【全日本大学駅伝2018】 神奈川大 エントリー発表&全日本展望

ど~も、太郎です。

引き続き全日本大学駅伝展望
ですが、

今日は箱根予選会組から
神奈川大をお送りします。

まずは予選会の結果から

総合3位 10時間39分16秒
015位 越川堅太    3年 1:02:51
016位 山藤篤司    4年 1:03:02
024位 多和田涼介 4年 1:03:16
043位 井手孝一    2年 1:03:39
044位 安田共貴    3年 1:03:41
078位 荻野太成    3年 1:04:19
098位 北崎拓矢    2年 1:04:33
102位 川口  慧     1年 1:04:35
103位 枝村高輔    4年 1:04:36
112位 小笠原峰士 2年 1:04:44
189位 田中尚人    4年 1:05:45
289位 徳川稜汰    4年 1:08:09


2位順天堂大との差は2分18秒

順大の塩尻選手は61分22秒
越川選手は62分51秒

チームトップのタイム差は1分29秒

両チームの差は稼げるエースが
いるかいないかの違いでした。

あと細かく言うと
チーム2位から5位までは神奈川大が
上回っていました。
違いが見えたのは6位以降のタイム

総合100位以内の人数が
順天堂大は9人に対して神奈川大は7人

タイム的に一人当たり20秒とかの
違いですが、チーム力の差が見えた
気がします。

と言いつつ、大幅に戦力が落ちると
予想されていましたが、
終わってみれば3位で予選通過

超強力な鈴木健吾選手たちは
前回の全日本大学駅伝優勝など
かなりのインパクトを残しました。

その卒業した世代が残したものは
大きかったということでしょうね

その中でも一番の要因は
「スカウトが良くなった」
ってことかなと思っています。

実際には現3年生あたりから
良くなっていましたが

鈴木選手の学年が活躍する場面が
増えることでいい選手が安定して
入ってくるようになりました。

特に心配していたのが2年生
昨シーズン駅伝出場がゼロ
でしたからね。

それが今回の予選会には3人出場
全員がチーム10番以内でした。

1年生の川口選手もさっそく結果を
出すなど下級生の躍進があったから
この結果が残せました。

今回の予選会上位10人の
学年構成は
4年 3人
3年 3人
2年 3人
1年 1人

理想的なバランスだと思いませんか

上級生は安定感を見せ確実に
タイムを稼いでいました。
それにフレッシュな下級生が
引っ張られ大健闘を見せました。

「新しい神奈川大の姿が徐々に
見え始めた」
それがこのレースを見た私の感想
ですね。

それじゃあ、全日本の展望ですが
エントリーは既に発表済み

枝村高輔    4年29:30:59
多和田涼介 4年29:04:58
山藤篤司    4年28:25:27
荻野太成    3年29:17:50
越川堅太    3年28:53:11
安田共貴    3年29:26:20
森  淳喜     3年29:41:95
井手孝一    2年29:55:35
小笠原峰士 2年32:15:33
北崎拓矢    2年29:40:71
西方大珠    1年29:56:16
川口  慧     1年14:11:54※
安田  響     1年14:17:13※

※五千mのタイム

箱根駅伝予選会の14人から
OUT 佐久間、田中、徳川
IN     森、西方

ということで、4年生3人を外し
3年の森選手と1年生をもう1人
追加してきました。

新たに入った西方選手は
3000m障害の関東インカレで
3位入賞したと思ったら
日本インカレでも8位入賞
1年生らしからぬ成績を残しました。

それではエントリーメンバーを
細かく見ていきましょう

まずエースは山藤選手で
間違いないでしょうね

タイム、駅伝経験ともにチームトップ
チームをけん引する中心選手

その脇を固めるのが
4年多和田、枝村
3年越川、荻野、安田

という5人の主要メンバー

この中では越川選手がポテンシャル
抜群の次期エース候補

今回はチームトップの好成績
このレベルを安定して発揮出来れば
チームの中心選手になれそう

2年生では井手選手
予選会でもチーム4番目の好成績
1万mのタイムはこれからですが
ハーフで63分台とロードでの強さを
発揮しました。

そして1年生では予選会を走った
川口選手
初めてのハーフでいきなり64分台と
長い距離への適性を見せつけて
くれました。

それ以外の選手も含めて
予選会を走った10人が
全日本のメンバー候補というのは
間違いないでしょうね

そうなると、
4年枝村、山藤、多和田
3年越川、荻野、安田
2年井手

最後の1人が
2年生の北崎選手か
1年の川口選手
あたりが候補でしょう

ただ、予選会直後のレース
ということで

全日本のためにもう一度
ピークを持ってくるというのは
ない気がします。

エントリーメンバー選考時点でも
4年生を外していますからね

経験値を稼ぐためにも
下級生を多く使う方向で
という可能性も高い気がします。

なので、チームの順位としては
そこまで期待出来ないと
考えていますが

そんな中でも箱根駅伝に向けて
どんなレースを見せてくれるかに
注目したいかなと思っています。

以上、神奈川大の予選会振り返りと
全日本エントリー発表でした。

次回もお楽しみに~

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