2021・韓国 ★★☆☆☆(2.6)
監督:チョ・ジンモ
出演:カン・ハヌル チョン・ウヒ カン・ソラ イ・ソル
2003年の韓国を舞台に描くラブストーリー。ソウルで暮らす浪人生と
プサンの書店で働く女性が、手紙のやり取りを通じて親しくなっていく。
チョ・ジンモが監督を手掛け、カン・ハヌル、チョン・ウヒ、カン・ソラらが共演する。
スマホもSNSもなかった時代に、手紙という時間のかかる方法でお互いを知り、
やがて思い合うようになる男女の恋模様を映し出す。
(シネマトゥデイより抜粋)
間には、チョイと甘めな奴も挟まないと、誰も見てくれなくなるのでは?とか不安に…。
いや、ならないですけどね。←強がってないもん!レンタルで見ました。
2003年、携帯電話が普及しはじめたばかりの韓国。
夢も希望もない退屈な、ソウルで浪人生活を送る冴えない青年ヨンホ。
ふと小学校時代の同級生の事を思い出し、宛もないままに手紙を出してみる。
一方、釜山で暮らすソヒは、自分の夢を見つけられないまま、母と一緒に古書店を営む。
病気の姉ソヨンに届いた、ヨンホからの手紙を受け取ったソヒは、姉に代わり
ソヨンのふりをして返事を書く事に…。
ソヒが出した返信には、3つの条件が…。
「質問しない。会いたいと言わない。会いに来ない」
手紙のやりとりは、2人の日常を鮮やかに彩り始め、やがてヨンホは
「12月31日に雨が降ったら会おう」という極めて可能性の低い提案をする…。
決して会う事のない、手紙だけのやり取りの筈だったのだが…。
<如何でしょ?>
このポスターは映画館で見たが「私の領域ではない」と脳が却下していた。
(年1しか映画館で映画を見ない様な人なのに…、何が却下やねん!ボソッ。)
多くの方が、もっと高評価で御座います。やっぱ私の脳は分かってらっしゃる。
私には「かなりファンタジック」過ぎた作品でしたわ。
その上に「ラストレター」に何だか被るやおまへんか?
まぁ~、エピローグ的な部分で、本作はすんごくニンマリさせてくれるので、良いか…。
主役のヨンホ役の「カン・ハヌル」氏は、安定の良い人男子。
(ウチの男前と1歳違いに今日初めて気づいてぶったまげた。老けている訳ではないが…)
実は病気の姉の代わりに返信を書いていたソヒ。
まぁ、文通の中身は想像出来るでしょう。
小学校の時の初恋の相手で、釜山に引っ越した彼女の事を思っているヨンホ。
手紙だから良いんだよね、TV電話とかはダメダメよ。
届くか分からん手紙を書いて、返信が来た時にゃぁ~だよね。
勿論、彼女は実在しているけれど、ヨンホの想像の中の人と言っても良い。
がぁ~、それを現実に引き戻すのは↑同じ予備校の2浪仲間のスジン。
ヨンホが良い思い出に「ボワワァァ~~ン」とかになっている時に
しがない2浪の予備校生に戻される。
しかも、女子の身ながら、メッサ積極的。猛烈なアタックにも靡かないヨンホ。
真面目っちゃぁ~、真面目なんだけれど。浪人生だからと言うのもあるけどね。
若い2人だから、恋にうつつを抜かして2人共潰れちゃう恐れもあっただろうけれど
ヨンホだから阻止して、スジンだけは真面目に勉強しろって…。何処までも真面目な奴。
でもスジン役が「カン・ソラ」氏なので、サバサバした性格で、相手にされなくても
メゲないし、泪も見せないと言うキャラに無理がないのよねぇ~。
可愛く迫ったりもするけれど、嫌味が無いな。(付き合えば良いのにと思ったけど…)
結局ヨンホは父親と同じ様に、手に職を付けて…。きっとお父さんは喜んでいたと思うな。
「大晦日に雨が降ったら会おう」と手紙にあったから…。
必ず大晦日に↑このベンチで待つヨンホ。何を?「雨」を。
軍服姿には思わず笑ってしまったけれど、ヨンホらしいよね。
「カン・ハヌル」氏にはピッタリな作品だったね。
こういう誠実なお方を追い求めている貴方様にはバッチリな作品では?
そうそう、エピローグをお忘れなく、見ないとニンマリ出来ませんぜ。
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