鴨居玲展
ひろしま美術館へ
「没後20年鴨居玲展 私の話をきいてくれ」
を見に行った。
今日は周南市美術博物館館長 森川紘一郎氏の「鴨居玲ー弧愁を描く自己探求者」という題で講演会もあった。
暗くて何かを訴えてくるような絵。
心の叫びが聞こえてきそうな絵。
絶えず悩み苦しんでいたかのよう。
芸術家というのは生きること=良い作品をつくることなのか。
良いものが創れないとつぶやき苦悩し、しばらくして彼の57年の人生が終る。
創れない=死
筆を置いた人生は選択肢の中にかけらもなかったよう・・・。
何て厳しい人生。
鴨居氏の絵の特徴は目が描かれていないことだと思う。
目をつむっている人がほとんどで目が開かれていても目玉は描かれていない。
目はモノを言うところ、
目は訴えるところだという認識をくつがえさせられる。
立ったり座ってる姿勢、背中の曲がり方、首の傾げ方、顔のしわや口のあけ方、そして手などが目以上に訴えてくる。
「ドワはノックされた」
ポストカードを買った。
アンネの日記の隠れ家が見つかったときの場面。
ノックの音が聴こえてきそうな緊張感ただよう絵。
鴨居玲展
2006.4.1~2006.5.14
ひろしま美術館

