今朝の日本テレビで新作ヤッターマン開始直前に面白いCMが流れました。

「目がテン! レポーター」の矢野明仁さんが「おはようございまーす」と言ってスタジオに入ったところ、誰もいません。途方に暮れる矢野レポーター。ここで「所さんの目がテン!土曜夕方5時OA」という字幕がドーンと登場。慌てて矢野レポーターが「聞いてないよー」と言いながら携帯電話で所さんに電話すると所さんは「もう来なくていいから」と言い、矢野レポーターは「そんな」とまた途方に暮れてしまうのです。

おそらく「目がテンはどうなった?」という問い合わせが殺到したのでしょう。「日曜朝は目がテン」という人はかなり多かったですからね。「目がテン」ファンの母曰く「テレビつけてこんなの(ヤッターマン)じゃ、怒るよね。」なお、土曜に移ってから、母は「目がテン」を見ていません。だってあの時間帯はいろいろ用事が入ってしまいますからね。

3悪ドットコム 」でも「からくち兄目ブログ 」でも取り上げられませんでしたが、けっこう面白い事柄だったので載せました。
最近、私は地上波の番組を見なくなってしまいましたが、そういう人が他にも増えたのか、ある事件が起きました。なんと、今月に入ってTBSの全番組の視聴率が一桁となる日が二回も発生したのです。一回目は4月9日(木)。この日の最高視聴率朝ズバ水戸黄門の再放送が記録した7.2%でした。これだったら、新番組を作るよりも過去の名作を再放送した方が効率的だと言えるでしょう。この日最大の誤算は夜8時から放送した「木更津キャッツアイ・ワールドシリーズ」が5%台と低調だったことです。特別番組として映画を流したのが失敗だったのでしょうか。

ところが、通常番組を流した日も全番組が一桁を記録した日が出てしまいました。それが二回目となった4月14日(火)です。この日も水戸黄門の再放送は絶好調で8.7%でした。ただし、トップの座「リンカーン」9.4%に譲りました。ちなみに夜8時からの「キミハ・ブレイク」は8.5%で、日刊ゲンダイは「まったくブレイクしていない」と揶揄していました。

まあ、こんな惨状に陥るのも当然でしょう。バラエティーもドラマも民放は似たような作りの番組ばかり。制作者は視聴率増加を目的に小手先の技術に走り、肝心の番組作りをおろそかにし、結果、視聴者が離れて視聴率が下がると言う悪循環に陥っています。週刊朝日では倉本聰さんによる今の民放ドラマ批判の記事が載っていました。倉本さんは昔、「勝海舟」の制作体制を巡ってNHKと大喧嘩し、以後ずっとNHKでは仕事をしなかったというほど、ドラマ作りにはこだわる人です。その倉本さんは視聴率の代わりに録画率を導入してみろと言っています。まあ、私はその意見には賛成ですが、民放関係者はそこまで踏み込む勇気はないようです。CMを見ていないことが浮き彫りになってしまうからです。もはや末期症状と言ってもいいでしょうね。

今回はTBSに起きた現象ですが、遅かれ早かれ、他の局にもこのような事態は起きるでしょう。民放各局は安直な制作体制を改めない限り、誰もテレビを見なくなるという日がすぐにやってくるでしょうね。実際、倉本さんは民放のドラマは見ておらず、BSのドキュメンタリーをよく見ていると語っていました。

4月から日曜朝に移り、新キャラをバンバン出して路線変更を図っている新作ヤッターマン。まず第37話では第35話に登場したドクボンと第36話に登場したネエトンを軸に物語を展開させておりました。つづく第38話ではドクボンとネエトンは物語の軸から外し、これまた新キャラのドクロリングハンターの二人を軸に物語を展開させておりました。次回はこれまた新メカのヤッターモグラが登場するそうです。これを受けて「3悪ドットコム」の「新ヤッターマン専用コーナー 」ではべた褒めで、第38話についてはこのように書いております。


今週も面白かったのですが、だんだんとヤッターマンとしての面白さではなく、ボカンシリーズとしての面白さにシフトしているように感じられます。他のシリーズで使われた演出やギャグが増えたことで、ヤッターマンのフォーマットから完全に離れつつあり、今後どういう方向にストーリーが展開するのか全く想像がつきません。若干心配になってきました。


