【全日本大学駅伝2018】 東海大 出雲駅伝振り返りと全日本展望

ど~も、太郎です。

出雲振り返りと全日本展望の
第3弾は東海大学

それでは出雲駅伝の結果から

総合3位 2時間13分31秒

1区 西川雄一朗 3年 23:35 区間6位
2区 館澤亨次    3年 16:29 区間2位
3区 中島怜利    3年 26:12 区間12位
4区 關  颯人     3年 18:06 区間2位
5区 郡司陽大    3年 18:51 区間3位
6区 湯澤  舜     4年 30:18 区間4位


評価はいろいろと分れそうですが

前回優勝チーム
経験者が全員残っている
というチーム状況を考えると
完敗と言うしかないのかなと

経験者が走れなかったという
コンデション調整の面からも

代わって走った選手が
ベストの走りが出来なかった
という面から見ても

「チームとしての不安定感」

これが現在の東海大を象徴している
言葉のような気がします。

1位青山学院との各区間での
タイム差は

1区-20秒
2区-3秒
3区-51秒
4区-6秒
5区-3秒
6区-10秒

トータル1分33秒差

箱根の往路みたいなシビアな場面で
勝負出来たのは館澤選手だけ

1区西川選手は初駅伝を差し引いても
あまりにもナイーブ過ぎました

中島選手は主要区間のプレッシャーに
負けたのかナゾの不調

關選手は区間賞を逃し

郡司選手と湯澤選手も
区間賞を取るなどのインパクトを
残せませんでした。

勘違いして欲しくないのは

中島選手を除けば全員が区間上位
で走っています。

主力選手を欠いた状態で
3位をキープしたってことで
「選手層の厚さ」は見せてくれました。

チームとしてのレベルが高いのは
明らかです。

ただ、東海大学が目指しているのは
箱根駅伝優勝という目標

青山学院や東洋大学をはじめとした
強いチームと渡り合わないといけません

そんな中でライバルチーム対し

ベストメンバーじゃないけど
油断していたら一気にひっくり返すよ
という強さを見たかった
コレが個人的な本音です。

夏合宿がうまくいなかかったなど
ネガティブな情報もあります。

コンデション調整がうまくいかなかった
のは直前のレース成績を見たら
よくわかりました。

その中でも光る希望を見たかった
ということですね

ただ、先を見据えると
主要メンバーが帰って来れば
トップクラスの戦力なのは
間違いありません。

現時点のチーム状態が底だと
考えたら後は上がるだけ

明るい未来を想像して
前に進みましょう

ということで、
全日本大学駅伝への展望ですが
まだエントリメンバーは未発表

現時点でのエントリー候補は

三上嵩斗    4年 28:32:24
湊谷春紀    4年 28:41:77
湯澤  舜     4年 29:13:44
鬼塚翔太    3年 28:17:52
關  颯人     3年 28:23:37
小松陽平    3年 28:35:63
松尾淳之介 3年 28:50:94
高田凜太郎 3年 28:57:91
郡司陽大    3年 29:05:28
中島怜利    3年 29:15:38
西川雄一朗 3年 29:17:97
館澤亨次    3年 29:50:67
阪口竜平    3年 30:12:64
塩澤稀夕    2年 28:36:15
西田壮志    2年 29:07:46
名取燎太    2年 29:26:60
本間敬大    1年 30:28:10
須崎乃亥    1年 30:17:21

出雲駅伝にエントリーされた

4年湊谷、湯澤
3年鬼塚、關、高田、郡司、
     中島、西川、館澤
1年須崎

この10人に関しては
状態は悪くないのかなと

強いて言えば鬼塚選手が
気になりますね。

出雲駅伝後の記録会に
出場しましたが
タイムは14分53秒
判断に迷う感じでしょうか

出雲エントリー組以外では

4年三上
3年阪口、松尾
2年西田、塩澤

ここら辺のメンバーが
戻って来ればベストに近い布陣が
組めそうですが
現在の状況はよくわかりません

今週末行われる日体大競技会の
エントリー表には

五千mの最終組に塩澤選手

1万mの最終組の一つ前に
鬼塚、小松、高田、西田選手の
名前があります。

となると、
三上、阪口、松尾選手はおそらく無理

塩澤、小松、西田選手が
追加でエントリー入りそうな気がします。

ということで
エントリーメンバー予想は

湊谷春紀    4年 28:41:77
湯澤  舜     4年 29:13:44
鬼塚翔太    3年 28:17:52
關  颯人     3年 28:23:37
小松陽平    3年 28:35:63
高田凜太郎 3年 28:57:91
郡司陽大    3年 29:05:28
中島怜利    3年 29:15:38
西川雄一朗 3年 29:17:97
館澤亨次    3年 29:50:67
塩澤稀夕    2年 28:36:15
西田壮志    2年 29:07:46
須崎乃亥    1年 30:17:21


