最近、町の本屋さんはどんどん店をたたまれています。品揃え豊富な大型書店に太刀打ちできないからです。

僕が担当している店舗の書店は約100坪。でも最近は300坪なければ生き残れないと言われるほど書店の大型化はすすんでいます。

書店と言うのは、同じ商品を同じ価格で売る特異な市場。値段や、思い切った品揃えで勝負するということが難しい市場です。

そんな中で「普通の本屋さん」が生き残るためにはどうすればよいのでしょう?ヒントは自分の行動・感覚の中にある気がします。

実際、自分が幾多の本屋さんから何故いきつけの本屋さんを選んだか?例えば、通勤途中にある・遅くまで開いている…利便性が思いつきます。自分の好きな分野の本が揃ってる・雑誌のバックナンバーが置いている…品揃えも好きな理由になるでしょう。

では、同じような規模に同じような品揃えなのに「なんか好き」、そんな本屋さんはないでしょうか?これ、あるんですよね。

別に椅子が置いてあって座って読めるとか、店内がきれい…そんなこともないのに好きな本屋さん。

この好きな理由を考えることがいい本屋さんを作るヒントになると思うのです。

では、どんな本屋さんがいい本屋さんなのか?

ごめんなさい。解答は出てません。「なんだそれ!」とおっしゃらずに、ブログの自由さということでお許しください(^^)

ただ「売れる本屋さんは、本好きに好まれる。」ということは間違いありません。

自由度が低い市場でも、売るための「基本」は必ずある…そんなとこでしょうか。
ジーンズ価格戦争は記憶に新しいと思います。

G.U.が980円でジーンズを出すと、イオンやイトーヨーカドー、ドンキホーテまで安いジーンズを発売しました。

このジーンズが1000円以下という価格設定、買う私たちにとれば安いにこしたことはありません。また、各社のジーンズの品質を見ると差があるものの「ジーンズがこの価格」というコストパフォーマンスを考えると、十分に納得のいく価格でしょう。

ここからは販売する側の理論になっちゃうのかも知れませんが、お客さまはこれほどのインパクトある価格を望んでおられたのか?ということを考えちゃうのです。

一部の商品を除いて、各社利益は出てないような気がします。もしくは普通のジーンズに比べて質感が落ちるのも否めません。

気掛かりなのは、これによってジーンズの価格破壊が起こったこと。この不況の中でいくつかの企業は前途を絶たれたことと思います。

「安いからいいじゃない!」…いやもちろんその通り、弱いところは去れというのが自由市場の基本です。

しかし、死に体の日本経済、特に厳しい中小企業の事を考えた場合、この事例は複雑な心境になっちゃいます。

ま、他人事じゃないんですけど(^^)
超一等地からの撤退が相次ぐ百貨店業界。一体どうなるんだ?…またそんな声が聞こえてきそう。

この店も、賃借してる狭い店舗。業界ではずっと「百貨店として使うには厳しいよなぁ」と言われていました。実際、阪急自身も、試行錯誤で運営してきたように見受けます。

企業として、店舗や工場を閉めるというのはマイナス印象。ましてやイメージが大切な小売業は「あれだけ可愛がってきたのに。」「あの会社、もうダメなのかな?」と顧客さんへのマイナスが大きいがために無理してでも運営しようとする傾向があります。さらに、小売業は「日銭」が入るため営業続けようと思えば続けられます。

それが、決断しないと将来が見えなくなってきた今、重い腰を上げた格好。

今後もさらにスクラップは続くと思います。見渡しても「ここはどう考えても利益出てないよね」ってお店がたくさんあります。これは、イオンも同様です。スクラップ&ビルド、集中と選択が今後ますます加速すると思われます。

阪急も今は本店の新築と博多店のオープンに集中、決断を鈍らせては自分自身の存続さえ危うくなります。