昨日、横浜にぎわい座で行なわれた「笑点Jr.」の収録を見てきました。前の記事のコメントにも書いたように現在失業中で平日の昼間でも時間がとれる状態だったので、葉書で申し込んだのです。なお、幸いなことに次の仕事が決まっていますが、2月いっぱい無職なのは確定しています。ただ、入社前の準備があるので、完全に暇だというわけではありません。


さて15時開場ということで上尾を13時20分過ぎに出る電車で横浜まで行き、そこから桜木町まで行って横浜にぎわい座に出たら14時40分頃でした。すると横浜にぎわい座は入場待ちで長蛇の列ができていました。



ひろくんのブログ-横浜にぎわい座で入場を待つ人たち


写真は地下1階から撮ったのですが、会場の入口は3階にあります。平日だと言うのにずいぶん混んでいるなあと思ったら、観客はほとんどが60代以上の人でした。私達のそばに並んでいたおばさんは山手の「フエリス(地元の人はこう呼ぶ)のそば」に住んでいる人でしたが、どうやら収録10日前に横浜にぎわい座で配られる整理券をもらって来たようです。「笑点Jr.」は CS で放送されているのでそんなに知名度はないはずなのになあと思っていたのですが、そう言った理由で入場者が多かったようです。さて収録のスケジュールはこんな感じです。


ひろくんのブログ-笑点Jr. 収録スケジュール

15:30 収録開始

・ショート落語 二席

・落語 二席

・大喜利(2回収録)

 司会:春風亭昇太、座布団運び:セイラ

     五明楼玉の輔、橘家文左衛門、春風亭柳好、

     三遊亭愛楽、神田蘭、立川生志、林家彦いち、

     林家木久蔵

17:20 休憩(10分間)


17:30 収録開始

・トークコーナー 2組


~18:30頃 収録終了予定


ちなみに通常の放送では、ショート落語→「こいつは凄芸(すげー)!そいつは頂!!」→落語→使ってみよう!落語ことば→大喜利、という順番で進みます。ご覧のとおり、収録は二本撮りで、「使ってみよう!落語ことば」のコーナーは4本撮りのようです。道理でこのコーナーだけ出演者が違っていることがあるわけです。


さて収録開始です。まずショート落語です。落語の枕の部分だけをかけるコーナーです。まず彦いちが登場。この人初代林家木久蔵こと林家木久扇の弟子で、林家きくおこと二代目林家木久蔵の兄弟子です。私はこの人は好きですが、昇太をけなすネタを多用して座布団を取られてしまうと言うパターンが多いため、最近はあまり登場しません。幼稚園で子供達に落語を教える時の苦労話をネタにしていました。次は愛楽が登場。この人は前回の放送で座布団の枚数が一番少なかったため、文左衛門ともども出場権をはく奪されています。ここで登場したということは、二回目に登場することは確定しているようです。なお愛楽は五代目三遊亭円楽の弟子で笑点でアシスタントを務めています。その関係で笑点の大喜利の方に姿が映ることがあります。なお楽太郎こと六代目三遊亭円楽(襲名予定)も笑点のアシスタントをしたことがあるそうです。


落語のコーナーはでは二人目の人が隣の家の竹林から伸びて自分の庭に生えてきた筍を食べようとする人と筍の「元の持ち主」である隣人との攻防戦(?)をネタにした噺をかけていました。収録のリストでは出演者とネタは本番までの「お楽しみ」となっているため、明かすことはできません。


さて1回目の大喜利は彦いち、神田蘭、生志、林家木久蔵、玉の輔が登場。二人出場権をはく奪されて2回目には愛楽と文左衛門が登場しました。皆テレビでも見た芸を披露していましたが、やっぱり玉の輔が一番おもしろかったです。彼は一度も出場権をはく奪されたことがないのです。1回目は終了間際に2枚とられてしまったので一番多くはなかったのですが、2回目の方は一番多かったです。この人は春風亭小朝の弟子です。座布団運びのセイラも2個ほどネタを披露していました。放送されるかどうかわかりませんが、「口に字を付け足して別の漢字を作ってください」というお題では「口」の右に「H」をつけて「口H」とし、「玉の輔」と言いました。そして、ホワイトボードの向きを変えて玉の輔の頭の上にかざしました。すると