というわけで感想です。時間移動後からゼンダマンっぽい内容が増えているように感じていたのですが、今回はそれが顕著に感じられました。ゴンドラーンがゼンダマン第42話に登場した『オーソレミオ』に似ていたり(オーソレミオが向かった先は1500年のベネチアで、この点でも共通点があります)、ドクロリングハンターが人文字をやったり、片方がペンシングみたいな武器(フェンシング)を使ったり、ドロンボーメカが変形して二足歩行メカに変わったりと、ゼンダマン化がますます進行しています。おまけに来週は、モグラ型の新ヤッターメカが登場するとのことで、本当にどうなってしまうんでしょうか……。それ以外にも、ドクロリングハンターが怪盗きらめきマンチックなデザインだったり、ゴンドラネーコがトッタルニャンそっくりの動き方をしたりと、怪盗きらめきマンの要素も加わりつつあるように感じます。


上を要約すると次の通りになります。

・新作ヤッターマンは旧作のヤッターマンというよりはタイムボカンシリーズのテイストを目指す方向にシフトしているようだ。

・第38話はゼンダマンのような感じだった。また「怪盗きらめきマン」の要素も入っているようだ。

・タイムボカンシリーズの要素がふんだんに入っているから面白い。

しかし、このような方向性が成功していると言えるのでしょうか?


私が4月に入ってからの話を見て感じたのは、レギュラーが多くなり過ぎて収拾がつかなくなりつつある、ということです。第37話ではドクボンとネエトンがさっさとヒマラヤへ行ってしまったために、ドロンボーはほとんど出てこず、冒頭と後半の戦闘シーンに出てきただけ。第38話ではこれまた新キャラのドクロリングハンターとかいう気障な連中が動き回ったためにこれまたドロンボーの影が薄くなってしまいました。レギュラーが多くなってしまったため、どうしても誰かの出番を減らさざるを得なくなってしまったのです。新作ヤッターマンのスタッフはヤッターマンとドロンボーしかレギュラーがいなかった時でさえ時間を無駄遣いしてクダクダな話しか展開できなかったのですから、レギュラーを増やしてまともなドラマを描けるはずがありません。大体、ゼンダマンの時だって、レギュラーはメカを除くとゼンダマンの2人、アクダマンの3人、アマッタン、実は黒幕だった猫のニャラボルタ、紋者博士しかいなかったのです。旧作ヤッターマンの時から一人増えていますが、実質的に紋者博士は冒頭にしか登場しないので、結局は誤差のようなものだと言いきっていいでしょう。実質的には変わりがないと言ってもいいでしょう。ところが新作ヤッターマンではレギュラーが4人も増えてしまったのです。ドタバタ喜劇を強調させるためにレギュラーを増やしたのでしょうが…高橋ナツコと武上純希などにはまともに運用はできないでしょう。


大体、喜劇というのは描くのが難しいのです。ギャグ一つとってみても、ただ入れればいいってものではありません。これについては私がよく訪れるブログ「光の国から愛をこめて 」の“『光の国から子ども達へ』さいとうひとし氏作『飛び出せ!宙マン 番外編』 ”に興味深い文章が書かれておりますので、引用します。


例えば筆者は、ギャグ作品というものに対する畏怖があるのです。
ギャグは簡単に作れそうだし、重いテーマもいらないので容易に生み出せそうなそんな錯覚を人は持ってしまいますが、実はギャグほど難しい表現はないのです。
かの富野由悠季監督も、かつてフリー監督時代に『いなかっぺ大将(70年)』の演出を依頼されたとき「ふんどしを出してればいいんだから低レベルな仕事だろうな」と思って現場に赴いてみたら「最後にふんどしを出すギャグ一つとっても、そこでしっかりと流れを作らなければならず
ただふんどしを出しただけでは、子どもは笑ってはくれないのだということを勉強した」
と後に語っているように、実はギャグや笑いはニュアンスや勢いだけで作れるものではなく重たいテーマを深刻に語る作品以上に、しっかりとした計算と基礎と、センスが問われるのです。


