【箱根駅伝2019】 東海大学 

全日本振り返りと箱根展望

ど~も、太郎です。

全日本振り返りと箱根展望
シリーズ第2弾は東海大学

この記事書くの2回目
昨日ほとんど書き上げていたのに
何故か消滅したという

今回の方がいい記事が書けると
言い聞かせて始めます。

まずは全日本の結果から

総合2位  5時間15分31秒
1区 西川雄一朗 3年 27:31 区間4位
2区 關  颯人     3年 32:15 区間4位
3区 館澤亨次    3年 34:09 区間1位
4区 西田壮志    2年 34:38 区間3位
5区 鬼塚翔太    3年 36:25 区間2位
6区 郡司陽大    3年 37:42 区間2位
7区 湊谷春紀    4年 53:45 区間9位
8区 湯澤  舜     4年 59:06 区間4位

出雲駅伝の結果から考えたら
予想に反して大健闘だったというのが
正直な感想

今回から区間距離の変更があり
6区までが10km~13kmに
この距離って東海大学有利な
距離感だと思っています。

普段から五千m~1万mの強化に
力を入れていることもあり

ロードで10km前後の距離って
ちょうど力を最大限に発揮出来る
と日頃から思っています。

報道では、夏合宿で例年とは違う
長い距離への取り組みを増やした
ということでしたが

結果的には故障者続出ということで
出雲駅伝時点では出場した選手も
調整不足が目立ちました。

だた、出雲から1カ月経過した全日本では
關選手や館澤選手はしっかりと
コンデションを整えてきました。

条件的には東海大学有利なレース
という前提はありつつも
コンデションを上げれば
さすがに強いのを再確認しましたね

それじゃあ、詳しく見てみましょう

1区の西川選手は、
区間1位からわずか6秒遅れ
ライバルと考えていた青山学院とは2秒差
ということでこれ以上ない結果かと

出雲駅伝でのナイーブな走りから
一変して落ちつきがあったし
最後の粘りにも感動しました。

2区から4区に関しては、
それぞれを比較するより
合計タイムで比較しますが

2区から4区のタイム合計は
東海大学 1時間41分02秒
青山学院 1時間41分30秒

3区の差が両チームの差として
そのまま表れた感じですが
3区間で約30秒のビハインドは
上出来だった気がします。

東海大学  關-館澤-西田
青山学院  橋詰-鈴木-林
この並びですからね

距離適性で若干有利ですが
力的には互角というのが
レース前の予想

西田選手が上々の出来だった
というのが収穫でしょうね。

5区鬼塚選手に関しては微妙

出雲駅伝欠場からよく復調したのか
つなぎ区間なのに区間賞を逃したのか
評価は分かれるような気がします。

レース前日の報道で
「關選手と鬼塚選手は本来の9割まで回復」
という記事を見ましたが
結果的には、コレは完全なガセネタ

個人的な感想としては
「關選手は7~8割、鬼塚選手が5~6割」
って感じかな

鬼塚選手を5区に起用したのは
本調子ではないけど何とかしてくれそう
という期待感からでしょうね

区間2位以下を20秒~30秒離して
欲しかったというのが本音
ただそこまで回復していなかった
のでしょう。

それにしても鬼塚選手の表情に
以前の余裕が消えているのが
気になりました。

それでも直近のレースでは
13分40分台を出すなど回復基調
長い距離への適応はこれからですが
間に合うことを期待するしかないですよね。

6区郡司選手は出雲に続いて
いい走りだったと思いました。

この区間は、青山学院の吉田圭選手が
ダントツで強いという予想でしたが
実際に区間3位に29秒もの大差

その中で、区間賞の吉田圭選手から
13秒差の区間2位で走りは見事でした。

中盤まではどこで追いつかれるのか
気が気ではなかったですもんね
それを終盤引き離したのはさすが

箱根でのメンバー入りが近づいた
気がしました。

7区湊谷選手に関しては、
残念な結果としかいえませんね

区間2位だった森田選手に対して
湊谷選手は2分9秒差の区間9位

今回から7区は17.6kmに変更
ということもありますが

森田選手が速かったのか
湊谷選手が遅かったのか
判断がつきかねます。

ということで、計算してみました。
17.6km→ハーフに換算すると

森田選手 51分36秒→61分52秒
湊谷選手 53分45秒→64分26秒

参考までに
ワンブィ選手 50分21秒→60分21秒
山本選手     52分02秒→62分23秒

う~ん、これを見ると
森田選手は確かに良かったけど
湊谷選手が実力を発揮できなかった
というのが正しい見方かな

最後8区の湯澤選手は良かった
と思いました。

8区の区間上位を振り返ると

1位相澤  晃     3年 東洋大学 58:23
2位山下一貴    3年 駒澤大学 58:43
3位梶谷瑠哉    4年 青山学院 58:44
4位湯澤  舜     4年 東海大学 59:06
5位金子元気    4年 城西大学 59:17