「エ

ロ」

となったのです。玉の輔は下ネタを多用してセイラに対してセクハラまがいのネタを言うことが多いので、このネタをセイラが出したわけですが、残念ながらこの日の玉の輔は下ネタをあまり使っていませんでした。


うまいネタを多用していたのは生志です。この人は立川談志の弟子でつい最近真打に昇進したばかり。その関係で師匠の立川談志をけなすネタを披露することがあります。彼が真打に上がれなかったのは立川流の厳しさに原因があります。昇進させるかどうかは立川談志が芸を見て決めるのです。落語はある程度の数を覚えなければならず、踊りなどの教養も身につけなくてはなりません。そのため、二つ目の時も、その辺の真打よりもうまいと言われていました。なお立川流の昇進基準が厳しくなっているのは、立川談志が落語協会の昇進基準に異を唱えて脱退したからです。


文左衛門が(つまらない芸をみせる)愛楽を突き飛ばすのも4回くらい披露されました。この人は顔がいかついため、「楽屋の模範囚」などという挨拶をすることが多いのですが、今回はそのフレーズは披露されませんでした。この日突き飛ばしたのは愛楽だけですが、愛楽の反対側に座っている木久蔵を突き飛ばすこともあります。


木久蔵は今のところ可もなく不可もなくと言う感じです。父木久扇の芸風を受け継いで笑点Jr. では与太郎ネタを多用していますが、父ほど馬鹿に徹し切れていないような気がします。先ほどの漢字の問題では普通に漢字を考えていましたが、父木久扇なら漢字と絵を組み合わせたものを答えて歌丸(昇太)に「字を書きなさい」と言わせるでしょう。もう少し馬鹿に徹した方がいいかもしれません。ただ、つまらないわけではありません。生志に向かって「親のコネで真打になった」と言うなどの自虐ネタを披露して笑いをとったり、観客に向かって「答えないでね!」と言ってから、誰もが予想できる答えを言うという一種の滑り芸を使ったりしています。なお、笑点Jr.では与太郎ネタを多用していますが、真打に上がっただけあって、本業の噺の方も小朝についてよく勉強しています。


最後に神田蘭ですが、彼女はちょっとスベリ気味です。ただ彼女は芸名からもわかるとおり、落語家ではなくて講談師です。だからこう言った大喜利には向いていないと思うので少々可哀そうだと思います。一回、ショート講談を披露していましたが、こちらは大喜利とは違ってそつなくこなしていました。なお、彼女は出場権をはく奪された時はアシスタントの仕事も務めており、収録には毎回参加しています。その関係で、出場権をはく奪されてもすぐに登場することが多いです。なお講談師の世界も落語と同様の昇進制度があり、現在彼女は二つ目です。


大喜利終了後は休憩をはさんで「こいつは凄芸(すげー)!そいつは頂!!」の収録が行なわれました。こちらに登場した芸人さんは明かすことができません。二回目の収録終了直後の写真をお見せしますので、どういう芸かを想像してみてください。ヒントは生志と木久蔵の仕草と台の上に載っているものです。なお、このコーナーでは林家たい平も登場しますが、彼は愛楽を「兄さん」と呼んでいました。なぜかなあと思って調べてみたら、愛楽が円楽に入門したのは、たい平がこん平に入門する数ヶ月前だったからでした。たった数ヶ月の違いでこんな序列がついてしまうのですから、落語界と言うのは厳しいところです。


