ボストン ストロング~ダメな僕だから英雄になれた~(PG-12) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                      

2017・米     ★★★☆☆(3.8)

                

監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン

出演:ジェイク・ギレンホール  タチアナ・マズラニー  ミランダ・リチャードソン

                       

                       

ジェイク・ギレンホールがプロデュースと主演を務め、ボストンマラソン爆弾テロ事件の被害者の

実話を基に映画化。

                                

テロに巻き込まれ両足をなくした主人公が、さまざまな苦難を乗り越えていく姿に迫る。

                            

タチアナ・マズラニーが主人公の元恋人を演じ、ミランダ・リチャードソンらが共演。

メガホンを取るのはデヴィッド・ゴートン・グリーン。(シネマトゥデイより抜粋)

                         

                             

                                

ブタ

本日上映開始の2本を取り敢えず行っときました。 本当は3本見れたら良かったのに、上手い具合に

どれも合わず。 もう1本は「モリーズ・ゲーム」

                         

<TOHOフリーパス>12本。

                                 

                               

ボストンに暮らすジェフ・ボーマンは、ボストン・レッドソックスを愛する、陽気でちょっぴりだらしない

27歳の青年。

                            

2013年4月15日、何度も付き合ったり別れたりを繰り返し、いまだに未練いっぱいの元恋人

エリンがボストン・マラソンに出場するという。

                                     

                               

「ゴール前で、待っているよ」と言った手前、応援に駆けつけたジェフだったが、エリンの到着を

待っていたゴール付近で爆弾テロに巻き込まれてしまう…。

                                       

                           

病院のベッドで意識を取り戻したのは、手術で両脚を切断された後だった。

                              

非情な現実を受け止めきれずにいる中、彼の目撃証言が事件解決の決め手となったことで、

テロに屈しない“ボストン ストロング”の象徴的存在となり、一躍ヒーローとして世間の注目を

集めるジェフだったが…。

                                   

                                     

このボストンマラソンのテロ事件の犯人逮捕の方を描いている「パトリオット・デイ」の方にも

多分「犯人を見た」という証言を取る為にFBIが病室に行くと言う、シーンはあったと思うのですが。

                         

本作は、そのテロ爆弾で両足を切断せねばならなかった青年ジェフのストーリー。

                                

                               

27歳で母親と一緒に住んでいるって、「負け犬」っぽいイメージですが、仕事ぶりを見ても

そんな感じのジェフ。 どうやら、「時間にルーズ」「家に籠りがち」「約束もすっぽかす」てな感じで

看護師で生真面目なエリンとは、くっついたり離れたりを繰り返す。

                      

そんなダメな奴を放っておけないエリンは、母性本能が強い方なのかも。

つい最近別れても、決してジェフの事を邪険にはしない。

                         

エリンが、ボストンマラソンを走ると言うので、ジェフは応援に行くのですが、事件後、何度となく

「エリンのせいだ」と言うのが出て来るのです。

こういう時に「もし…」は禁句ですが、もし、エリンが参加しなかったら。ゴールで待っていなかったら。

                                

                        

なので、エリンも「負い目」からか、マラソンの途中の爆発で、近所の店に避難したら、ジェフが

運ばれるニュースを見るのです。

                   

それからは、口の悪いジェフの家族や親族に交り、ジェフの回復を病院で祈ります。

                        

意識が戻ったジェフも、真っ先に彼女の心配をします。

弱い部分も彼女には見せられるのです。 何とか傷は治って退院しても、人が大勢いたり

何かのタイミングで、事件後の最悪の時間がフラッシュバックし、パニックを起こしたり…。

                                

                          

母親は、我が子がボストンのヒーローになった事に有頂天で、そんな心の傷には気が付きません。

反対に、TV出演や手紙のお礼に遠方に行こうと言ったり…。

                   

どうしようもなくなった、ジェフはエリンに一緒に住んで欲しいと頼みます。

                        

彼女は、自分の実家も仕事も辞めて、ジェフの為に生きる決意をするのですが…。

                                    

                        

段々とリハビリを休み、傲慢な態度を取る。 遂には「エリンのせいだ」と言ってしまう…。

どんな事も我慢して、ジェフを支えてきたのに…。

                                   

                        

主役のジェイク様も色々な顔を見せてくれますが、本作は凄く分かり易いので、見ているだけで

良いですし、彼の気持ちも、エリンの気持ちにも納得が出来ます。

                       

お涙頂戴には、描かれてはおりませんが、やっぱり「カルロス」の話には泣けました。

                           

                      

現場で、ジェフを助けたカーボーイハットの男性です。 ↑この人が本当に良い人で。

母親は、カルロスが助けてくれたと早い段階で、ジェフに会いなさいと言うのですが、あの事を

思い出すのは嫌だと、頑なに合わなかったのです。

                  

でも、彼と会い話した事で、ジェフは前に進むことが出来るのです。

ある意味、ジェフを2度助けた、影のヒーローなのですね。

                              

                

実在の↑ご本人達です。 何年か後にエリンはボストンマラソンを完走したそうです。

                            

強いボストンの象徴として、ヒーローになったジェフ。

ヒーローなんかにならなくて良いから、足を返してって、どんなに叫びたかったでしょう。

そう言う事を許さない、「アメリカ万歳」精神って、辛いだろうなぁ~って思ったけれどね。

                      

そうそう、因みにジェフは、日本でも人気の「コストコ」にお勤めでした。あせる

ちゃんとしている会社で良かったね。  タオルはいりませんが、ハンカチはいると思うよ。

                      

                          

                              

 

 

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