今週は録画に失敗してしまいました。しかし、大まかな流れはあらかじめわかっていたので、見なくてもある程度の批評は可能です。



今週はヤッタードラゴンやドクロリングハンターが登場しました。いずれも今年度に入ってから登場したキャラですが、どうも盛り上がりません。兄さん のおっしゃる通り、ドクロリングハンターを最初の二人に固定しておけばそこそこ盛り上がったのでしょうが、いずれのキャラも1回こっきりしか出ない上にたまにしか出てこないのですから、一人一人の印象が薄くなるのも当然です。せっかくボスがドクロベエと関係があるらしいというのに、本当、新作ヤッターマンは「子ども番組の何たるかをわかってナいヒトたちが企画してるのがまるわかり。」です。こんなものを誉めまくる人達は面白い子供番組を見たことがないのでしょう。本当においしいものを食べたことがないのでまずいものを食べてもまずいと感じることができないのでしょう。似非ファンよ、アニメばかり見てないで、ドラマや映画をもっと見て鑑識眼を磨きなさい。



だいたい、新作ヤッターマンは旧作ヤッターマンの作りも理解できていません。メカの選び方一つとってもそうです。旧作ではメカの選択自体もショーアップしていてオモッチャマをサイコロにして選んだり、グー子とチョキ子とパー子が椅子取りゲームしたりしていました。新作ではそういうシーンが一切ありません。どちらが盛り上がるかは一目瞭然です。旧作の方でしょう。子供達の楽しみは「今日はどのメカが出動するのだろうか?」ということなのですから、その楽しみを盛り上げる工夫があれば、もっと盛り上がります。新作はオープニングの時点でわかってしまうので、いまいちです。劇中でも何となく決まってしまうのでつまらないのです。メカの選び方一つとってもこうですから、本筋でも盛り上がりに欠けるのは当然です。要するにメリハリがなくてだらだらと話が進行するのです。



こんな作りでは9月に終わるらしいという噂が出るのも当然でしょう。似非ファンは、日曜7時に移ってから視聴率が高くなった、とほざいていますが、5%程度の数字なら月曜19時代よりも低い数字です。時間帯が違うから単純に比較はできない、と似非ファンはほざきますが、本当に見たい番組なら、必死こいて見るはずです。録画なんかに頼らず、生で見るために早起きしてでも見るはずです。私が子供の頃は早朝にウルトラシリーズの再放送が行なわれていましたが、なんと、平日19時台に放送されていた「恐竜大戦争アイゼンボーグ」よりも高い視聴率をたたき出していたそうです。実際、私の周囲でもウルトラシリーズの話題はよく出ましたが、アイゼンボーグはあまり話題に上りませんでした。本当の人気とはそういうものです。いいかげん、似非ファンは現実と言うものを認めるべきではないでしょうか。

今朝は起きたら7時55分だったので当然本放送を見ていません。テレ朝チャンネルの「ちい散歩」も見逃してしまい、NHKの「小さな旅」を見ました。この番組は元々は関東甲信越ローカルの番組で題名も「関東甲信越小さな旅」だったのですが、最近はNHK BS2などで全国向けに放送されているようです。今回は大阪制作の話でした。ちなみに「ちい散歩」は地井のふるさとの八日市場を散歩。幼馴染が登場し、地井の話を始めましたが、スタッフの「言えないこともあるのですか?」という質問には「たくさんありますよ。言ったら、全部カットされますよ。」と返していました。生稲は、本厚木ということで(夏に収録したのに)厚着して登場し、地井と矢島アナは頭を抱えてしまいました。このとき生稲は3枚着ていたそうです。



