想い出がいっぱいの本は手放せない

生前整理アドバイザーの大竹郁子(おおたけいくこ)です。

先日、80代の女性が遠方から講座に来られました。

少々、切羽詰まった雰囲気。

今、困っておられることもお話くださいました。

講座を進めていくと

今までされていたお仕事関係の本は

愛着があってとても手放せない。

でも本で足の踏み場がない状態らしい。

床に置いてある本でケガをした事もあるそうです。

先ず、安全な生活環境にしてください。

安心・安全を何度も連呼したけど伝わったかなぁ。

とても勉強熱心な方で

尊厳死協会についての冊子もお持ちでした。

初めて見る本です。

これからのことをとても真剣にとらえておられます

講座の後半、情報の整理で遺言書のことを

サラッと話します。

その方は、既に銀行に遺言信託を契約済みでした。

『叔父の時、大変だったから』だそうです。

今回、受講された方はひとり暮らし。

『自分のことは自分でやらないといけない』

の、思いが伝わってきます。

でも、元気なうちに本を少し整理出来るといいな。

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