パトリオット・デイ(PG-12) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                           

2016・米     ★★★☆☆(3.4)

                  

監督:ピーター・バーグ

出演:マーク・ウォールバーグ  ケヴィン・ベイコン  ジョン・グッドマン  J・K・シモンズ

                    

                            

2013年に発生した、ボストンマラソンを標的にした爆弾テロを題材にした実録サスペンス。

世界を震撼させた同事件の解決に奔走した者たちの姿を追う。

 

監督は、『バーニング・オーシャン』などのピーター・バーグ。

マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコン、ジョン・グッドマンらが出演。

 

事件当時の実際の映像も盛り込み、緊迫感をより際立たせている。(シネマトゥデイより抜粋)

                       

                         

                            

ブタ

出遅れた感が有りますが、本日ポイントで2本見てきました。明日から上映開始も多いので。

                     

上映開始すぐに見なかったせいなのか、今見ているドラマの中で「ボストンマラソンのテロの犯人は」

「1人は射殺、1人は逮捕された兄弟ね」という台詞があって、「此処でネタバレかい!」と思わず

声をあげてしまった…。あせる 何処からともなく「残念」と思わず聞こえてきそう…。そんな中、見た。

                                      

                                  

2013年4月15日。

 

50万の観衆がつめかけた地元の一大イベント“ボストンマラソン”の警備に当たっていた

殺人課の刑事トミー。

 

人々の大声援を受けてランナーたちが次々とゴールする中、彼の背後で突然の大爆発が起こり

、多数の負傷者が出て現場は大混乱に陥る。

 

トミーら地元警察官が救護活動と事態の収拾に奔走していると、FBIのリック捜査官が現場に到着、

すぐさまテロと断定、そのままFBIが捜査の陣頭指揮を執ることに。

 

やがて周辺の地理に詳しい地元出身者として捜査に協力するトミーだったが…。

                                           

                                     

バーニング・オーシャン」に引き続き、実録モノを精力的に作っている監督だね。

                            

が、本作のマーク様が演じるトミー刑事は、架空の人物。 それが後になって吉と出るか…ちゅー感じ。

 

トミーは刑事なのだが、どうやら「やらかした」らしく、そのお咎めの最終日に制服を着て、マラソンの

交通整理に駆り出される。

                      

そのボストンマラソンで、テロが起こり、犯人逮捕の為に奔走するのだが…。

                                        

                              

本作は全くややこしくなく、時系列通りに話は進行するのだが、何故かトミー刑事とは全く関係のない

普通の人々が、写し出されていく。

                     

その中には犯人達もいる。 ←わりと早い段階で出てくるので、心配はいりませんでした。あせる

                                   

高級車に乗る中国人の青年だとか、明日は休日だと、喜ぶカップルだとか。

ウォータータウン警察巡査部長 ジェフ・ピュジリーズもその一人。

                                      

                         

ジェフ役をシモンズ氏が好演しておりました。 まぁ、彼は警官なので後々召集されるのか?とか

想像しておりましたが、結構「?」「?」「?」で、この事件にどうかかわって来るのかが分からず

その辺が、序盤の興味をそそります。

                                    

そして、爆破が起こって、段々と関わりが分かってきます。 この辺が凄く上手いんです。

                            

タダ、予告を見ていると「FBI」が事件を解決したように思われますが…。

そのFBI特別捜査官を演じる、ケヴィン氏だけは、常に冷静に誰にでも分かる様に説明をしてくれる

頼もしい方で、熱血漢のトミー刑事とタッグを組んで、捜査に当たるのか?とも思ったのですが

そうでもなく…。と、私の想像を壊し続けていきます。 その辺も面白かったです。

                          

                             

そして、犯人逮捕の翌日、レッド・ソックスの選手は「ボストン」の名前のユニフォームを着て試合に

臨みます。 こう言う所は、「アメリカ」ぽくって素敵だなぁ~とウルウル。

                                    

一番泣かされたのは、9歳の少年が爆破で亡くなり、遺体に刺さった破片等に大事な証拠が

あるかもしれない為に、路上に倒れ白い布を掛けられたまま、何時間もそのまま放置され

その横に状況確保の為にずっと立ったままの警官が困った表情で…。

                     

夕方暗くなり掛けた頃、やっと来た救急車に運び込まれる時に、その警官がずっと敬礼していました。

その救急車が走り去る時には、近くにいた全ての警官が敬礼していたのが忘れられません。

                          

                             

タダ、犯人が逃走し「戒厳令」が敷かれ、市民が一丸となって事件を解決し、「アメリカ万歳」は

良かったのだけれど、このテロを「何故」起こしたのかがうやむやになっているのは、釈然としないし

心から「良かった良かった」とは、思えなかった。

                           

実際の映像が、そこら中に差し込まれ、実際の人物達がインタヴューに答える映像も。

それなら、いっその事、架空の人物はいらなかったのでは? 等と、考えてしまって「良かった」には

酔えない私がおりました。

                        

                    

手足を吹き飛ばされた方が、何年後かのボストンマラソンを完走する感動的な映像で、涙は出ますが

なんだか、釈然としなかったなぁ~。と、その気持ちを今も引き摺りながらこれを書いております。

                         

決して、悪い作品では無いですよ。 と、あくまでも私の感想で御座います。

                        

                                 

                              

                            

                                

 

                                     

                                 

 

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