ひろくんのブログ-落語家さん達


今回の収録分は2月に放送される予定です。

からくち兄目ブログ に「な、何ですって!?4月から所さんの目がテンの時間に新ヤッターマンを放送だってぇ?許せん!」という題の文章が載っていました。これだけで文章の主題は見当つくと思いますが、なんと、あの低視聴率で「名探偵コナン」の足を引っ張りまくっている新作ヤッターマンが4月から日曜日の朝7時の枠に移動して放送を続行するというのです。


うーん、どうしてなのかさっぱりわかりません。この枠というのは長寿番組「所さんの目がテン!」を放送している枠。実は原発事故の影響で電気事業連合会がスポンサーを降りてしまったのが影響し、目がテンが終わることになったらしいのです。そこで代替番組として新作ヤッターマンを持ってきたようです。しかし、この番組移動、次の二つの理由で成功するとは思えません。


(1) 「所さんの目がテン!」と新作ヤッターマンは視聴者対象が違いすぎる。

(2) この時間帯はテレビ朝日がメ~テレ制作のアニメを放送し、テレビ東京もアニメを放送しており、明らかに競合する。


この二重のマイナス要因をはねのけて新作ヤッターマンが続けられるとはとても思えません。それとも、新作ヤッターマンには日本テレビの編成は誰も期待していないのでしょうか。


そういえば昔、裏の「サザエさん」に負けた「ファイヤーマン」が日曜日から火曜日に移動したことがありましたが、視聴率を挽回できずに打ち切られてしまいました。ファイヤーマンは円谷プロ創立10周年記念番組として力を入れて作られた番組でしたが、原点(ウルトラマンへの)回帰を志向したのが裏目に出て話が地味になってしまいました。後半は子供のゲストを入れたりするなどして路線変更しましたが、これも失敗したのです。また「UFO大戦争 戦え! レッドタイガー」は土曜日→火曜日→木曜日と2回も移動しましたが、これも視聴率が上がらなかったためのようです。末期は予算削減のためにアクションシーンは過去のフィルムの流用が多くなり、レッドタイガー役の中屋敷哲也さんと殺陣師の岡田勝さんだけが現場へ行ったということもあったらしいです。レッドタイガーの土曜日時代の裏番組は「闘将ダイモス」で、私は悩んだ末にレッドタイガーを選択しました。ダイモスはその後 CS で再放送されたり DVD が出て今では見ることが可能ですが、レッドタイガーの方は再放送もされたことがなければ DVD も出ていません。レッドタイガーを見ておいてよかったなあと思います。なお、レッドタイガーは原作が大野剣友会代表(現会長)の大野幸太郎さんで殺陣も大野剣友会が務めていましたが、ダイモスの方はアニメなのに故高橋一俊さんが殺陣師を務めていました。高橋さんは元大野剣友会で当時は大野さんに破門されていました。なぜ破門されたかについては定かではないのですが、もともと大野さんは高橋さんを後継者にするつもりで目をかけていました。実際、高橋さんはそれだけの技量がある人で「柔道一直線」、「仮面ライダー」、「秘密戦隊ゴレンジャー」(の初期)、「快傑ズバット」など名作を手掛けています。皮肉なことに、レッドタイガーとダイモスは師弟対決の意味合いもあったのです。もっとも、これは結果的にそうなったというだけで、おそらくお二人とも、放送前はこうなることは予想できなかったに違いありません。


またまた話が横道にそれてしまいましたが、この枠移動が成功するのかどうか、見ものだと思います。なお、私は「からくち兄目ブログ」に書かれているとおり、3月打ち切りでもよかったのではないかと思います。

