結局、帯広での日本ハム対西武戦は中止になりました。この稿はとかち帯広空港のロビーから emobile を使ってつないでいます。本当は無線LANサービスを使う予定でしたが、だめ。このダメだった顛末については後日書きたいと思います。



さて、釧路で新作ヤッターマン第51話を見ました。脚本は高橋ナツコでも武上純希でも赤尾でこでも本田雅也でもなく、渡辺大輔でした。アニさんは多少マシだった と書いていましたが、私の感想はやっぱりダメダメです。まあアニさんもダメダメだと書かれていましたが。今回はアニさんが指摘していないことを一つ書きたいと思います。それはドロンボーのインチキ商売が日食を見るためのサングラスだったということです。これはまたもやスタッフの科学知識のなさを露呈するものでした。というのは、今度の皆既日食について国立天文台が「やってはいけないこと」としてこんな情報 を載せているからです。


太陽はたいへん強い光と熱を出しています。部分食のときには、太陽の一部は月によって隠されていますが、光や熱が強いことに変わりはありません。正しい方法で観察しないと、目を痛めたり、最悪の場合失明したりする危険性があります。
 以下のようなことは、目を痛めますので絶対にやってはいけません

肉眼で直接太陽を見る (数秒でも危険です)
望遠鏡や双眼鏡を使う (※1)
下敷きやCDを使う フィルムの切れ端を使う (※2)
すすをつけたガラス板を使う
サングラスやゴーグルを使う 日食グラスを使って 望遠鏡や双眼鏡をのぞく

肉眼で直接太陽を見ると、たとえ短い時間であっても目を痛めてしまいます。

 また、下敷きやCD、フィルムの切れ端、すすをつけたガラス板、サングラスやゴーグルなどを使って太陽を見るのもいけません。見た目ではあまりまぶしく感じなくても、光の遮断が不十分なものや、目に見えない赤外線を通しやすいものがあり、気づかないうちに網膜が焼けてしまう危険性があります。  望遠鏡や双眼鏡は、太陽の光や熱を集めて強くするため、肉眼で太陽を見る以上に危険です。


さてドロンボーが売っていたものは日食観測用のサングラスでした。これで直接太陽を見たら、目を傷めること間違いなしです。今までのいい加減な科学考証は身体には害が及びませんでしたが、今回のは失明の危険さえある恐ろしいものです。ちゃんとチェックして作るべきでしたね。



ちなみに日食は英語でsolar eclipseと言います。皆既日食はtotal eclipseと言います。ヤッターペリカン(というより脚本を書いた渡辺大輔)は知らなかったようなので、覚えておくといいでしょう。



ま、こんなトホホな作品でも、ドクロハンターのボスは実はドクロベエらしいとかいう場面があった、とか言って喜ぶ人もいるのでしょうが、大筋がよろしくないので、今回も私の評価は低いです。というより、ヤッターマンという名前で作るなら、旧作の定番くらい守ってほしかったですね。実写はおおむねそうだったから面白かったけど、新作アニメは酷過ぎますね。

ただいま釧路に来ています。天気は雨。今日の天気はとNHKによりますと「全道的に雨」とのこと。今日の帯広の降水確率は80%以上。これでは中止でしょう。私はなんのために北海道まで来たのでしょうか。


とりあえず、昨日ノーゲームになった試合の様子を載せておきます。まず11時くらいに釧路駅に到着。


釧路駅横のバスターミナルから市民球場行のバスが出ています。


なお私は上の写真に写っているホテルに泊まっています。

さて釧路市民球場の様子は下記の通り。



この時点でかなり入っていて、釧路周辺住民の期待の高さがうかがえます。

こちらは放送ブース。GAORAの解説は光山英和さん、HBCラジオの解説は平野謙さんです。


守備練習する西武キャッチャー陣の様子です。


当日の先発は次の通り。なぜかGG佐藤だけなかなか出ませんでした。


グランドでは子供たちによるベースランニングが行なわれました。球団マスコットのBBだけではなく、マクドナルド協賛なのでドナルドも登場です。



ドナルドは子供たちと一緒に走ったりしました。




ベースランニングが終わり、地元スーパーのマスコットから両軍監督に花束贈呈です。




そして始球式。ベースには届きましたが、暴投でした。





とまあ、ここまで小雨が降ったりやんだりする中で行なわれ、プレーボールとなったのですが、1回裏の攻撃が始まった時から大粒の雨が降ってきました。1回裏の攻撃が終わった時に私はトイレへ行ったのですが、用を足して通路へ出ると大混雑。なぜかなあと思って戻ってみれば、なんと雨が強くなって中断していました。雨はどんどん強くなっていき、やむ様子もありません。結局、審判が出てきてノーゲームを宣言。14時頃に私は釧路市民球場をあとにしました。


