【箱根駅伝2019】 東洋大学 

全日本振り返りと箱根展望

ど~も、太郎です。

全日本振り返りと箱根展望シリーズ

第3弾は東洋大学

いつも通り全日本の結果から

総合3位 5時間15分57秒
1区 田上  建     2年 27:44 区間11位
2区 西山和弥    2年 33:11 区間14位
3区 今西駿介    3年 34:43 区間4位
4区 浅井崚雅    2年 35:22 区間7位
5区 小笹  椋     4年 36:27 区間3位
6区 鈴木宗孝    1年 38:05 区間5位 
7区 山本修二    4年 52:02 区間3位
8区 相澤  晃     3年 58:23 区間1位

主力選手の吉川選手と渡邉選手を
欠いた布陣でしたが、
3位をキープしたのはさすが

気になるのは、
出雲に続き西山選手が良くなかった
ことが象徴するように
なんとなく流れが良くないこと

相澤、山本、今西、小笹選手などは
好調をキープしている一方で

出雲6区区間賞の吉川選手が
故障で全日本欠場するなど

チーム状態がチグハグというか
揃っていませんでした。

う~ん、違うな
勢いが感じられないという方が
正しいかも

昨シーズンの出雲、全日本は共に5位
今季に比べると悪かったけど

西山選手や吉川選手など
フレッシュな選手が数多く出ていて
チーム全体がイケイケな雰囲気を
醸し出していました。

それに比べて今季の方は
成績が良いのは確かですが

守りに入っているというか
思いっきりの良さが薄い感じが
するんですよね。

西山選手の不調やけが人がいること
がそういう印象を持たせているだけなら
いいんですが

それじゃあ、もう少し詳しくみてみます

最初に気になったのは区間配置

7区と8区に2枚看板を配置したのは
さすがにビックリしました。

ココからは推測でしかないですが
山本、相澤選手のうち
どちらかは前半区間に起用する
予定だった気がします。

吉川選手が出雲後に故障
渡邉選手がケガから回復遅れ

この2つが重なったことが
7区8区の配置をするしかなかった
ということでしょう

特に痛かったのは吉川選手の欠場
出雲6区で区間賞を取ったことからも
8区に起用予定だったのでは

そうなると相澤選手を前半区間で
起用できますからね

当初のオーダーはこんな感じだと予想

田上-西山-相澤-今西
渡邉-小笹-山本-吉川

重要区間である2区3区7区8区に
主力メンバーを起用

故障明けの渡邊選手を5区に
置いたとしてもかなり強力ですよね。

現実には、渡邉選手と吉川選手が欠場

そうなった時、選択肢としては
色々考えられそうですが

田上-西山-今西-浅井
小笹-鈴木-山本-相澤

という後半追い上げ型を
選んだということでしょう

ただ、2区4区が予想より悪かった
ので優勝争いに絡むことは
出来ませんでしたが

狙いとしては面白かった気が
しています。

結果的には、青山学院が
予想を超えてよかった
ということでしょう。

前半区間を細かくみると

1区田上選手は区間11位でしたが
トップとの差は19秒と大健闘

青山学院の小野田選手からは
15秒差とギリギリですが
許容範囲内でした。

問題は2区から4区
この3区間を青山学院と比較すると


合計タイムは
東洋大学 1時間43分16秒
青山学院 1時間41分30秒

その差は1分46秒の内訳は


東洋大学
2区西山和弥 33:11
3区今西駿介 34:43
4区浅井崚雅 35:22

青山学院
2区橋詰大慧 32:21
3区鈴木塁人 34:42
4区林  奎介  34:27

2区でマイナス50秒
3区でマイナス1秒
4区でマイナス55秒

3区がかなり良かったことと
2区以上に4区で想像以上に
離されたという事実が
浮かんできました。

ただし、目立ったのはこの2区間
だけですが、

全区間の青山学院とのタイム差を

比較すると

1区-15秒
2区-50秒
3区-1秒
4区-55秒
5区-4秒
6区-36秒
7区-26秒
8区+21秒


青山学院が良かったのは確かですが
東洋大としては完全に力負けした

