昨日から新作ヤッターマンの放送が再開されましたが、数々の対策が施されたようです。まずはスワッチのアニメ日記 2008年11月10日分 より引用。


11月10日の「アニメ☆7」は、「名探偵コナン」、「ヤッターマン」という2本立ての放送がスタート!月曜7時革命の本格化であります。

「名探偵コナン」と「ヤッターマン」の2番組をまとめて「アニメ☆7」という1時間番組にまとめて扱うことになりました。つまり「名探偵コナン」と「ヤッターマン」は「アニメ☆7」の1コーナーという扱いになります。実際、DVDレコーダーの番組表でも「アニメ☆7」全体で1番組になっています。これは平均視聴率は番組全体の平均で発表されるため、たとえ「ヤッターマン」の視聴率が低調でも「名探偵コナン」の成績で糊塗できることを狙ったのでしょう。また、「名探偵コナン」と「ヤッターマン」の放送順が入れ替えられ、「ヤッターマン」の放送は19時半頃からになりました。


というわけで新作ヤッターマン第25話単独の視聴率を私は知る手段はないのですが、昨日の「アニメ☆7」全体の平均視聴率はわかります。昨日(2008年11月10日)の「アニメ☆7」の視聴率は 8.0% でした。先週(2008年11月3日)の「アニメ☆7・名探偵コナンスペシャル」は 10.8% ですから、先週(2008年11月3日)より 2.8% も下がったことになります。また先々週(2008年10月27日)の「アニメ☆7・名探偵コナン」は 9.3% ですから、先々週(2008年10月27日)より 1.3% 低いことになります。その前の週(2008年10月20日)の「アニメ☆7・名探偵コナン」は 9.6% ですから、それよりも低いことになります。いずれにしろ、新作ヤッターマンが放送された週の「アニメ☆7」の視聴率は「名探偵コナン」単独で放送された時の視聴率よりも低いことがわかります。つまり、新作ヤッターマンの受けが芳しくないので足を引っ張っているしょう。


さて肝心の内容はどうだったのでしょうか。まずは新作ヤッターマンに辛い評価が目立つからくち兄目ブログ での意見です。


新ヤッターマンが再開。放送時間がコナソ君と入れ替わった。しかしその、麻生太郎が庶民をバカにするのと同じくらい視聴者をバカにしているのではナいか。バラエティ番組くらいでしか数字をとれナい時代だからって、芸人出せばいいってもんじゃナいよ。このままじゃ全然オモロ~じゃナいよ、って世界のナベアツも言ってるし。このまま、そこそこ健闘したキャラクターはようこるんだけってコトで終わりそうだナ。


(中略)


それで、新ヤッターマンはというと、今週も単ナる要素の詰め込みで、ストーリーも何もあったもんじゃナい。これじゃあ、強力粉と砂糖と食塩とイーストと水を鍋にぶち込んだだけでそのまま放っておけばパンができあがるみたいナ理屈だよ。でらちゃんのナレーションも、決して笑っちゃいけナいのに、笑っちゃってダメだナあ。新ヤッターアンコウはメガパァうざい。


ゲストのさかナクンは東京フレンドSHIPSじゃナくてフレンドパークとダブルブッキングゥ。最初のところで、8か月もドクロリングを探して…というくだりがあったから、本来は9月に放送するはずだったんだナ。ていうか、さかナくんは別に要らナかったんじゃナいの?ていうか、ナベアツも何のために出てきたのか。せっかくのゲストも、ああいう使い方じゃァ話にナらナいねえ。要するに、ストーリー作りが下手ナんだナ。

次にタイムボカンシリーズを肯定的に取り上げ(ようとし)ている3悪ドットコム の意見です。


約2ヶ月ぶりの放映でした。第24話が素晴らしい完成度だったので、芸NO人の登場に一抹の不安を感じていたのですが、第20話よりは面白かったと思います。


(中略)


……あくまで私の妄想ですけど、もしかしたら今回の話は、1時間特番として放映予定だったものを、大人の事情(実写映画の関係で来年まで延命されたので、1時間スペシャルは実写映画の宣伝のために使わざるを得なくなった?)で30分バージョンに編集したのではないでしょうか。今回の放映のAパートとBパートを入れ替えると、本来のヤッターマンのシナリオフォーマットと一致するので、それを元に、本来のストーリーを予想してみました。