残念ながら私は冨野さんの言葉の出典を知りませんのでまた聞きの形でしか引用できませんが、如何にも冨野さんの言いそうな言葉だと思います。冨野さんは就職活動する時に元々映画を作りたくて映画会社を回ったのですが果たせず、仕方なく虫プロダクションに入ってアニメの道へ進んだと言う過去があります。だから彼の作る作品にはそれまでのアニメ作品にはない作家性を感じるのでしょう。その冨野さんでさえ、定番ギャグの表現には苦労させられたのです。安直にレギュラーを増やしてドタバタを強調して面白くなるようなものではないのです。話を書いたり演出したりする人のセンスが問われるものなのです。


それにギャグというのは作り手の方が「どうだ、俺様のギャグは面白いだろう!」という思いあがった姿勢を持っていると必ずすべて失敗します。先月約28年の歴史にピリオドを打ったコサキンでは、かつて関根勤が替え歌を歌うコーナーがありました。もう終了すると言うことで先月はその替え歌が何曲か流されたのですが、それを聞いて小堺一機が言っていました。


くだらな過ぎて笑っちゃうんですけど、あの、他人に対して面白いでしょと思ってやっていないからいいんですよ。(ここでアタック隊の人達が笑う)他人に対して面白いでしょってやると、テレビでやっている滑るって状態になって、みんなが「なんだよ」って思うけど、自分が楽しそうだから、ラビー(関根のこと)自身が楽しいと思ってやっていることをみせてもらっているから、笑えるんですよ。これ、ネタですって言って「ンーボ」ってやられたら、悲惨でかわいそうになっちゃうけど、本人が嬉しそうなんですよ。


実際、この日(2009年3月21日深夜)に放送された替え歌「イヤラシー」(原曲は井上用水の「ジェラシー」)、「ラブレター・フロム・インド」(原曲は平尾正晃が歌った「カナダからの手紙」)、「林与一は自然食志向」(原曲はなぎら健一の「一本でもニンジン」)、「サウンド・オブ・うるさい」(原曲はサイモンとガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」)はあまりにも酷過ぎて小堺が笑いながら「歌じゃねえじゃん」「替え歌じゃないじゃん」とか言うような代物ですが、あまりにも関根が楽しそうに馬鹿なことをやっているので思わず笑ってしまいます。演じ手が楽しそうにやっていなかったり、上から目線で「どうだ、面白いだろう!」とかいう姿勢でやっていたら、あまりにも寒くて笑えなかったでしょう。


今の新作ヤッターマンはやっつけ仕事で旧作のギャグを「なぞって」上から目線で「どうだ、面白いだろう!」と視聴者を馬鹿にした姿勢でやっているから面白くないのです。こんなものを見て、タイムボカンシリーズの要素がたくさんあるから面白い、というのは私の感覚には合いません。


最後に、「からくち兄目ブログ 」の「新ヤッターマンvs少年突破バシン 第3ラウンド 」で兄さんが書いた最後の文章をお目にかけましょう。


来週は、モグラが登場。商売っ気を前面に押し出して勝舞だ。


思わず笑ってしまいました。「ゼンダモグラみたいだ」とかいう表層的なことを言う前に、こういう本質をついた感想を述べてもらいたいものです。ヤッターキングが登場せずにヤッタージンベエが登場したのも、これが狙いでしょう。こんな情けないものを見抜けずに支持するから、こんな駄作が闊歩するのです。駄作にはノーというのが、本当のファンだと思います。


あと、似たような話は連続テレビ小説「つばさ」にも言えると思います。このドラマは「寺内貫太郎一家」を意識して作られているようですが、残念ながら、まだ遠く及びません。ギャグの入れ方が中途半端なので、いまいち感情移入できないのです。戸田山雅司は向田邦子にはなれなかったようですし、後藤高久は久世光彦にはなれなかったようです。もっともっと弾けた作りをしないとダメでしょう。ただ、月島を舞台にした作品のような駄作にはまだなっていないと思います。あれはドラマとしては穴があり過ぎて論外の出来でした。しかも、「どうだ、面白いだろう!」という姿勢が見え見えで滑りまくっていました。あそこまで酷い出来にはなっていないとは思います。

今日から毎週日曜日朝7時からの放送となった新作ヤッターマン。これに合わせて色々と改変が行なわれました。その内容はと言うと「スワッチのアニメ日記 」によると次の通りです。


