まで全然目に入らなかった「山口県旧県庁舎」と「山口県旧県会議事堂」
最近近代建築に興味を持ち始め、アンテナが伸びてきたみたいだ。
ちらっと見るだけと思って近寄ったら駄目駄目。
中も見たくなる。
あーーーーーーー。でももう時間がない。
通りかかった職員の人をつかまえ設計者を聴く。
「妻木頼黄」
えーーーーーーー!!
「武田五一」
えーーーーーーー!!
2人とも国会議事堂に関わった人だ。
そんな有名な建築家が創ったものだったのか・・・!!
うーーーーーーー!!
見たい!!
見たい!!
ランチの時間をなくして30分だけ・・・。
ちょっとだけ・・・。
と自分に言い聞かせ、中に入った。
近代建築物は
やさしくて美しくて気品がある。
そしてその中に秘めた建築家の建築に対する熱い情熱を感じることができる。
この熱と力強さから生まれる優美さは男性ならではないかと女性の私は少々嫉妬してしまう。
この時代の建物は建築と国が強く関係している。
世界に誇れる建築を創ることが世界に日本を誇れると信じていた。
素晴しい建築を創ることが国のためになるというエネルギーは現代建築物からは感じ取れないもの。
私が近代建築物に魅力を感じる理由はそこにある。
山口県旧県会議事堂
山口県旧県会議事堂
大正2年着工 大正5年竣工
設計者 妻木頼黄 武田五一 大熊喜邦 矢橋賢吉
建築面積 708.0平方メートル
壁体 山形金網入りレンガ造
壁仕上げ 屋外 モルタル塗り 屋内 しっくい塗り
内部造作 欅材、檜材、ワニス塗り
階段 欅材、松材、ワニス塗り
床 寄木張り、天然リノリウム張り
天井 しっくい塗り
屋根 天然スレート張り
小屋組み 木造、1部鉄骨






