(中略)


全部私の妄想ですけど、ストーリーの残骸から推測するに、本来ならば『シリーズ初!悪が勝つ』の再来を狙ったストーリー展開になっていたと思われるだけに、それが実現しなかったのは本当に悔やまれます。そもそも、たった30分の放映時間内に、アンコウ初登場と芸NO人のゲスト出演(総勢2人登場、しかも一人はヤッターマン3号に変身)を組み合わせるなんて、無謀としか言いようがありません。よっぽど放映スケジュールに余裕がないんだろうなあ……。

横線は「3悪ドットコム」でもひかれていています。「第20話よりは面白かった」と冒頭で書いてあったのですが、満足できる内容ではなかったのでしょう。


さて両者で一致した箇所がありました。それは別の目的のために作られた脚本を流用したのだろうと予想していることとストーリーが詰め込みすぎだったということ。これだけでストーリーがグダグダだということは予想がつきます。脚本を書いた高橋ナツコには荷が重すぎたのでしょう。ところで昔「怪奇大作戦」という特撮ドラマがありましたが、その中で傑作の一つとして挙げられている「京都買います」は元々は30分番組用に書かれた物ではなかったそうです。脚本を書いた佐々木守さんが内容を削り、監督の実相寺昭雄さんがさらに削って映像化したのです。それでもあまり不自然さは感じられません。確かに見ていていろいろ詰め込んだことは否めないのですが、ストーリーとしては芯が通っており、「単ナる要素の詰め込みで、ストーリーも何もあったもんじゃナい」ということは全く感じさせません。やはり佐々木守は一流の脚本家です。プロというのはこうでなければいけないと思います。


というわけで11月から1時間番組の1コーナーとして放送して放送枠も変更するという対策を施した新作ヤッターマンでしたが、肝心の話を面白くするという対策を打っていないため、視聴率は上向かなかった模様です。高橋ナツコは元々はバラエティーの構成作家をしていたとのことですが、このような人物がシリーズ構成という重要な仕事を行なっていること自体に問題がありそうです。もっとも、ほかに適当な人がいそうにないのも事実なようで、タツノコプロの未来は暗そうです。私の子供の頃はタツノコプロの作品で溢れていて、どれも傑作でした。その栄光に泥を塗りかねない事態になっていると思います。非常に残念です。

先日、俳優の緒形拳さんが亡くなり、今日、村尾昭さんという脚本家が亡くなりました。この両者が参加したドラマがこれから取り上げる必殺シリーズ第5弾「必殺必中仕事屋稼業」です。ある殺人犯が「必殺仕置人を見て興奮し、人を殺した」と自供したといういわゆる「必殺仕置人殺人事件」の影響で、必殺シリーズの作品はしばらく「必殺」の文字を題名から外して制作されていたのですが、この作品から「必殺」の二文字が復活しました。ドラマの内容は野心的なものでギャンブルを全面的に押し出した作風が特徴です。必殺シリーズで初めて視聴率30%台を記録したのですが、ある不幸な出来事が原因で視聴率が半減してしまったという不幸な作品です。この出来事がなければ、「必殺シリーズと言えば中村主水」という状況にはならなかったと思います。ちなみに「必殺仕置人殺人事件」の方は被告が裁判で「ドラマを見たくらいで人は殺さない」と明言し、番組に着せられた濡れ衣は晴れています。


レギュラーは7人。うち殺し屋のメンバーは4人です。


主人公は緒形拳演じる知らぬ顔の半兵衛。この人は坊主そばという蕎麦屋を営む親父で内縁の妻のお春と二人で店を切り盛りしています。ところが三度の飯よりも博打が好きでお春の目を盗んではしょっちゅう賭場に入り浸っています。坊主そばも博打で稼いだことが後に語られます。さらにもともとは殺し屋ではなく、成り行きで嶋屋のおせいの配下の仕事屋になってしまいます。そのため武芸の心得は全くないのですが、賭場で鍛え上げた度胸で難局を乗り切り、仕事を遂行していきます。得物は口髭の手入れに使う剃刀で、これで喉を裂くのが殺し技です。


