【全日本大学駅伝2018】 東洋大 出雲振り返り&全日本展望

ど~も、太郎です。

出雲振り返り&全日本展望シリーズ
第2弾は東洋大学です。

まずは出雲駅伝の結果から

総合成績 2位 2時間12分10秒
1区 相澤  晃  3年 区間2位 23:21
2区 西山和弥 2年 区間6位 16:54
3区 山本修二 4年 区間3位 25:23
4区 小笹  椋  4年 区間4位 18:09
5区 今西駿介 3年 区間1位 18:30
6区 吉川洋次 2年 区間1位 29:53


優勝した青山学院大との差は12秒
ここだけ見れば接戦に見えますが
レースを見た感想としては
完全に力負けしたなって感じがしました。

1区相澤選手が競り負けて
2区西山選手が大きく離され
3区、4区でも追い上げならず
4区終了時点でのタイム差は45秒

5区今西選手が18秒
6区吉川選手が15秒
取り返したところは
さすがの粘りでしたが

東洋大として青山学院に対抗する
ための武器は1区から3区までの3人

ここで競り負けたという事実は
結構重い感じがします。

距離の短い出雲だから
という要素がもちろんあるし
長い距離の全日本、箱根になれば
展開も変わってくる気がします。

ただ、青山学院にしても
橋詰選手がキッチリ区間賞を取るなど
着実な成長を見せています。

要するに何が言いたいのか?
というと

西山、相澤、山本の3選手が
例え絶好調だったとしても
東洋大学が青山学院に対して
大きなアドバンテージが取れるほど
じゃないということです。

前回の箱根で往路優勝した
メンバーが全員残っている東洋大が

青山学院に対して
多少でも追い上げたと考えるのは
時期尚早ということ

戦力が残ったのは青山学院も同じ
卒業した田村選手と下田選手の
穴を埋める準備も着々としていて

東洋大をはじめ他のチームが
気を許せば例年以上の大差を
つけられる気がします。

じゃあ、東洋大学としてはどうすれば
いいのか?

当たり前のことですが
「選手層を厚くする」
これしかないような気がします。

今回走った6人に渡邉選手を加えた7人が

レギュラ-ですが

それ以外の選手を試す余裕が
出雲駅伝ではまだなかった
というのも事実

次の全日本ではどんな選手起用を
見せてくれるのか注目したいです。

ということで、全日本大学駅伝への

展望を見てみましょう

新聞報道では一部メンバーの
名前は挙がっていましたが
エントリーメンバーの正式発表は
まだされていません。

エントリーメンバー候補を挙げると

山本修二    4年 28:50:64
小笹  椋     4年 29:12:05
中村拳梧    4年 29:55:19
相澤  晃     3年 28:17:81
渡邉奏太    3年 28:59:77
今西駿介    3年 29:17:37
定方  駿     3年 29:46:20
小室  翼     3年 30:18:46
西山和弥    2年 28:35:72
吉川洋次    2年 28:53:51
浅井崚雅    2年 29:35:05
田上  建     2年 29:45:56
岡里彰大    2年 29:41:67
大森龍之介 2年 30:48:89
大澤  駿     2年 29:42:87
田中龍誠    2年 30:14:13
飯島圭吾    2年 29:48:25
鈴木宗孝    1年 29:17:89
石川龍之介 1年 30:09:45

先程の新聞報道で確定しているのは
4年 山本
3年 相澤、渡邉、今西
2年 西山、吉川、田上

全日本のエントリーは13人
ということは残りは6人

まず、出雲を走った小笹選手は
間違いないでしょう

4年生から1万mで自己ベスト更新
ハーフでも63分台のタイムを持つ
中村拳梧選手も選ばれそう

3年生の中村駆選手は入らない
ことが判明
出雲エントリー入りの定方選手は

入りそうかな

2年生からは昨年走った浅井選手
調子を上げてきています。

期待の1年生鈴木選手は
出雲に続き選ばれるでしょうね

そして、最後は小室選手かな
出雲では出番がなかったけど
調子は戻りつつあるかなと

エントリーメンバー予想まとめると

山本修二 4年
小笹  椋  4年
中村拳梧 4年
相澤  晃  3年
渡邉奏太 3年
今西駿介 3年
定方  駿  3年
小室  翼  3年
西山和弥 2年
吉川洋次 2年
田上  建  2年
浅井崚雅 2年
鈴木宗孝 1年


前回のエントリーメンバーから
今回も選ばれたのは10人

中村駆選手が外れ、
小室、田上、鈴木の3選手が
新たに選ばれています。

前回の経験者が7人も残り
優勝も狙える戦力

出雲駅伝を走った今西選手を
加えると一応8人揃います。

出雲を走った6人に関しては

問題なさそうですが
気になるのは出雲を走っていない
渡邉選手と浅井選手の状態

今回の全日本は距離が変更され
7区と8区に戦力を残したいけど
1区から出遅れる訳にもいかない
という難しい駅伝になりました。

駅伝未経験者を含めて
残り2区間の人選がポイントと
なりそうな気がしています。

青山学院に対抗するには
渡邉選手が復調しているのが第一条件

その上で最後の1人を誰にするのか
昨シーズン駅伝で結果が出せなかった
浅井選手を再び試すのか

田上選手や鈴木選手の下級生を
試すのかなど考えられますが

個人的には、田上選手や鈴木選手
を試す余裕のオーダーが見てみたい
気がしています。

以上、東洋大の出雲振り返りと全日本展望

でした。

次回もお楽しみに~

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