脚本は阿井文瓶。監督は深沢清澄。特殊技術は高野宏一。


MACステーションでゲン達は大流星を見ました。地上に到達する前に燃え尽きればいいが、とダンが呟くと流星に生物反応があることが判明。MACは出動しました。


さて地上には案の定怪獣が出現。地中に潜ろうとしていた怪獣は尻尾から火を噴きました。ゲンは、あれくらいの火の玉じゃびくともしない、もっと接近してください、と青島に言いました。青島はマッキー3号に尻尾への攻撃を指示。ということはゲンと青島はマッキー2号に乗っていたのでしょう。マッキー2号と3号が尻尾を集中攻撃すると地中に潜りかけていた怪獣が姿を現しました。


青島「奴が振り向いたら、すかさず撃て。」

ゲン「はい。」


そして怪獣が振り向きましたが、その姿を見たゲンは驚き、攻撃できませんでした。青島はゲンの手をどかせて攻撃しましたが、後の祭り。絶好の攻撃機会を逃したマッキー2号は撃墜されていました。


実はその怪獣はL77星にいた頃のレオの可愛いペットでした。懐かしさと驚きでゲンは攻撃できなかったのです。ゲンは故郷でロンと過ごした日々を思いだして呆然としていました。すると


青島「おおとり、見ろ。」


画面にはマッキー2号が撃墜されるのが見えました。あれ? 青島とゲンはマッキー3号に乗っているの? でもさっきは「マッキー3号に指示を出していた」場面が流れていましたよ。おかしいなあ。それはさておき、マッキー3号はロンをしばらく攻撃していましたが、結局、撃墜されてしまいました。


ロンは地下の火山脈に潜り込んでしまいました。当然のことながら青島は激怒。


青島「我々はもうこいつ(ゲンのこと)と戦うのは嫌です。」


ダンはゲン以外の隊員にマッキーの整備を命じて去らせた後、ゲンに言いました。


ダン「ゲン。L77星の生き残りはお前だけではなかったんだなあ。」


ダンはすべてを見通していたのです。ロンとの思い出を語り、さらに「僕には撃つことができなかったんです。」というゲンをダンは「甘えだ!」と一喝。ゲンは「ふるさとの星を失った悲しみは誰にもわかりません。」と言って反論しようとしましたが、ダンはその答えを予期しており、「一歩間違っていれば、お前もああなっていたというのか。」と返しました。なおも抗弁しようとするゲンにダンは「MAC隊員失格だなあ。」と言うのでした。


謹慎になってしまったのか、ゲンは公園の真ん中に生える木の下で「星空のバラード」を歌いました。この曲は名曲です。そのわきではカオルが友達と縄跳びをして遊んでいましたが、友達の母親がやってきて友達と話す様子を見て態度が一変。母からもらったキャンディーを分ける友達にそっぽを向き、挙げ句の果てにはキャンディーを奪って地面にぶちまけて捨て、さらにキャンディーを踏みつけました。友達が母親に甘える姿を見て嫉妬したのです。見かねて注意するゲンの言葉にもカオルは耳を貸しませんでした。やはり孤児になってしまったゲンは何も言えなかったのです。しかし、そこへ百子がやってきました。百子はカオルに謝るように注意。それでも聞かないカオルを百子は平手打ちしました。カオルは泣きながら百子をたたきました。そしてカオルは友達に謝りました。その後、百子はゲンに、カオルを叱らなかったことを責めました。何も言えないゲンに百子は言いました。


百子「寂しいからと言って、悲しいからと言って、何をしてもいいなんてものじゃないわ。甘えさせちゃいけないのよ。そんなのは同情にもならないわ。ましてや本当の愛情があったら、絶対に知らん顔なんかできないはずよ。」


この言葉はゲンに衝撃を与えました。ゲンの耳に、この言葉とダンの言葉が響きます。そこへラジオのニュースが。ロンの活動が活発になり、火山の活動が盛んになったというのです。