半兵衛の相棒が林隆三演じる侍くずれの政吉。この人はもともとはある旗本の子供だったのですが、そこを出て遊び人をしています。半兵衛とは賭場で知り合いました。彼もまた成り行きで仕事屋に参加することになりますが、これについては別項で記述します。得物は女物の懐剣。この懐剣は彼が赤ん坊の頃に実の母親から託された物です。その懐剣を託した人についても別項で記述します。実はこのことは作品全体の縦糸となっており、最終回の伏線となっています。


二人を束ねる元締めが草笛光子演じる嶋屋のおせい。もともとは芸者だったのですが、ある盗賊と結婚。夫の死後、彼の残した財産を元に表稼業の飛脚「嶋屋」と裏稼業の仕事屋を始めました。依頼人からはお金を受け取らず、半兵衛と政吉への仕事料は自分が出しています。


密偵を務めるのが岡本信人演じる利助。彼はもともとはおせいの夫の部下で元破蔵師です。元盗賊だけあって非常に身軽。おせいに忠誠を誓っています。


半兵衛の内縁の妻が中尾ミエ演じるお春。博打でしょっちゅう外出する夫に代わって店を切り盛りしています。


半兵衛の幼馴染の岡っ引きが大塚吾郎演じる源五郎。彼はおかまで役者になりたかったのですが、家業を継ぐためにその夢を諦めました。半兵衛のことが大好きで毎回言い寄りますが邪険にされ「淡白ねえ」というのが定番のセリフです。半兵衛のことが好きなのですが、なぜかライバルのはずのお春とは仲がいいです。


後半から登場するのが芹明香演じるおまき。政吉行きつけの小料理屋の女主人でどこか刹那的なところのある人物です。


以上の人達が絡んでドラマが描かれます。仕事屋に持ち込まれる仕事は様々なもの。初期は殺しの仕事が持ち込まれるのはまれで、旗本に無理矢理拉致された赤ん坊を取り返してほしい、十手をカサにきてゆすりを働く岡っ引きから十手を取り返してほしい、女郎と駆け落ちした跡取り息子をつれ戻してほしい、離縁を渋る夫に離縁状を書かせてほしい、500両あまりの金を何とかして5000両に増やしてほしいなど色々な仕事が依頼されました。どれも一筋縄ではいかないもので仕事を達成したと思ったらその裏には飛んでもない事実が隠されており、殺しの仕事に発展するというのが物語のパターンです。ドラマの流れそのものがギャンブルのような展開になっています。また登場するギャンブルも様々なもので、定番の博打だけではなく、闘鶏、富くじ、流鏑馬(やぶさめ)、数字が書かれたコマ、ついにはポーカーまで登場しました。


このような作風が受けて高視聴率を記録した本作にある出来事が持ち上がります。それが腸捻転解消です。必殺シリーズを制作していた朝日放送はもともとTBS系のネットに属していました。そして同じく大阪にある毎日放送はNET(テレビ朝日)系のネットに属していました。ところが朝日放送は朝日新聞系列でTBSは毎日新聞系列です。毎日放送は毎日新聞系でNETは朝日新聞系です。新聞の系列が違う放送局同士がネットを組むのは問題だという話が朝日新聞から持ち上がり、ネット局を転換することになったのです。これが腸捻転解消です。1975年4月から朝日放送はNET系のネットに入り、TBSは毎日放送とネットを組むことになりました。これが「必殺必中仕事屋稼業」に次の影響をもたらしました。


まず編成の都合で放送日が変わってしまいました。もともと必殺シリーズは毎週土曜日の午後10時から放送されていたのですが、腸捻転解消後は毎週金曜日の午後10時からに変わってしまいました。放送日が変わったことに気付かずにいた視聴者が大勢いただけでなく、毎週金曜日の午後10時は日本テレビで「うわさのチャンネル」という強力な裏番組が放送されていました。この二重の要因によって「必殺必中仕事屋稼業」は苦戦を強いられることになりました。朝日放送以外は放送局まで変わってしまったので、必殺シリーズが打ち切られたと勘違いした視聴者も大勢いました。