というわけで今回の新作ヤッターマンの話に移ります。脚本は大久保昌弘になっていて、高橋ナツコ・武上純希・赤尾でこよりマシになるかなあと思いましたが、本筋が酷かったため元の設定の酷さを解消するには至らず、やっぱりつまらない話でした。ガンちゃんが怖がりだと説明する場面がインチキ商売の前に入っていて、出動した後も怖がりな様子を描写していましたが、別にガンちゃんが怖がりでなくても話を進められたのではないかと思うほど無駄な場面でした。スタッフにコメディを作るセンスがないのでしょうね。ヤッターモグラが日光浴するシーンも役に立っていなかったし、でブタはうるさいだけでつまらないし。地下で鳥海尽三さんが泣いています。ま、インチキ商売の値段が10万円と言うのは少し評価してあげてもいいでしょう。新作では1万円と言う値段になっていることが多いですが、新作のスタッフはなにゆえ旧作で10万円になっているのかがわかっていないのでしょうね。1万円程度の値段では少額なので騙されても「ま、それくらいの値段ならいいか」となってしまいます。でも10万円と言えば昔クイズダービーの賞金額にもなっていたように、多額な金額ですから、「騙された!」となるわけです。そういう人間心理を新作のスタッフは理解できていません。これじゃあ面白い話が出来ないのも無理はありません。



こんななめた作りをしていると子供は見なくなりますよ。実際、私は子供の頃、「ロボット110番」と「ジャッカー電撃隊」を途中で見なくなりました。どちらも石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)原作、プロデューサー平山亨、脚本上原正三と言うそうそうたる面々で作られましたが、子供の受けは悪かったです。「ロボット110番」はあの名作「がんばれ!! ロボコン」の後番組。ロボットが自分を作ってくれた博士(石ノ森が演じているそうです)のためにお金を稼ぐという話です。登場するロボットは4体で前作よりも激減。お金を稼ぐ話なので赤字を出してしまうとチーフが怒り、バッテンパンチをくらわすのですが、これが苦戦した最大の原因だと思います。私は「赤字って何?」と思ってしまい、なんで主役ロボットのガンちゃんがバッテンパンチを食らうのかがさっぱりわかりませんでした。スタッフが考え過ぎてしまい、肝心の子供達が理解できない設定を入れ過ぎたんですね。一回、ガンちゃんが黒字を計上したのにチーフが習慣でバッテンパンチを食らわせたことがありましたが、それからしばらくして私はこの番組を見なくなってしまいました。だから、ガンちゃんを作った博士を石ノ森が演じているらしい、と伝聞調になってしまうのはそのためです。この博士は最終回に登場するそうなのですが、最終回を見た記憶が私にはないのです。



「ジャッカー電撃隊」も途中で見なくなりました。この番組は「秘密戦隊ゴレンジャー」の後番組なのですが、対象年齢を引き上げたのが裏目に出てしまいました。ゴレンジャーと比べると重過ぎたんですね。主人公4人はサイボーグですが、海洋調査中に死んでしまったのでサイボーグになったもの、ボクシングの八百長に巻き込まれて仕方なくサイボーグになったもの、敵組織のクライムに襲われて重傷を負い、仕方なくサイボーグになったものなど、重い過去を背負っていました。話の方も、自白剤も使ったクライムの拷問に屈しないために主人公の桜井が白痴の状態になってしまうなど重苦しく、私は2回見て見るのをやめ、裏番組のクイズダービーを見ていました。そのため途中から設定を変えて行動隊長のビッグワンが登場し、ゴレンジャーのような話に転換するのですが、ビッグワンと必殺武器ビッグボンバー登場の告知を「てれびくん」で読んだ時、私は「なーんだ、ゴレンジャーの猿真似か。」と思って、これまた見ませんでした。最終回だけはいとこがやってきて見たがっていたのでつきあってみたのですが、やっぱりゴレンジャーと同じような作りかと皮肉な見方をしたのをよく覚えています。



結局、初めの設定が悪いとどう路線変更しても一度逃げた視聴者が戻ることはないのですね。今の新作ヤッターマンは新キャラ出したり新メカ出したりして目先を変えようとしてますけど、ダラダラと番組を続けるよりも、平山プロデューサーが「ロボット110番」を打ちきって「がんばれ! レッドビッキーズ」を始めた時のように、番組を打ちきって仕切り直しした方が良い番組を作れるようになると思います。もっとも、今のスタッフや似非ファンにそんなことは理解できないでしょうけどね。