出場するメンバーですが

まず出雲出場組からは
4年湯澤
3年館澤、關、西川、郡司

この5人は走りそう
悩ましいのは中島選手

調子が良くない場合は
そのまま箱根に向けての
調整に入るかもしれません。

ただ、代わりの選手がいるのかが
不安ですのでここは保留

出雲駅伝直後に行われた
記録会の結果は

湊谷春紀    4年 14:02:44
高田凜太郎 3年 14:11:51
須崎乃亥    1年 14:32:29
鬼塚翔太    3年 14:53:99

湊谷選手のメンバー入りは
間違いなさそうです。

あとは日体大競技会の結果次第
でしょうね。

鬼塚選手と西田選手は本来なら
メンバー入り確実な気がしますが
どこまで調子を戻しているのか
注目です。

全日本大学駅伝は今回から
各区間の距離が大幅に改定
(左が旧区間、右が新区間)

1区14.6km→9.5km
2区13.2km→11.1km
3区 9.5km→11.9km
4区14.0km→11.8km
5区11.6km→12.4km
6区12.3km→12.8km
7区11.9km→17.6km
8区19.7km 変更なし

1区から徐々に距離が長くなる
区間設定になりました。

そして、なんと言っても最大の衝撃は
7区が8区に迫る長い距離に伸びた
ということです。

この新しい区間構成を見て
「箱根駅伝の往路に似ている」
と思いませんか?

1区2区→1区
3区4区→2区
5区6区→3区
7区     →4区
8区     →5区
みたいなイメージ

じっくりとコースの高低図などを
見ていて閃きました。

当初、7区の距離が長くなったので
ラスト2区間で一発逆転もあるなど
ドラマチックな展開も期待

エース2枚を7区8区に注ぎ込めば
追い上げ可能とかね

ただ、現実的には大逆転は
起こりそうにないな
という結論に達しました。

前半から出遅れると致命的
なのはどの駅伝でも同じ

前半区間にも戦力を注ぎ込む
必要がありますからね

戦い方としては2通り考えられそう

その1は、
1区から6区までの短い区間で
一気に勝負をつける

箱根往路1区から3区で飛び出して
勝負を決めるイメージ

その2は、
1区から4区と7区8区に戦力を分散
前半いい位置につけ後半追い上げる

箱根往路5区で一気に追い上げる
イメージ

一番強いのは両方をミックスしたチーム
やはり選手層の厚さが勝負の決め手
となりそうです。

各区間に配置される選手のイメージ
としては

箱根駅伝の1から8区で例えると

1区→箱根1区
2区→箱根6区
3区→箱根2区
4区→箱根3区
5区→箱根7区
6区→箱根8区
7区→箱根4区
8区→箱根5区

8区に関しては、箱根9区、10区
の方が当てはまるチームもありそう

話が逸れましたね。
別の日に書くべきでした。

東海大学に話を戻します。

対青山学院、東洋大を前提に
話を進めると

關選手と館澤選手は大丈夫としても
三上選手と阪口選手という
箱根の往路候補を欠くわけですから
鬼塚選手の復帰は絶対条件

1区から4区にはスピードがある
選手が起用される気がします。

青山、東洋に対抗するには
關、館澤選手に加え鬼塚選手が
いないと力負けしそうな気がします。

その上で1区の人選も悩みの種
これも鬼塚選手の状態に
左右されそうな気がします。

現状を冷静に見つめると
優勝争いに絡むのは厳しいかな

青山学院に完璧なレースをされると
さすがに適わない気がしますが

出雲に比べ2区間増えるし
何かが起こる可能性もあります。
荒れるレースになれば
勝機も見えてくるかもしれません

その為には、
全員がミスなく完璧に近いレースをする
まずはココからかなと

相手チームのことより

自分達のことに集中

これが今大事なことかなと

以上、東海大の出雲振り返り&
全日本展望でした。

次回もお楽しみに~

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