次に地方局では必殺シリーズの放送が打ち切られる事態が発生してしまいました。TBS系は25局ネットでしたが、NET系はわずか9局ネットでした。そのため、それまで必殺シリーズを放送していたのに腸捻転解消で放送されなくなった地域が出てしまいました。必殺シリーズではないですが「仮面ライダーアマゾン」の主役の岡崎徹さんは長崎県出身でしたが、当時の長崎県ではネット局の関係で「仮面ライダーアマゾン」を放送しておらず、地元で岡崎さんがアマゾンに出ていたことを知る人は少なかったそうです。一世を風靡した仮面ライダーシリーズでさえそうなのですから、他は推して知るべしでしょう。


そして最後に必殺シリーズの亜流番組「影同心」が登場したことです。必殺シリーズをNET系へ持っていかれたTBSは視聴率悪化を懸念し、毎日放送に番組制作を依頼しました。そして毎日放送は東映に制作を依頼。その結果生まれたのが「影同心」です。これは三人の同心が法の網を潜り抜けた悪人を成敗するというドラマです。主役の三人の同心は山口崇、渡瀬恒彦、金子信雄です。主役が同心になったのは「必殺仕置人」と「暗闇仕留人」に登場した中村主水を意識したからで、主水が受ける婿いびりは金子信雄の妻役の丹阿弥谷津子の愚痴という形で受け継がれ、ご丁寧にも中村主水の姑を演じていた菅井きんも金貸しの役でレギュラー出演していました。このドラマはヒットし、「影同心II」が制作されました。なお、「影同心」と同様の経緯で制作されたのが「秘密戦隊ゴレンジャー」です。こちらは腸捻転によって仮面ライダーシリーズを失うことになったNETが東映に制作を依頼して作られました。


以上の要因から「必殺必中仕事屋稼業」の視聴率は低下しました。事態を深刻に受け止めた朝日放送と京都映画のスタッフは「必殺必中仕事屋稼業」終了後に中村主水を登場させた「必殺仕置屋稼業」を制作することにしました。時代設定は黒船来航の頃を舞台としていた前作「暗闇仕留人」よりもさかのぼった天保時代にし、「影同心」と同じにしました。さらに「必殺仕置屋稼業」終了後には同じく中村主水が登場する「必殺仕業人」を制作。「影同心」や「影同心II」との差別化に成功し、視聴率も盛り返すことにある程度成功しました。以後、中村主水が必殺シリーズの顔として定着するのです。もっとも「うわさのチャンネル」には苦戦し、必殺シリーズは苦闘し続けました。


このように不幸な作品となってしまった「必殺必中仕事屋稼業」ですが、前述したように決して駄作ではありません。NET系に移ってからは若干作風が変わりましたが、「影同心」に対抗するかのように裏稼業の宿命を突きつけた作品が終盤に何作も登場し、珠玉の最終回へとつながることになりました。最終回の名台詞やラストシーンは脚本には書かれておらず、現場で作られたものですが、ドラマのテーマをあらわした名シーンだと思います。

脚本は若槻文三。監督は前田勲。特撮監督は矢島信男。


トオルの友人ジロウ(高橋仁)は病弱でしたが、空から毒の花が降るという夢を見たという話をしていました。ジロウのペットのミドリガメもカブトムシもいなくなった。自分も死ぬに違いない。ジロウはゲンにもその話をし、自分をきれいな星へ連れて行ってくれ、と頼みこみました。ゲンは本当に毒のゴミが降ったら宇宙へ連れて行ってあげるが、それは思い過ごしだと言いました。ジロウは納得せずに去って行きました。


MACステーションでゲンがジロウの話を思い出していると、梶田が、ジロウが熱にうなされてゲンに電話してくれと言い続けていることを伝えました。そのわきでは女性隊員がダンに、新型ロケット弾CS137の実験が明日の朝にクリーン星で行われると防衛委員会から連絡があったことを伝えていました。


ゲンはジロウの元を訪れました。ジロウは机の引き出しをあけてくれと頼みました。ゲンが引き出しをあけ、ジロウの頼みで箱を出してあけてみると、中にはミドリガメがいました。とたんにジロウはのどが痛いと叫びだし、毒のゴミのせいだと言い出しました。


