プロミシング・ヤング・ウーマン(PG-12) | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                     

2020・英・米     ★★★★☆(4.2)

               

監督:エメラルド・フェネル

出演:キャリー・マリガン ボー・バーナム アリソン・ブリー

                       

                

女優、エメラルド・フェネルが監督と脚本を務めたサスペンスドラマ。

 

輝かしい未来を歩もうとしていた女性が、ある出来事を契機に思わぬ事態に直面する。

 

キャリー・マリガン、ボー・バーナムのほか、ラヴァーン・コックス、

アリソン・ブリーらが出演する。(シネマトゥデイより抜粋)

                      

               

                   

ブタ

気付いている方もいらっしゃるとは思うが…。此処の所私の中では一応「テーマ」があって

それに見合うモノをチョイスしている次第。そのテーマとは、何ぞえ?当てても何にもないが。

Amazonプライム。400円。(続いている訳ではないが…。間に息抜きもしている)

                             

                      

ごく平凡な生活を送っているかに見える女性キャシー。

 

元医大生の彼女、嘗ては優秀で輝かしい未来が約束されていた「筈…」であったが。

ある事件をきっかけに医大を中退し、今ではカフェの店員として平凡な日々を送っていた。

                       

もうすぐ30歳になる娘と同居の両親は、バースデイプレゼントにスーツケースを。

言わずもがな「早く出て行け」と言うメッセージ。

                             

                            

その一方で、夜毎バーに繰り出しては、泥酔したフリをして、良からぬ企みで

寄って来た男達に容赦なく鉄槌を下すという過激な行動を繰り返していた…。

                               

                             

そんなある日、カフェで大学時代の同級生で小児科医となったライアンと

偶然の再会を果たすキャシーだったが…。

                               

キャシーの謎めいた行動の裏にある、目的とは一体…?

 

<本名はカサンドラ、通称キャシーの彼女>

                       

                      

いっつも、自分が本編を見るまで、どなた様の記事も読まない私。見てから、一挙に

記事を読みまくる…。しきりに「キャリー」「キャリー」と出て来るが…、え?誰?と

マヂで思った…。

             

↑こうやって止まっている顔面をじっと見れば「あぁ~」って思うけれど、本編見ている間中

「キャリー・マリガン」氏がキャシーを演じているとは気づかなかった。

(そろそろ、TVを見る時も眼鏡がいるのか?いや、字幕はちゃんと読めているので…汗)

               

大学中退とか言っている割には「おばちゃんやん」って…。ライアンとの会話にキャシーが

若いから「保護者と娘」に思われるとかあったのだが…。何処から見ても反対やろって

思いながら見てた。

                  

<↑何時まで経っても私の中の彼女のイメージ。ショートヘアとえくぼ>

                    

他の作品も見ているのに「すっとこどっこい」だわ私と笑ったが。笑ったのは其処だけ。

                          

<この間見た「私は世界一幸運よ」>を先に見てラッキーだったな…と。               

とか、書くと「ははぁ~ん」そう言う系の作品なんやね。と気付く貴方様もいるやも。

                      

↑まぁ、この作品の事は置いておいて…。

(逆に見ていたら、雑な作りにちょっとゲンナリだったな。)

                     

               

キャシーは2つの顔を持つ女。昼間は仏頂面のカフェの店員で夜は…。

                 

顔と言えば、低賃金でカフェで働いているキャシーは実は優秀な医大生だった。

中退しちゃったけれどね。ある事件がきっかけでね。

                

その事件が、今のキャシーを作っている。

(キャシー自体が被害者ではないのだが…。でも一緒に居ればと今も後悔している)

                   

                

↑本当は、こういう感じでごく普通の恋をする女性の筈が…。

                    

<↑このカットは良かったな。>彼女の後ろの高架に電車が走る。

                     

日本でも最近あったよね。「自衛官」のセクハラ被害。実際に手を出した加害者は

勿論の事、傍で笑っている傍観者はどうなん?

(謝って済むなら警察いらんやろ。と思うが…)

               

何で「単なる冗談」で済ませるのか?自分の嫁や娘が同じ被害に遭ったら、

笑って「単なる冗談」で済ますのか?済ませるのだな!

             

#MeTooが叫ばれる今、やっと表立って来た事実。

女性監督だからこそ、書けた脚本でもある。

                      

<キャシーと同級生だったマディソン>彼女も事件を知っていながら被害者を非難した。

                    

女性学校長へのリベンジも「そうしないと分からんのか?」と言う態度。

まぁ、これはどこの国でも同じみたいですが「有望な男子生徒の未来を壊しても良いのか?」

と、必ず言うよね。

                    

自ら望んで壊しているのに「何故に」庇うのか?

その時に壊された被害者の未来は良いのか?

                 

本作が他の作品とは違う部分は「傍観していた」「被害を認知していた」女性達にも

制裁を下す部分だよね。(甘いかもしれないけれど、これで気付いてくれたらね)

                     

                                        

悲しいか、あの事件以来前に進めないキャシーを見兼ねて、被害者の母親が

「もう忘れて、前に進んで良いのよ」と声を掛けるが…。

(いやぁ~、此処は身につまされたが、どうしてもか―ちゃん目線になってしまう)

                 

               

ラストも、いったれ!やったれ!ではない部分がなぁ~。

歯がゆいけれど、上手い作品だ。

                

こうした事で、ドンドンとこういう事が明るみに出て、被害が少しでもなくなれば

良いのだけれど。

                         

                                           

意外にも弁護士だけがまともだったのに、少々驚いた。

「これが仕事だから」と思っている弁護士は山の様にいると思うし。(正論なのも分かるが)

                     

<昨日の記事のチョン・ウヒ氏が主役の衝撃的な作品>

見ているのだが、余りにも酷い事件過ぎて記事にしていない。(しかも実際の事件の映画化)

しかも、加害者の少年達は誰1人捕まっていない…。

                   

        

話は逸れてしまったが、加害者に罪の重さを分からせるには結局のところ「自己犠牲」が

付き物なのか?それは違うやろ…と言いたい。

            

だって、加害者には痛くも痒くもないのだから…。

眼には眼をでないと分からないのか?やっぱ人間じゃ、ないやろ…。

 

書きっぱでメンゴ。

 

                  

         

                     

 

 

 

 

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