MACは噴火する火山のそばでロンが出てくるのを待ち構えていました。そこへゲンがやってきました。僕も連れてってくださいとダンに頼むゲンを青島はなじりました。青島が去った後、ダンは「怪獣を倒せるのか、」と尋ねました。ゲンが倒せると答えた後、他の隊員の信用を取り戻したら連れて行くとダンは言い、とりあえずレーダーの監視をゲンに命じました。そしてロンが出てきました。火山のエネルギーを吸収したロンはやはりパワーアップしており、マッキーは尻尾から発射された光線で撃墜されてしまいました。さらにロンは脱出したダンのパラシュートも口から吐く火炎で攻撃。それを見たゲンはマックロディでロンに向かっていきました。その様子を見るダンは心配そうな顔。結局マックロディは、一瞬無音になった後、ロンに破壊されてしまいました。


ダン「ゲン!」


するとウルトラマンレオが登場しました。レオはL77星でのロンと過ごした日々を思い返していました。ロンはさすがに戦意を喪失したのか、土下座した後、土の中に潜ろうとした…と思ったら、尻尾で攻撃してきました。不意打ちを食らった格好になったレオはしばらく抵抗しませんでしたが、ついにロンの尻尾を持って反撃に転じました。それからは一方的にロンを攻撃。観念したのか土下座するロンを見てレオはロンを小さくして助けることにするのでした。


そして友達と遊ぶカオルにゲンは一匹の犬をプレゼントしました。その犬の名はロンと言うのでした。


今回の話は故郷を失った者が敵味方となって再会するという定番の話です。また今回は特訓シーンが登場しません。さすがにこのテーマでは特訓シーンを入れる余地がなかったのでしょう。しかし、だからといって路線変更したわけではありません。その証拠に、ミスを理由に青島がゲンを敵視する場面が挿入されています。大人になった今になれば青島の心情も理解できるのですが、子供の頃は青島が嫌いでした。真の意味で今までとは別路線の話が展開されるのは第12 話になってから。本格的に路線変更するのは第16話になってからなのです。もっとも、特訓シーンは第21話まで存在しますが。


それにしても今の親は百子のように叱ることをしなくなりました。ゲンのように甘やかす人が多いです。本当の愛情があれば、子供を甘やかすのではなく、時には叱ることも大切なはず。今の親は私と同世代ですが、その人達にこの言葉を聞かせてあげたいです。昔は親以外にも先生や近所の人が注意した者ですが、今は「体罰禁止」とか「プライバシー重視」などと言った理由で注意しなくなってしまいました。モンスターペアレントやわがままな子供の増加はそのようなおかしな風潮のせいもあるのではないでしょうか。


(2009年1月24日追記)
そうそう。阿井文瓶は後に「特捜最前線」に参加しています。その「特捜最前線」で辣腕をふるっていたのが、長坂秀佳さんです。その長坂さんは後に「アクマイザー3」を書いています。アクマイザー3の主人公の3人(+1人)は悪魔族を裏切って人間の味方になったため、親友、元恋人、姉、師匠などと戦う羽目に陥りました。そのたびに主人公は「○○とは戦えない」と苦悩しましたが、この話で描かれていなかったことも描かれていました。それは、戦う相手の方も苦悩していたということです。この話がどこか説教くさい感じになっているのは、ロンの心情が全く描かれなかったことにもあるのかもしれません。ロンがただの悪い奴に終わっているのです。ウルトラマンレオに出てくる他の宇宙人や怪獣同様、ただの敵に据えただけなので、キャラクター性を深めると言う発想自体がなかったのかもしれません。