名探偵コナン」放送終わりから12時間半後の翌日4月5日の日曜あさ7時からは「ヤッターマン 緊急出動!ヤッタージンベエだコロン!」を放送するよ。サブタイトルからもわかるようにこの放送から新メカ、ヤッタージンベエが登場します。シナリオ会議でもみんなよく間違えました、ジンベイじゃなくてジンベエ。この新メカは約30年前のオリジナル版にも登場していない全くの新キャラでね。3月16日放送「ヤッターマン さらばドロンボーついに解散だコロン!」にも最後にちょっと登場、ドロンボー側新キャラのドクロベエの孫・ドクボンが初登場したけど、それに続くヤッターマン側ビッグキャラ。そのドクボンがこれまた新キャラ、ペットのネエトンと一緒にこの話数でも大暴れ。ドクボンを演じるのは若き実力者・三瓶由布子さん。さてネエトンを演じるのは…、見てのお楽しみであります。さらにさらにヤッタージンベエは誰が演じるのか…、と言ってもみなさんはもう予想がついてるよね?だからアノ天才がどんな風に演じるかは、みなさんのその耳で確認してくださいませ。ヒントをですか?…うーん、ヤッタージンベエはかなり感動的な役回りを果たす事になっているんだよな。えっネエトンも?って、このキャラは人間じゃないんだよねー。さあ素敵な休日の始まりを担うことになった「ヤッターマン」は、より力いっぱい明るく元気に笑いと面白さをお届けしていきますので、これまで同様以上に応援してくださいね。よろしくお願いします!


これだと長過ぎてわかりにくいと思うので短くまとめると次の通りです。


・新メカのヤッタージンベエ登場

・新キャラクターのドクボン(ドクロベエの孫)とそのペットのネエトン登場


もう少し簡潔に書けないのですかねえ。あと、ヤッタージンベエのモチーフとなったジンベエザメは体にある模様が着物の甚兵衛(じんべえ、甚平〈じんべい〉)に似ていることから名づけられたとされますし、日本語の揺らぎからジンベイザメと呼ばれることもあるので、別に「シナリオ会議でもみんなよく間違え」たとしても問題ないと思いますけどね。さてこの変更により、格段に面白くなったと言えるのでしょうか。まずは新作ヤッターマンについてはとても好意的な感想しか書こうとしない「3悪ドットコム 」の感想です。


ゴールデンタイムの呪縛から開放され、番組の構成が大幅に改善されました。まず冒頭は主題歌から始まり、Aパート終了時にアイキャッチが登場。ミニゲーム(オモッチャマのカードを探す)を挟んでCMが流れた後、答え合わせの後に再びアイキャッチが出現してBパート放映。エンディング後にもう一度ミニゲーム(暗号でGO!)を行って、次回予告が流れて番組終了。今までのヤッターマンは、変なタイミングでCMが流れて不満に思うことがあったのですが、今後はそうした心配をしなくて良さそうなので一安心です。ただ、豆知識は無くさなくても良かったような……。


続きははこちら で読んでください。ヤッタージンベエで「罪を憎んで人を憎まず」が口癖の大巨神を思い出したようですが、戦いを嫌うキャラクターはゼンダライオンの方が先でしょう。こちらへの言及がないのは甘いなあと思いました。で肝心の話の内容ですが、はっきり言って面白くなかったです。相変わらず無駄なシーンが多かったです。ヤッタージンベエを作る理由付けとして挿入されたシーンなど、はっきり言って不要です。旧作ではヤッターキングを除いて新メカが登場する理由を説明するシーンはまったく入らなかったのです。新メカを紹介する時も長々と尺が使われたのはヤッターパンダ・コパンダ、ヤッタードジラ、ヤッターブルが登場した時だけ。旧作は話のテンポを大事にしていたので、そういう無駄なシーンなど入らなかったのです。その他、私が過去の記事で散々あげていた短所は全く解消されておらず、こんなものをみせられる子供がかわいそうです。はっきり言って子供には旧作か実写版映画の方をみせた方がいいでしょう。