その夜。ジロウは夢の中でクリーン星人(花房徹)と会っていました。クリーン星人はきれいな星へ連れて行ってあげるといい、窓を開けましたが、毒のゴミが降ってきました。クリーン星人はジロウを花畑の中に連れ出しました。ここはクリーン星だというのです。ミドリガメもカブトムシもいます。ミドリガメやカブトムシはクリーン星に来て元気になった、クリーン星はいいところだ、毒のゴミなんか降らないと言いました。ジロウは満足そうです。


ここでジロウは母親に起こされました。母親が窓を開けようとするとジロウは毒のゴミが降るからあけないでくれといいました。


ちょうどそのころ、UFOが地球に接近中との知らせが MAC ステーションに入りました。宇宙ステーションV9から攻撃を受けたとの知らせが入りましたが、その途中で爆音が起きたと思ったら、通信が途切れました。白戸はマッキー3号で出動し、宇宙昆虫サタンビートルを発見しました。


サタンビートル襲来を受け、ジロウの家にも外へ出ないようにという命令が伝えられました。ジロウは MAC がやっつけてくれるといいました。


一方、ダンとゲンもマッキー2号で出撃。マッキー3号から間もなくサタンビートルが東京に近づくとの知らせが。ゲンはサタンビートルがクリーン星から来たと考えました。


さてジロウはサタンビートルが自分を迎えに来たと確信していました。


マッキー3号はサタンビートルへの攻撃を開始。サタンビートルは町への攻撃を開始しました。サタンビートルは胸から砲撃をしています。


ジロウはサタンビートルのところへ駆け寄りました。それをゲンが見つけました。マッキー2号は着陸。ゲンはジロウを制止しようとし、サタンビートルにマックガンを撃ちましたが、ジロウにはゲンの言葉が聞こえないのか、近づくのをやめません。仕方なくゲンはレオに変身。ここからは「レオとサタンビートルの戦闘シーン」と「ジロウの幻想シーン」が交互に描かれます。ジロウの幻想の中では毒のゴミが降る中、クリーン星人がブランコに乗ろうと誘ってきました。クリーン星人は絶対にブランコから降りないように言いました。ブランコから降りたらきれいな星へ行けなくなる。ジロウはゲンからの誘いも断りました。そしてクリーン星人はサタンビートルがクリーン星から迎えに来たといい、あれに乗ろうといいました。その誘いに乗って、ジロウはサタンビートルに載りましたが、結局ジロウはサタンビートルから落ちてしまいました。


ジロウが夢から覚めると、そこにはダンがいました。ダンはジロウに真実を話しました。毒のゴミを出していたのは実はサタンビートルだったことを。だまされたと知ったジロウは泣きました。サタンビートルはクリーン星人に操られていたのです。結局サタンビートルはレオキックで倒されました。


ジロウは元気を取り戻しました。ジロウは体も弱かったが心も弱かったことを悟り、トオルやゲン達と遊びました。カブトムシもみつかり、めでたしめでたしです。


クリーン星人を演じた花房徹は劇団で活躍していた人です。桐朋学園を出た後、自由劇場などで活躍していました。本人作成のホームページもあるのですが、2002年を最後に更新されていません。ただ現在も現役で活動しており、今年の9月には一人芝居、6月には山田太一さん原作の「終わりに見た街」の舞台に出演しています。「終わりに見た街」はドラマ版を見たことがありますが、かなり衝撃的な話でした。何かの拍子に東京大空襲直前の東京にタイムスリップした一家の物語です。ラストシーンは今でも覚えており、これがドラマのテーマになるので詳しくは書けませんが、戦争とは何かということを改めて問いかけるものだったと思います。あと花房徹さんの出たドラマで思い浮かぶのは「ビートたけしの学問ノススメ 」です。こちらは「終わりに見た街」とは違ってコメディーで制作は久世光彦さん主宰のカノックス。花房さんは主人公の夏目宝石の次兄の夏目胆石を演じています。このドラマは劇団の人がたくさん起用されており、花房さんの他にはイッセー尾形さん、柄本明さん、もたいまさこさん、渡辺えりさんなどが出ています。余談ですが、久世さんは実相寺という名前の生臭坊主をドラマに出したことがあるそうです。