なお、「アクマイザー3」には田口成光が一本だけ書いていますが、路線変更後の参加だったこともあり、ごく平凡な話に終わっています。田口は「快傑ズバット」でも一本書いていますが、それまで長坂秀佳が確立していた作風とは微妙にずれたものになっていました。ズバットが32話で終わってしまったこともあって、後に長坂が「こんなことなら全部俺が書けばよかった」と嘆かせる一因にもなってしまいました。ちなみに長坂は「快傑ズバット」32話中30話を書いており、あの独特な作風を確立しました。ただし、全部を長坂が考えたわけではなく、小林旭の渡り鳥風にしたり「ズバッと参上、ズバッと解決」という口上は長坂が企画に参加する前にはすでに出来上がっていたそうです。
気がついたら1ヶ月近く更新していませんでした。
大晦日に風邪をひいてしまい、まだ治りきっていません。
はじめはお腹をやられ、休日診療所へ行ってみたのですが、老齢の医師がただの下痢と誤診。
そのため、長引いてしまいました。
熱は出なかったのですが、頭が痛くなったりボーっとしたりし、
さらに鼻が痛くなったり咳が止まらなくなったりで物を考えることができない状態でした。
今週に入ってようやくまともに動けるようになりました。
そうこうしているうちにファミリー劇場ではウルトラマンレオが私の嫌いな田口成光執筆作品連発シリーズに突入し、
さらに更新のモチベーションが下がってしまいました。
今、どうやって進めようか思案中です。
というわけで更新が滞ってしまい、申し訳ございません。

さて、必殺シリーズが久しぶりに復活し、連続ドラマとして今月初めにスタートしました。
往年の作品と比べるとどうかなあという感じもしますが、
今放送されている水戸黄門 第39部よりも面白いと思います。
私は水戸黄門 第39部を第2話で見るのをやめて、
その時間はテレビ埼玉で放送されている「カルチャーSHOwQ」を見ています。
第2話は士農工商のことを全く理解できていないのではないかと言う内容でしたが、
この話を書いた脚本家は第38部でも農民が武士の跡を継いで苦労すると言う唖然とする内容の話を書いていました。
水戸黄門 第39部は10%台がやっとという視聴率しかとれておらず、
なんと一桁を記録した話さえありましたが、
こんな感じの話が並び作品の質が低下しているのですから、当然でしょう。
見せ場の筈の殺陣の場面や印籠披露の場面も旧作に比べると迫力がなく、
これなら旧作を流した方が良いのではないかと思っています。
ちなみに私は佐野浅夫が光圀を演じるようになってから、あまり見なくなりました。
確かに佐野浅夫は名優ですが、東野英治郎が持っていた威厳がなく、迫力に欠けました。
今、TBSチャンネルでは第12部が放送され、TBSでは夕方に第15部が放送されていますが、
西村晃でも東野英治郎にはかなわないと思います。
なお、東野英治郎が主役の話で西村晃が出る話は現在なぜか再放送されていません。
西村晃は悪役が多く、水戸黄門にはもともと悪役で出ていました。
どうやらそれが関係しているらしいのですが、真偽のほどは定かではありません。
なお、佐野浅夫が出演している話は飛ばされずに再放送されていますが、
佐野は悪役では登場していません。
もともと佐野浅夫は悪役で出ることが少ない人で
光圀役での威厳のなさはそこにも起因しているような気がします。

話が横道にそれてしまいましたが、「必殺仕事人2009」は結構視聴率が高くなっています。
新春スペシャルの視聴率は関東が18.6%で関西が25.8%、第1話の視聴率は関東が14.7%で関西が21.9%でした。
必殺シリーズが得意としていた時事ネタもうまく織り込んでおり、
新春スペシャルでは後期高齢者医療制度をネタにしていました。
新作ヤッターマンの脚本家に見せてあげたい内容です。

BGMは新規に作曲した物はほとんどなく、平尾正晃が作った旧作の曲を流用しています。
というわけで森田公一が担当した「必殺商売人」や比呂公一が担当した「翔べ! 必殺うらごろし」の曲は
使われていません。
比較的多いのが「必殺仕置人」、「必殺仕事人」、「新必殺仕事人」で使われていた曲です。
そして今のところ「必殺必中仕事屋稼業」の曲は使われていません。