では、「からくち兄目ブログ 」ではなんと書かれていたのでしょうか。これがまた傑作の文章でした。該当記事 の全文引用になってしまいますが、見てみましょう。


2009年4月5日、ど最低アニメ決定戦がついにはじまった。チャンピオン少年突破バシンに挑むのは、新ヤッターマン。緒戦を制すべく、本日の脚本は高橋ナツコ。普通に考えれば、ここで新ヤッターワンがキュアドリームにやられて死亡し、来週から新ヤッターキング登場ってのがセオリーナんだケド、感性がアニメ制作に不向きでできナいんだナ。そして、意味不明の輸送機ジンベエを繰り出してつまらナさ3倍増も、バシンの悪質さにはさすがにかナわず惜敗。バシンはタイトル防衛。新ヤッターマンがチャンピオンにナるためには、お得意の芸人出しまくり戦術しかナいナ。


いやあ、ついにアニさんも脚本家に注目してきましたか。そう。この人がシリーズ構成をしているかぎり、面白くはならないでしょう。高橋ナツコはバラエティー番組の構成作家から転身して脚本家になったそうですが、つまらないバラエティー番組を構成していた癖が抜けないのか、コメディとしても面白くもない内容の脚本しか書けないようです。少なくとも私が見た話はすべてそうでした。この程度の才能しかない人がシリーズ構成をしていること自体が新作ヤッターマン最大の問題点でしょう。だから、新キャラクターを出すことくらいしか思いつかないのでしょう。高橋ナツコはもっと旧作や実写版ヤッターマンや他のドラマを見て、真のエンターテイメントとはどういうものかを勉強しなおすべきでしょう。それができないのなら、番組自体を打ち切るか、シリーズ構成を別の人に変えるできでしょう。でなければ、新作ヤッターマンが面白くなる日は永遠に来ないと思います。というか、今の布陣で新作ヤッターマンが面白くなると思うのは百年河清を待つようなものですね。


ところで、ヤッターキングではなくてヤッタージンベエが出てきたのは、玩具メーカーからの要望だろうと私は想像しています。ヤッターキングを出すとヤッターワンを大破させなくてはならず、ヤッターワンのおもちゃを展開しづらいこともあるのでしょう。しかし、こんなやり方でいいんでしょうかねえ。マーチャンダイズは大事だとは言え、子供番組はおもちゃを売るための広告ではないはずです。これでは本末転倒ではないでしょうか。

Cisco の資格である ICND1を受験して、1回目で合格しました。まあそれなりの準備をしてきたのですが、当日の問題は結構難しくて、合否は半々かなあと思っていました。それでも 1000点満点で896点取れ、合格点の804点を超えたので合格できました。

特記事項は次の通りです。

  • シミュレーション問題は参考書や問題集に載っているようなルーターを設定する問題ではなくて設定を確認する問題が出た。
    • ルータに4つのデバイスが接続されており、どのインタフェースにどのIPアドレスとサブネットマスクのマシンがどういうインタフェースで接続されているのかを答える問題
    • あるインタフェースにつながっているネットワークの概要を答える問題
  • シミュレーション問題で使用するシミュレータでは running-config の中身が見られないようになっていたり、タブキーでの補完が効かなかったりするなど一部機能を制限した問題があった。
  • シミュレーション問題で使用するシミュレータでは「?」でのヘルプ機能や「↑」によるヒストリー機能はほぼ無制限で使用できた。
  • 選択肢がいくつかあり、その中から複数の空欄に合う物を選択して埋めていく問題が出た。


シミュレータについては想定外の内容でしたが、原理を理解するようにしたので対応できました。あと、ヘルプ機能が有効なのは大いに助かり、「show ip ?」という感じの内容を打ちまくって忘れていたコマンドを調べて使用することができました。


今回の学習にはこちらのサイト<http://ping-t.com/> を利用しました。ICND1の演習問題を解くことができますが、お金を払えばICND2の範囲やシミュレータ問題なども解くことができます。ただし、注意が必要なのはここに載っているサイトだけで全範囲を網羅できるわけではないことです。別の参考書と問題集も併用するといいかもしれません。


なんでもそうですが、ただやみくもに問題集を解くだけではダメです。問題の答えよりも問題を解く過程や原理の方が大事です。それさえわかっていれば、マニュアルに載っていない事柄もある程度対応できるようになります。今の人達はそういうことを考える習慣がないような気がします。ほぼ同じ内容のことが、ここで紹介したサイトにも書かれていました。勉強というのはなんでもそうだと思います。