また、この回に登場する女性隊員は脚本では大槻美也子という名になっており、大原みどりという人が演じていたそうです。

監督は前田勲。特殊技術は矢島信男。脚本は奥津啓二郎。今回は前回とは違って悲劇的な話です。この時期は迷走が目立ち、作風は変化に富んでいます。


ある夜。宇宙船が地球に襲来し、地上に激突しました。激突した地点では少女(松岡まり子)が祖父の老人(天本英世)を助け出していました。老人は大けがを負っていました。


MACは激突地点に急行しましたが、駆け付けた時には生物の反応も死骸も見つかりませんでした。しかし、ゲンが地球にはない物質を発見。ダンは付近のパトロールを強化することにしました。


その翌日。先ほどの少女がある医院で往診を頼んでいましたが、断られてしまいました。途方に暮れる少女はゲンと佐藤大介の乗るマックロディの前に飛び出してしまいました。ゲンは少女の顔に泥がついていたのでハンカチを貸してあげました。少女は顔を拭くと立ち去ってしまいました。佐藤はおかしな子だと思っただけですが、ゲンは何かを感じていました。そして宇宙金属を発見しましたが、佐藤にはそのことを黙っていました。


その夜。城南スポーツセンターで百子と梅田兄妹を送り出したゲンは先ほどの少女を見かけました。少女はゲンに助けを求めに来たのです。ゲンは少女が地球人でないことを見破りましたが、少女の助けに応じて老人の潜んでいる場所へとやってきました。高熱なので病院へ連れて行こうというゲンに、少女は言いました。地球人は信用できない。少女がゲンに助けを求めたのは、ゲンが地球人ではないことを見破っていたからでした。さらに少女はゲンのことをいい人だと言いました。それを聞いたゲンは老人の手当てをしました。手当てが済んだ後、ゲンは自分が拾った宇宙金属を少女に渡しました。それは老人が誕生プレゼントに少女にあげたものでした。それを聞いたゲンは少女の胸に宇宙金属をつけてあげ、よく似合うといいました。少女ははにかみました。なんだか恋人同士のようです。百子がいるのに、いいのか、ゲン。二人は星空を見上げ、お互いの星のことを言い合いました。ゲンの故郷は「悪い星人(マグマ星人のこと)に滅ぼされて」もうありません。少女の故郷はおとめ座のサーリン星。ちなみに少女や老人の胸についているマークは星占いのおとめ座のマークです。閑話休題。サーリン星はおとめ座で一番美しい星でした。ところが、老人の作ったロボットが反乱を起こしてしまいました。そのため、サーリン星の環境は一変。人々は皆殺しにされ、サーリン星はおとめ座で一番醜い星になってしまいました。少女と老人はサーリン星から逃げ出し、地球へとやってきました。しかし、安心はできません。ロボットにはまだ老人が必要なため、二人は追われていたのです。それを聞いたゲンは熱っぽく言いました。


ゲン「大丈夫。その時は MAC が、いや、僕が守る。守ってみせるよ。」


以来、ゲンは少女に夢中です。なんと百子と梅田兄妹からの誘いも断ってしまいました。それだけではなく、三人の前で陽気に口笛を吹き、百子に咎められると「MACのお仕事」とごまかす始末。完全に浮気状態です。同じ宇宙人ということで同情以上の感情を抱いてしまったのでしょう。しかし、ゲンは上空に怪しい物体が飛行していることに気づいていませんでした。陽気に口笛を吹いたり鼻歌を歌ったりしながら少女と老人のところへ行くと少女はいませんでした。老人はゲンに礼を言い、あと10日で動けるだろうといいました。そこへ少女が戻ってきました。少女は河原で咲いていた花を摘んできて、ゲンに名前を聞きました。ゲンが野菊だと答えると、少女はサーリン星にも似た花があったといいました。なんとなく「野菊の墓」をイメージさせるシーンです。もっとも「野菊の墓」では老人はおらず二人っきりでしたが。しかし、楽しいひと時は長くは続きませんでした。本部の白川隊員から通信が入ったのです。宇宙船が現われたのです。それを聞いた少女はロボット警備隊だと悟り、老人は「とうとうここまでやって来たか。」とつぶやきました。ゲンは自分が何とかするので、ここを動かないでくれと言いました。