殺しの際にかかる曲は各人で異なっています。
まず経師屋の涼次(松岡昌弘)の殺しの場面でかかるのが「新必殺仕事人」の「思い出の糸車」で
長い針のような武器で心臓を突き刺して心臓を停止させます。
そのため殺しの場面では心臓のレントゲン映像が入れられ、心臓の音まで流れます。
刺殺技でレントゲンが入るとは思いませんでした。
新聞などでは「必殺仕置人」と「新必殺仕置人」に登場した念仏の鉄(山崎努)の場面が引き合いに出されるのですが、
私はこの場面を見て「暗闇仕留人」に登場した村雨の大吉(近藤洋介)を思い出しました。
大吉は心臓を握って鼓動を停止させるのが殺し技で、
この時はレントゲンの映像のほかに心音やらオシロスコープ(心臓の鼓動を表現)やらも挿入されていました。
同じ技を使って心臓マッサージを行なうことができ、二回披露していました。
ところで大吉はもともと露口茂か竜雷太が演じる予定だったという話を聞いたことがあります。
露口茂は眉唾だと思いますが、竜雷太は大吉のイメージに合っていると思います。
竜雷太が断った理由は、坊主頭だと「太陽にほえろ!」の石塚役に支障が出るからだとのことでした。

からくり屋の源太(大倉忠義)の殺しの場面では「暗闇仕留人」で使われた「旅愁」が流れますが、
オリジナルではなくてテンポアップバージョンが流れています。
これはこれでいい曲ですが、私はオリジナルの方が好きです。
糸井貢を演じた石坂浩二に感想を聞いてみたいです。
石坂は「暗闇仕留人」に出たことを誇りに思っているらしく、
「開運! なんでも鑑定団」で必殺シリーズの話題が出る時は
「仕留人もよろしく」と言っているそうです。
そういえば貢は中盤で妻のあやを殺され、最終回では仕留人を続けることに疑問を抱き、
結局その迷いなどが原因で命を落としました。
今の源太は仕事人になったことを後悔している様子が見受けられますが、
これがどう展開されるのかが少々楽しみです。

中村主水(藤田まこと)の殺しの場面で流れるのは「新必殺仕事人」で作られて以来定番となった曲です。
正直言って、わたしは主水をこの作品に出す意義はもうないのではないかと思います。
確かに中村主水は必殺シリーズを支えた功労者ですが、
同時に中村主水にこだわったことが後期必殺シリーズの失速を招いた原因でもあったと思います。
今の主水は年老い、せこく突く技しか披露しませんが、
昔の主水の殺陣は勇壮でした。
「必殺仕置屋稼業」で作られた主水のテーマは荘厳な曲で、
この曲に乗せて主水が果し合いをする「必殺仕業人」の最終回は名作です。
この曲は「必殺仕事人2009」のスペシャルでは竜雷太演じる悪人金丸善兵衛の暗躍シーンで流れていましたが、
本来は主水のテーマだったのです。
また「新必殺仕置人」で寅の会のテーマに使われた曲も実は主水のテーマとして作曲されたものでした。
それが証拠にこの曲の変調曲が主水のコミカルなシーンで使われています。
この頃の主水は勇壮な殺陣を披露してくれました。
濡衣無用では殿として三本杉(神田隆)の凄腕の子分を相手にして闘いましたし、
「必殺商売人」の第1話では二刀流を披露しています。
今の主水は年老い、昔日の面影はありません。
演じる藤田さんが痛々しく見えます。
他のキャラクターだけで十分売り物になるのではないでしょうか。

最後に渡辺小五郎(東山紀之)ですが、これは明らかに中村主水をモデルに作られたキャラクターです。
昔私は、中村主水の養子が実は主水のようなキャラクターという形で物語を受け継いで行ったらいいのではと
夢想したことがありますが、誰でもそう思うようですね。
ただ姑こう(野際陽子)と妻ふく(中越典子)はせん(菅井きん)とりつ(白木万理)とは
異なったキャラクターになっています。
なお、せんとりつをつなげると「戦慄」となりますが、こうとふくをつなげると「幸福」になります。
これは中村家と渡辺家の違いを表わしていて面白いと思います。
さて小五郎の殺しの場面では「必殺仕掛人」の「荒野の果てに」が流れるようですが、
この曲が一番合うのはやっぱり緒形拳演じる藤枝梅安ではないかと思います。
必殺仕掛人には西村左内(林与一)も登場するのですが、
左内の殺しの場面では別の曲がかかっていました。