(2009年7月20日追記)この話を聞いた三平さん 曰く「間違いなく30番さんの呪いでしょう」とのことでした。困りましたねえ。なお、往復の飛行機と釧路から帯広まで行く特急の車内には同類と思しき人がたくさんいました。

今回は朝起きた時から眠たかったので「ちい散歩」を見ながら寝てしまい、気がついたら9時半になっていました。その後、11時過ぎにアニさんのサイト を見たら、こう書いてありました。

今週の新ヤッターマンは、大学の講義でよくある早く終わってくれナいかナってのみたいナ退屈きわまりナい話。この中身のナい感じ、脚本高橋ナツコかナァと思ったらやっぱりそうだった。もう、終盤は画面をみていられナくて、ビックリドッキリメカが竹馬ナんだか当て馬ナんだかわかんナくナって、相手がドラゴンだったらオレは藤波の噛ませ犬じゃねえと長州力のマイクパフォーマンスだろ、と。

 八奈見さんもあまりのつまらナさに「お先真っ暗」と言って締めるしかナかったわけだ。

というわけで見る気が失せ、15時から放送の「笑点Jr.」を見てエネルギーを補充してから見ました。確かにそう言いたくなるような寒い展開でした。高橋ナツコって、定番の流れを目茶目茶に崩して話をグダグダにしてしまうんですよね。Bパート頭に挿入されたヤッターメカのシーンは時間の無駄! だいたい、ヤッターワンのメカの素を食べた竜がなんでヤッタードラゴンというメカになるのかがさっぱりわかりませんし、なんでタケウマメカが出てくるのかがわかりませんし、支離滅裂。なんか理屈くらいつけなさいよ、高橋ナツコ。ファンファーレメカのデザインもいい加減だし、やる気がまったく感じられないです。あと、でブタはうるさいだけでつまらないです。本編終了後「ネエトンのギャルゴレ」とかいうのが最後のレギュラーコーナーになったようですが、これもつまらなかったですね。こんなの見て、子供は怒らないのかなあ。実際、年代別視聴率を調べてみても10代以上の子供は見ていないらしいですよ。

まあ、こんな話でも佐助氏は新メカが出たとか言って誉めまくるんでしょう。そういえば、新作アニメ映画は8月22日公開開始だそうですが、なにゆえ7月中に開始しないんでしょうね。7月開始にしておけば夏休み期間をまるまる使えるから、幼稚園児が観に来て少しは観客が増えるでしょうに。本当、このアニメって本来の視聴層である子供達の方を向いていないんですね。

ところで来週は日本ハム対西武戦を見に釧路と帯広へ行きます。北海道でも新作ヤッターマンは放送されていますが、札幌テレビ放送はネットを拒否できないんですかね。なお釧路も帯広も地上デジタル放送を行なっています。2年前(2007年8月)に同じ用事で函館まで行った時は地上デジタル放送を行なっておらず(2007年10月1日に開始)、携帯電話に内蔵のワンセグテレビが使えずにがっかりしました。去年旭川へ行った時はワンセグテレビを使えました。

ファミリー劇場で放送されている「それゆけ! レッドビッキーズ」の放送もあと2週を残すのみとなりました。その「それゆけ! レッドビッキーズ」を見ていて、ロケ地を特定できそうな場面を見つけました。それは第67話「なめんなよ! 俺たちゃ家出だァ」のこの場面です。まず、電車が入ってきます。