ダンは命令するまで宇宙船へ攻撃するなと命じました。ダンは宇宙船へ呼びかけました。


宇宙船からの応答「我々はサーリン星ロボット警備隊だ。逃亡者を追ってやってきた。地球に危害を与えるつもりはない。逃亡者ドドルとカロリンを引き渡しなさい。」


それを聞いたゲンはダンの命令を無視して攻撃を開始。ところが宇宙船から顔のような物が出たかと思うと、胸のような部分から出る光線でゲンと佐藤の乗るマッキー2号は呆気なく撃墜されてしまいました。当然のことながら佐藤は「誰が攻撃しろと言った!」と激怒。二人は脱出しました。


宇宙船からの声「我々の力がわかっただろう。一時間だけ時間を与える。それまでに逃亡者ドドルとカロリンを連れてきなさい。さもなくば地球を破壊する。」


最悪の事態に陥りました。地上に降りたゲンはダンに叱責され、さらに一刻も速くサーリン星人を見つけ出すように命じられました。平山がその目的をダンに尋ねると、佐藤は二人をロボット警備隊に引き渡すのさと言いました。


ダン「地球の安全を守るためだ。仕方があるまい。」


あれ。ウルトラ警備隊時代のダンが言いそうにない意見を述べています。さては心境に変化が生じたのか? そのことにゲンは気づかず、ひどい、と反論しました。それを聞いた佐藤はダンを弁護。ダンはゲンがサーリン星人の居場所を知っていることを見抜きました。居場所を言えというダンの命令をゲンは拒否。ゲンは走り去ってしまいました。


ゲンはドドル老人とカロリンに逃げるように言いました。そして3人は一緒に逃げ出してしまいましたが、あっさりダンに見つかってしまいました。万事休すか。ゲンはダンをにらみつけました。ダンはゲンを無視してドドルとカロリンに言いました。


ダン「私は MAC の隊長モロボシダンです。さあ、急いでください。脱出用のロケットが用意してあります。」


ダンはウルトラ警備隊時代と気持ちは変わっていませんでした。立場上、ゲンに厳しい意見を述べていたにすぎなかったのです。それを察知したのか、宇宙船は攻撃を開始。ゲンとダンは二人をマックロディに載せました。ダンがマックロディを運転して逃げようとしましたが、宇宙船の攻撃に立ち往生してしまいました。ゲンはレオに変身。宇宙船に立ち向かいました。宇宙船は手足を出してロボット形態に変化。レオを圧倒しました。それを見たカロリンはゲンのことを思い出し、駆け出しました。カロリンはいつのまにか銃を持ち、ロボットに攻撃。ドドルはやめろと言いましたが、カロリンは聞きません。グロッキーになったままのレオを見て、カロリンはロボット形態に変化。


ナレーター「少女カロリンはロボットだった。」


このときのデザインがもうちょっとカッコ良ければよかったのですが…閑話休題。カロリンは空を飛び、ロボットのメカが露出している部分に体当たり。爆発してしまいました。それを見たレオは立ち上がりました。ここから真夏さんが歌う「ウルトラマンレオ」が流れます。カロリンの特攻を見たレオはロボットを圧倒。ロボットの左腕をもぎ、空飛ぶロボットにぶつけました。そしてレオキックでロボットの頭部を破壊。しばらくもがいた後、ロボットは仰向けに倒れて爆発しました。


多摩川の五本松のそばにカロリンの墓が建てられました。ゲンとダンは手を合わせました。


ドドル「たとえアンドロイドでも、この子は私の孫です。これから、ずっと一緒にいるつもりです。」

ゲン「じゃあ、ずっとこの地球で暮すんですか。」

ドドル「この子がここに眠っている以上、ここが私の故郷です。なあ、カロリン。」


ゲンはカロリンを思い出すのでした。


なおカロリンを演じた松岡まり子さんは、この直後に「仮面ライダーアマゾン」で高坂りつ子を演じました。死神博士や「平成教育委員会」レギュラーが有名な天本さんは円谷プロの作品では常連ゲストで、ウルトラQ、快獣ブースカ、怪奇大作戦、帰ってきたウルトラマンに出ていますし、マイティージャックではレギュラーで出演されています。余談ですが、私は1982年に土曜ワイド劇場で放送された「幻の断崖 恐怖の催眠療法 “眠らされて、私の体は…”」というドラマで天本さんが催眠術師役で出ているのを見たことがあります。山形勲さんに雇われ、山形さんの姪の坂口良子さんに催眠術をかけるのです。そのドラマでは珍しく荻島真一さんが悪役ではありませんでした。