(16時過ぎ追記)とここまで書いた後でアニさんのところを覗いてみれば、「放送回数が残り6~7回だってのに」と書かれている じゃありませんか。というわけで調べてみたら、新作ヤッターマンが9月いっぱいで終わるらしいということがわかりました。なるほどね。世の似非ファンどもは大騒ぎで「イタダキマンやきらめきマンの二の舞を避けるため」に何かしたいと騒いでいる人もいるようです。でもねえ、こんな過去の栄光に泥を塗るような作品を作り続けることに意義があるとは私は思えません。アニメファンって茶坊主のごとく駄作でも誉めまくる傾向がありますけど、本当に作品を愛しているのならダメなところはダメだと言うべきだと思うんですね。私は上原正三さんの書いた作品が好きで、こないだ「上原正三シナリオ選集」も買いましたが、上原さんの書いた作品でも駄作があったことはよくわかっています。そういうダメなところもひっくるめて好きにならないとダメだと思うんですね。他に市川森一さん、金城哲夫さん、佐々木守さん、長坂秀佳さん、伊上勝さん、井上ひさしさん、辻真先さん、安藤豊弘さんの作品も好きですが、彼らの作品の中にも面白くなかった作品がありました。今のアニメファンの行動って本当に好きになれません。もっとも、今の私は今のアニメをあまり見ていませんけどね。


最近転職して3月から今の会社で働いているのですが、非常に気になる現象を目にして気になっています。それは false を「ファルス」、haltを「ハルト」を読む人がかなり増えているということです。それも私より若い世代に多いということです。これは転職先の現象かと思い、調べてみたら、次のアンケートに行きつきました。


あなたの周りに「アルス族」は?


このアンケートは2003年に行なわれたものですが、色々なものが書かれていました。parseを「パルス」、Altキーを「アルト・キー」、CTRLキーを「クトリル・キー」、printfを「プリントフ」、warningを「ワーニング」。色々あるものですね。



どの誤読に共通しているのは、ローマ字読みしているということです。皆、中学、高校と英語を習っているはずなのですが、英単語の読みの法則を全く覚えられていないため、ローマ字読みしてしまうのでしょう。文字には発音がそのまま文字と対応している表音文字と意味が文字と対応している表意文字とがあります。日本語では漢字が表意文字で仮名は表音文字にあたります。英語で使われるアルファベットは一見表音文字に見えますが、実は発音がそのままた文字と対応しているわけではなく、文字の組み合わせと発音が対応してます。false も halt の「al」は「オール」と発音します。all を「オール」と読むことからも明らかだと思います。実は発音だけではなく、意味も文字の組み合わせと対応している場合もあるのですが、長くなるので書きません。



ところがアルス族の人達はこの法則に全く気付いておらず、小学校でローマ字を習うので、アルファベットはそのまま発音と対応しているものと思い込んでいるのですね。これは日本の英語教育にも問題があるのだと思います。よく「クイズ! ヘキサゴンII」のアナウンスクイズでおバカタレントが英単語をローマ字読みしますが、あれと同じ過ちをアルス族の人達は犯しているわけです。



それから最近は権利意識が強くなった関係で他人の過ちを正す人が減ったことも影響していると思います。誰も指摘しないので間違った発音をしていることに気づいていないことも一因なのでしょう。それから他人に注意されることにも慣れていない人も増えています。と、ここまで書いて気がつきましたが、私の現職場のアルス族の人達は talk はちゃんと「トーク」と発音しているのです。これはなぜなのかなあとまた悩んでしまいました。

昨日は新潟のオープンソースカンファレンスに行ってきました。今流行の仮想化の話では講演者が仮想化環境設計の方針が「どっかの首相みたいにぶれます」と言って笑いをとっていました。偶然にもこの時、会場とは万代橋をはさんだ対岸であの首相が演説していました。アホー総理は聴衆がいっぱい集まった喜んでと裸の王様みたいな状態になっているようですが、実状はそういうものです。今朝の日曜討論でも自民党や公明党の政治家が民主党の政策をバラマキだとほざいていましたが、今まで散々バラマキをやって国の借金を増やしたあなた方にそんなことを言う資格はないと、母は言っていました。昔の自民党は他の政党のネガティブキャンペーンなんかしませんでした。しなくても勝つほどの力があったからですが、今は違うようですね。こうでもしないと勝てないほど、力が落ちているようです。これ一つとってみても、今の自民党には政権担当能力がないことがわかります。今の総理もそうですが、それに続く人材も見当たらないことが前回の総裁選挙で露呈していますから、とても深刻です。執行部の面々を見ても細田に菅など小粒な連中ばかり。昔の名前だけでもっているようなものです。