残念ながら58分台は出ませんでしたが
59分一桁は素晴らしいタイム

過去のこの区間4位のタイムは

2012 平賀翔太    早稲田大 58:38
2013 大六野秀畝 明治大学 58:35
2014 田口雅也    東洋大学 58:58
2015 上村和生    東洋大学 59:08
2016 山本修二    東洋大学 59:14
2017 鈴木塁人    青山学院 59:08

気象条件の違いや区間距離変更による
選手起用の違いを考慮しても
8区のレベル自体に変わりはない
みたいですね。

そして、もう一つ注目したのは
8区4位だった直後の箱根の成績

2012平賀    → 2013箱根 2区6位
2013大六野 → 2014箱根 2区5位
2014田口    → 2015箱根 1区4位
2015上村    → 2016箱根 1区7位
2016山本    → 2017箱根 2区11位
2017鈴木    → 2018箱根 1区5位

箱根では1区か2区に起用されている
のも驚きましたが、
成績も悪くないんですよね。

湯澤選手も箱根で活躍しそうな
気がしてきました。

それじゃあ、エントリメンバーを
予想してみましょう。

候補選手はこちら

湊谷春紀    4年 28:41:77
湯澤  舜     4年 29:13:44
三上嵩斗    4年 28:32:24
東  優汰     4年 29:41:83
鬼塚翔太    3年 28:17:52
關  颯人     3年 28:23:37
小松陽平    3年 28:35:63
松尾淳之介 3年 28:50:94
高田凜太郎 3年 28:57:91
郡司陽大    3年 29:05:28
中島怜利    3年 29:15:38
西川雄一朗 3年 29:17:97
館澤亨次    3年 29:50:67
阪口竜平    3年 30:12:64
塩澤稀夕    2年 28:36:15
西田壮志    2年 28:58:74
名取燎太    2年 29:26:60
鈴木雄太    2年 29:21:82
本間敬大    1年 29:43:93
須崎乃亥    1年 31:54:11

1万m28分台はいつの間にか9人に
館澤選手と阪口選手がいますから
実質的には10人以上

エントリー入りまちがいないのは

4年湊谷、湯澤
3年鬼塚、關、西川、中島、館澤、
     阪口、郡司、松尾
2年西田

それから、出雲、全日本のエントリー
からみてほぼ間違いなさそうなのが
高田選手と小松選手でしょうか

復調を待っているのが三上選手
よくわからないのが塩澤選手

三上選手は上尾ハーフで69分台
ようやく走り出したって感じ
間に合うかは微妙

塩澤選手は週末にどこかの
レースに出場すれば
タイム次第ですが入ってくるかも

この2人は保留ですね

残りは最大で3人、最小で1人

候補選手としては、上尾で良かった

4年東
2年鈴木雄、名取
1年本間

残りのメンバーは、
この中から選ばれるのが順当な
気がします。

ということで、
エントリーメンバー予想は

湊谷春紀    4年 28:41:77
湯澤  舜     4年 29:13:44
東  優汰     4年 29:41:83
鬼塚翔太    3年 28:17:52
關  颯人     3年 28:23:37
小松陽平    3年 28:35:63
松尾淳之介 3年 28:50:94
高田凜太郎 3年 28:57:91
郡司陽大    3年 29:05:28
中島怜利    3年 29:15:38
西川雄一朗 3年 29:17:97
館澤亨次    3年 29:50:67
阪口竜平    3年 30:12:64
塩澤稀夕    2年 28:36:15
西田壮志    2年 28:58:74
名取燎太    2年 29:26:60


三上選手は間に合わないと予想
とりあえずエントリーには入れて
ギリギリまで待つというのも
一つの戦略ですが、
割り切って考えました。

現時点での区間配置予想は

西川-湯澤-鬼塚-關-西田
中島-阪口-館澤-郡司-松尾


とりあえずザックリな予想

2区と5区をどうするのかが
今季の課題のような気がします。

復路にも戦力を残しているし
悪くない区間配置かと

以上、東海大学の全日本振り返りと
箱根駅伝展望でした。

次回もお楽しみに~

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