カメラが引くとセオリーが赤電話から電話をかけています。



この場面がどこで撮影されたか考察してみましょう。まず冒頭で「東所沢」行の電車が映っています。東所沢は国鉄(当時)武蔵野線の駅です。というわけで、このシーンは武蔵野線沿線で撮られたことがわかります。次に駅の構造ですが、画面から「島式ホームで高架」だということがわかります。当時開業していた武蔵野線でこの条件に該当するのは北朝霞、西浦和、東川口のどれかであることがわかります。この3駅で東所沢行は南側に停車するので、この場面は南側から撮られたことがわかります。このうち西浦和駅は南側に貨物用の側線があり、こんなに近くに電車が止まりませんし、南側に駅前広場もないので、上記の場面が撮影できません。というわけで北朝霞駅か東川口駅のどちらかから撮られたという検討がつきます。そこで私は北朝霞駅へ行ってみました。この駅は「がんばれ!~」でよく使われた秋ヶ瀬のグランドにも近いですし、東映の大泉の撮影所にも東川口駅よりも近いのです。



これが北朝霞駅を南側から撮った写真です。駅の構造は画面に映ったものとほぼ同じですが、建物が増えたり、バス停が増設されて屋根ができたりしています。ここに電車が入ってきたので撮影してみました。



「それゆけ!~」放送当時は101系1000番台もしくは103系でしたが、現在は山手線で走っていた205系を改造した電車が走っています。なお、冒頭の電車が進入してくる場面は建物が建っているために撮ることはできませんでした。

今日の脚本は赤尾でこ。相変わらずつまらないドタバタ騒ぎが続くだけで取り立てて書くこともなし…と思ったら、またまたトホホな箇所をみつけてしまいました。それはヤッターペリカンが出したゾロメカです。ヤッターペリカンはアリジゴクメカを出してドロンボーメカを攻撃しますが、アリジゴクメカはカゲロウメカに変形。ここで私は呆れてしまいました。とどめにヤッターマン達はこう言い放ちます。

ヤッターマン1号「どうしたんだ? 生まれてすぐ爆発しちゃうぞ!」

ヤッターマン2号「そう。カゲロウの命は短いの。その一生はまるで花火のよう。とてもはかない昆虫なのよ。

この作品のスタッフは本当に生き物に関する知識がいい加減なんですね。アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫であって、カゲロウの幼虫ではありません。さらに、ウスバカゲロウはカゲロウという名こそついているものの、カゲロウ目とは縁遠い昆虫なのです。おそらく赤尾でこの書いたいい加減な脚本をほとんどチェックもせずに映像化したのでこうなったのでしょう。今のタツノコプロにはこの程度の人材しか残っていないのです。

もちろん、知識がないことが悪いわけではありません。「柔道一直線」や「男どアホウ甲子園」を手掛けた佐々木守はスポーツの知識がゼロでした。「男どアホウ甲子園」の作画を担当した水島信司は佐々木があまりにも酷い話ばかりを書いてくるので、「佐々木さん、あなた、甲子園球場が大阪にあると思っているでしょう」と佐々木に言ったそうです。しかし、佐々木はスポーツに詳しくないことを逆手にとって大胆な話を次々と生み出しました。たとえば「柔道一直線」で近藤正臣演じる結城真吾が足の指でピアノを弾く場面を考案したり、「男どアホウ甲子園」では盲目のキャッチャーが登場しました。これらはなまじスポーツの知識があると発想できないでしょう。佐々木は足でピアノを弾く場面を「身の軽さを表現したかった」ために考え出したそうです。おそらくサーカスの曲芸でも見て思いついたのではないでしょうか。

また、スタッフも佐々木の大胆な発想を受け入れて表現できる技量や度量があったことも幸いしていました。水島信司はダメだしするわけではなく、佐々木の突拍子もない世界を如何に現実の野球に合うかどうか腐心して作画していたそうです。

ところが赤尾でこの場合は佐々木ほどの面白さはなく、ただ知識が欠落しているだけなのです。だからこういう事態に陥ってしまうのでしょう。スタッフも赤尾脚本のおかしさに気付かず、もしくは気づいていても修正せずに映像化するため、このような事態に陥ってしまったのでしょう。これは先日のコアラが水を求めたりカンガルーの袋の中に少年がいるというおかしな話 をそのまま通したことからもうかがえます。前にも書きましたが、フィクションだから何を書いてもいいわけではないのです。最低限の考証はすべきだと思います。今のスタッフは時間帯を移動させたお詫びも兼ねて「所さんの目がテン」を見て、勉強しなおすべきだと思います。