今のところは様子見の段階ですが、「必殺仕事人 激突!」よりは面白いかもしれないなあと思います。
なお「必殺仕事人2009」が放送されている時間帯は
「必殺仕置人」を元に企画された「ザ・ハングマン」シリーズが放送されていた枠です。
たまたまこの枠に収まったとは言え、これも何かの縁なのかもしれません。

今週の新作ヤッターマンの視聴率が判明しました。9.6%でした。先週は7.7%ですから、2%近く上昇し、9%の壁をやっと超えたのですが、楽観はできません。まずは他の番組との比較です。


17.5% 19:00-19:30 NHK NHKニュース7
13.5% 18:55-19:54 TBS 関口宏の東京フレンドパークII
12.2% 19:00-20:54 CX* HEY!HEY!HEY!2008日本一早い年間ランキング大発表!倖田姉妹も初競演しちゃいましたSP
11.2% 19:30-20:45 NHK NHKスペシャル「セーフティーネット・クライシスII 非正規労働者を守れるか」
11.0% 19:00-20:54 EX__ シルシルミシル 世の中の初めて全て見せますSP!!
10.6% 19:00-21:48 TX__ 主治医が見つかる診療所不況を健康で乗り切るため歳末カラダの大掃除!芸能人人間ドック3時間スペシャル
*9.6% 19:00-20:00 NTV アニメ☆7

上記のように、今週はネプリーグの放送(先週19.5%を記録)はありませんでしたが、ネプリーグを見ていた視聴者がヤッターマンに回ったとは言い難い状況です。同時間帯で視聴率下位にあるというのは変わっていないどころか、最下位に転落です。これで話の内容がよければよいのでしょうが、以前書いたとおり、例によって酷かったようです。「3悪ドットコム 」にはこの記事を書いている時点での感想が書かれていませんが、掲示板ではファンが評価に困ると書き込んでいました。その方も「今回の話が面白かったかというと、そうでもなかったような…。」と微妙な書き方をしていました。


さて「からくち兄目ブログ 」に気になる情報が載っていました。


先日、日本テレビが来年4月から平日の夜7時~8時をニュース枠にする計画を発表したわけだケド、これはTBSが6時~8時をニュース枠にするのに対抗する、民放お得意の横並びのようだ。まァそういうわけで名探偵コナソ君を継続してくれという嘆願運動が起こっている。ていうか、ジャイアンツの試合は地上波から消えるの?という質問が来た。


 デジタル放送は1チャンネルで同時に3番組放送できるんだから、実は継続可能ナんだケド、費用対効果ってのもあるからね、難しいかもわからんね。新ヤッターマンがほんの少しでも面白かったら、こんナ騒ぎにナらナくて済んだのにね。


NHKの教育テレビではこのデジタルの特性を活かしていろいろな番組を流しています。私も何度か利用しましたし、Friio で録画保存する技術もある程度確立しました。ですが、私もここまでして新作ヤッターマンを流す価値はないと思います。次回のヤッターマンの放送は来年の2月2日。なるほど。12月の初めに年内収録分のアフレコが終わってしまうのも頷けますね。というより、これだけ放送間隔をあけるのなら、放送する意義があるのかとさえ思います。これでは視聴者は定着しないでしょう。というわけで視聴率?が9.6%を記録したとしても安心はできないというわけです。もっとも、新作ヤッターマン単独の視聴率が9%行くとはとても思えませんけどね。