でそれと同じ状態になっているのが新作ヤッターマンです。脚本家の名前を見ても高橋ナツコに武上純希に赤尾でこなど、ろくな人材がいません。そんな酷い人が中心になっているので面白くなるはずがありません。今回は赤尾でこが書いていました。今回はドクボンがヤッターマン2号と仲良くなりたいためにあれこれ行動するのが本筋でしたが、無駄な場面が多かったです。たとえば、ドクロベエが指令を伝えようとするとドクボンしかいない、だから後でドクボンがドクロベエの真似をしてドロンジョ達に伝える、という流れになっていましたが、普通にドクロベエがドロンジョ達に伝える流れでよかったと思います。変える必然性はまったくなかったですし、意味もなく、ただ回りくどかっただけです。本当に新作ヤッターマンのスタッフは定番シーンの組み立てがうまくありません。定番を崩せば面白くなると思っているのでしょうが、その定番がしっかりと確立していないのだから、お話になりません。定番も確立できないのだから話の本筋も面白くもありませんでした。ヤッターマン2号とドクボンが貝の中に閉じ込められるのが物語の山場だったのでしょうが、盛り上がりなどなし。ダラダラと話が終わってしまったという感じです。本当、誉める要素がありませんでした。



こんなトホホな作品でも茶坊主のごとく誉めまくるファンがいるのも頭が痛いところです。自民党政権もマスコミが記者クラブにつどって上から降ってくる情報を垂れ流しているだけという状態に陥っていますが、色々なファンサイトも今度の映画の情報を検証もせずに垂れ流している状態のようです。新メカが出ると喜んでいるようですが、意地悪な見方をすれば新メカを出さないと売り物が見当たらないということでもあるのでしょう。他にも映画ではオードリーを出すとかするようですが、オードリーのファンが(名目上は)子供向けである新作ヤッターマンなど見るわけがありません。こういった間違った努力を指摘しないと、今の自民党政権みたいに裸の王様になってしまいます。結果、勘違いして上から目線での制作が増え、ますます視聴者が離れるという悪循環に陥るわけです。

先週はファミリー劇場で平成ウルトラセブンが放送されていました。初めに作られたエレキングとピット星人が出る話はソーラーシステムの宣伝がうるさかったものの旧作への思い入れ溢れたシーンの続出で楽しめましたが、話が進むにつれてただ重苦しいだけの学生映画みたいな出来になり、ついには録画しただけで見なくなってしまいました。そして昨日はチャンネルNECOではオリジナルビデオのウルトラマンネオスが放送されましたが、こちらもいまいちの出来でした。この両方の作品(平成ウルトラセブンは後半部分)でシリーズ構成を行なったのが武上純希です。私はこの時点から、この人の力を見限っていました。



さて今週の新作ヤッターマンの脚本は武上純希でした。今回の話はカルメンをモチーフにしたものでしたが、高橋ナツコや赤尾でこよりもマシと言った程度の代物でしかなかったです。これだったら、旧作を再放送する方がよっぽどいいでしょう。はっきり言って、書くネタを探し出す気さえ起きませんでした。



それにしてもアニさん記事 を見てみたら、今はどのアニメも高橋ナツコや赤尾でこや武上純希などが跋扈しているようですね。ということはどのアニメの出来も似たり寄ったりなのでしょう。こんなものを見せられる子供達はたまったもんじゃありませんね。今はアニメの視聴率がかなり低くなっていて、少子化の影響だ、とほざいている人が多いですが、真の原因は少子化に胡坐を書いてやっつけ仕事で作品を粗製乱造する制作側にもあるのでしょう。こんなものを誉めまくる自称アニメファンの存在も、制作側を勘違いさせる一因になっていると思います。ま、これ以上は同じことの繰り返しになりますのでやめておきます。