1973・英 ★★★☆☆(3.2)
監督:ゴードン・へスラ―
出演:ジョン・フィリップ・ロー キャロライン・マンロー トム・ベイカー
前作「恐竜グワンジ」の意外な興行的不振を受けて、ハリーハウゼンが
過去の成功路線にあやかるべく本作を発表。
船乗りのシンドバッド一行を待ち受ける数々の冒険を、半裸の美女、6本腕の女神
半人半馬の怪物、等々、さまざまなエキゾチックなキャラクターを随所に配しながら
スリル満点に描き、血湧き肉躍る活劇ファンタジーに仕上がった。
J・P・ローが主人公のシンドバッドを演じるほか、その後「007/私を愛したスパイ」で
ボンドガールを演じるC・マンローが、お色気満点の美しい姿態を披露。←今ならセクハラ?
これでんがな、今日は何があっても絶対に見るぜ!と決めていた本作。何故に?は後で。
Amazonプライム。299円。(タダちゃいまんねん)
航海中のシンドバッドは、部下をひきつれて大海原に帆船を走らせていた。
上空から怪鳥(ホムンクルス)が黄金の刻印を落として去っていった…。
やがて、マラビア王国に辿り着いたシンドバッドは、魔術師のクーラに襲われるが、
危うく難を逃れる。
其の後、黄金の仮面をかぶった同国の宰相ビジエルと対面する。
ビジエルは前国王により、国を任され摂政をしていたが、クーラの魔力による
火球で顔に大火傷を負っており、黄金の仮面を付けている。
シンドバッドは彼から、黄金の刻印を3つ揃えて手にすれば、強大な力を得て
マラビアが目下直面している危機から、救う事が出来る事を知る。
シンドバッドが1つ、ビジエルが1つ刻印を所持しており、残る1つの刻印のありかを
探す事となった彼ら…。
ところが、クーラも残りの刻印を手に入れようと付け狙っていたのだったが…。
<大盤振る舞いな予告編>
本作も大好物な作品。
予告を見れば分かるのだが、単なる「ストップモーション」を使った特撮ではなくて
「ダイナメーション」がたっぷりと見れる作品だから。
「ダイナメーション」とは
俳優の演技をスクリーン・プロセスでコマ送りで投影しながら、それに合わせて
人形を動かす特撮技術。
(本作はダイナメーションの第一人者と言われる「レイ・ハリーハウゼン」氏によるもの)
ホムンクルス<魔術師クーラが操る怪鳥> コヤツが又可愛い。
サイレン<動き出す船首像> 立ち上がって、船上で暴れる。
<右 ケンタウロス、 左 グリフィン>
<陰母神カーリ> 通常、4本の腕を持つとされるが、6本の腕がある。
私は↑カーリも大好きで、剣を持つ前のコミカルなダンスを何度もリピしてしまう。
本作はやっぱ何を言ってもこの「ダイナメーション」が見事な部分が売りだろう。
ストーリーはコソッというが、案外「何でも有り」な感じで作られている。
(カーリとかはヒンズー教の神様やし…。インドは何処にも出て来ない…。)
まぁ、冒険モノなので、何でも有りで良いのだけれど。
でぇ~、冒頭に書いた「何故に?」を説明せねば。
先日、お世話になっている「タカさん」の記事「バーバレラ」の画像で見つけたお方狙い。
<天使パイガー役>本作では主役のシンドバッドを演じる「ジョン・フィリップ・ロー」氏。
若い時は、ブルーアイズが美しい美青年ちゅ~感じで御座います。
あくまでも若い時がお勧めっす。↑天使の役なんてピッタリじゃん!
シンドバッドにブルーアイズは似合わないのか?あんまりUPはなかったし、
ターバンを取った髪型もイマイチなんですが、久々に本作も見たかったしで
チョイスする事になりましてよ。
残念ながら2008年に70歳でお亡くなりになられております。
後、数本は見ているのですが、配信を見つけたら記事にしたいなぁ~と。
<たわわなんで、ぽろっとならないか心配で心配で…な、衣装>
奴隷だった彼女をシンドバッドが自由の身にしてあげたのですが
「もう、自由の身だよ」と言ってるわりには「酒を持ってきてくれ」とか命令してるし…。
まぁ、めでたしめでたしだから、いいっか!←えぇのんか?
本作は家族皆で楽しめますので、どうぞ~。
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