また本作の脚本を担当した奥津啓二郎は『ジャンボーグA』で制作進行を務めた奥津啓治さんのペンネームだそうです。奥津さんは現在はネットウエブ という会社でプロデューサーとして活躍されているそうです。奥津啓治名義でも脚本を書かれていて、1983年にフジテレビの月曜ドラマランドで放送された「ぐうたらママ」などの脚本を書かれているそうです。

金曜日と土曜日はクライマックスシリーズを見てきました。まずは2008年10月17日(金)に県営大宮球場で行なわれたパシフィックリーグクライマックスシリーズ第2ステージ第1戦埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズの様子をお送りします。


球場には17時過ぎに到着しましたが、入口では当日券を売っていました。朝日新聞の埼玉版では開門前に3000人が列を作ったと報じられていましたが、前売りで売りさばくのは難しかったようです。


当日券売り場


門の中に入るといろいろな屋台が出ていました。今年行われたロッテ戦よりも多くの屋台が出ており、写真のタイ料理の他、インド料理、沖縄料理、野球場では定番のホットドッグ、ラーメン、焼き鳥、お弁当の屋台も出ていました。


大宮球場で出ていた屋台


しかし、屋台の数は供給過剰だったようで、売れ残りが出たようです。5回を過ぎた頃にはお弁当が半額で売られていましたし、試合が終わっても投げ売りは続いていました。


さて私が買ったのは「L内野側応援席A」でファンクラブ会員割引で3000円。席番が書かれていなかったのでなぜかと思って来てみたら、なんと座席は長椅子。横浜球場では外野席で使われている代物です。これで3000円は高いんじゃないの?


三塁側は超満員でした。


三塁側内野席


やっとこさ席を確保しましたが…席のそばにはこんなものが…


中継用カメラ


これではバッターボックスが見えません。これで3000円は高いんじゃないの?なんとかならなかったのでしょうか。


下の写真は北海道日本ハムファイターズ応援団の席です。


ファイターズ応援団


ライト側外野席は傾斜があり、いわゆる「稲葉ジャンプ」の時に危険なので、一塁側内野席に陣取っているようです。このように県営大宮球場は施設面の不備が目立ち、翌日に西武は埼玉県に改修を要請しました。外野スタンドの傾斜の他には、外野フェンスにラバーが使われておらず塀際の打球を捕る時に危険であることやグランドの芝が荒れていることなどが改善すべき項目として挙げられたそうです。


また、上の写真でもわかりますが、一塁側内野席は開始当初は空席が目立ちました。試合も中盤になると満席になりましたが。


とまあ、運営側にもいろいろと不手際が見られましたが、主催した埼玉西武側も努力はしています。まずは入場者に次の物が配られました。


応援用フラグ


応援用の旗です。描かれているのは埼玉県。これを下の写真のように振って応援します。


旗を振る子


始球式は地元埼玉県出身で西武ライオンズOBの鈴木健が努めました。西武時代と同じ背番号8をつけての登板です。


鈴木健


現役引退してしばらく経っているからか、腹部に悲しみが走っています。


鈴木健


無事、投球終了。フォロースルーも決まっています。


鈴木健


鈴木健


鈴木健


試合中はレオもスタンドにやってきて観客を盛り上げていました。


レオ


近くに座っていた観客もなぜか動員して盛り上げます。


レオと観客


スタンドではこんなあぶちゃんをつけた赤ちゃんもいました。


Lionsマーク入りのあぶちゃん


母親がライオンズファンのようですが…はたして洗脳が実ってライオンズファンになるのでしょうか?


さて試合の方は中島がホームランを二本打つなどしてライオンズ圧勝。ヒーローインタビューには中島と先発した涌井があがりました。なおインタビュアーは渡辺久信監督です(嘘)。


ヒーローインタビュー

ヒーローインタビュー