というのもまた一つの事実でしょう

まあ、終わったことはいいとして
箱根に向けてどうなのかが問題

最重要事項は西山選手の復調
そして、渡邉選手と吉川選手の復活
この2つは欠かせませんよね

あとは、山でどこまで対抗できるか
非常に気になります。

続いてはエントリー予想
候補選手は


山本修二    4年 28:50:64
小笹  椋     4年 29:12:05
中村拳梧    4年 29:55:19
山口健弘    4年 30:09:62
相澤  晃     3年 28:17:81
渡邉奏太    3年 28:59:77
今西駿介    3年 29:17:37
中村  駆     3年 29:20:87
定方  駿     3年 29:46:20
小室  翼     3年 30:18:46
西山和弥    2年 28:35:72
吉川洋次    2年 28:53:51
浅井崚雅    2年 29:35:05
田中龍誠    2年 29:20:02
岡里彰大    2年 29:41:67
田上  建     2年 29:45:56
飯島圭吾    2年 29:48:25
大森龍之介 2年 30:48:89
野口英希    2年 15:07:56※
鈴木宗孝    1年 29:17:89

間違いなく選ばれそうなのが
4年山本、小笹
3年相澤、渡邉、今西
2年西山、吉川、田中、田上
1年鈴木

ほぼ間違いないのが
4年中村拳
3年定方
2年浅井、野口

ここまでで14人、残りは2人

出雲と全日本でエントリー入り
している大森選手は入るかな

最後の1人は難しいな
今週末にもレースがあるので
そこでの結果で決まりそうな気が

直感ですがここは山口選手を
選んでみました。

ということで、エントリー16人は

山本修二    4年 28:50:64
小笹  椋     4年 29:12:05
中村拳梧    4年 29:55:19
山口健弘    4年 30:09:62
相澤  晃     3年 28:17:81
渡邉奏太    3年 28:59:77
今西駿介    3年 29:17:37
定方  駿     3年 29:46:20
西山和弥    2年 28:35:72
吉川洋次    2年 28:53:51
浅井崚雅    2年 29:35:05
田中龍誠    2年 29:20:02
田上  建     2年 29:45:56
大森龍之介 2年 30:48:89
野口英希    2年 15:07:56※
鈴木宗孝    1年 29:17:8


ついでに区間予想もしておくと


現時点で決定的なのは
2区相澤
5区田中
6区今西

この3区間くらいでしょうね
残り7区間はこれからでしょう

西山、渡邉、吉川選手の状態が
気になりますね

前回、復路で一気に離されたことを
踏まえると選択肢は2通り

往路でもっと引き離す、
もしくは
復路でも対抗出来るようにする

このどちらかですが
前回並みに仕上げてこれるなら
後者を選択したい気がします。

青山学院に対抗するには
3区までは弱気にいったらダメ
なのは全日本でも証明済み

5区6区の差が前回よりは
縮まっていることを前提にすると
前回4区の吉川選手を復路に
回したいですね

青山学院も下田選手が卒業したので
前回までのように大幅に稼げないし

林選手も良くて前回並みだと
と思っています。

そうなると、吉川選手を復路に
起用することで、なんとか対抗
出来そうな気がします。

ということで、区間予想は

西山-相澤-山本-鈴木-田中
今西-渡邊-吉川-小笹-中村拳


4区は浅井選手、田上選手なども
候補ですが、
上尾でよかった鈴木選手にしました。

このメンバーが揃うのが第一条件

その上でコンデションを前回並みに
整えられることが必須ですが

そうなった場合青山学院が相手でも
いい勝負が出来そうな気がしています。

以上、東洋大学の全日本振り返りと
箱根駅伝展望でした。

次回もお楽しみに~

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