原理原則は、8つあり、
今日で、7つ目なので、残り1つとなりました。
『個別性の原則』
個人差に合わせたトレーニングをしましょう!
といったところでしょうか?
年齢、性別、体格、筋力、持久力、
筋肉に柔軟性、関節の可動範囲、
技術のレベル、運動歴、経験の有無、
健康状態、怪我の有無など、
個人の今の状態に合った、身体能力に合った、
適切なトレーニングを選ぶことが大切です。
一斉に同じトレーニングをすることは、
誰かには辛く難しいものになり、
誰かには容易く出来、
物足りない場合があって当然なのです。
(学校の体育の授業とか、、、)
「運動神経がない!」と、
学生時代に言われてしまい、
そのイメージを引きずっている方に、
多くお会いしてきました。
(20代はスポーツクラブのスタッフでした)
スポーツクラブは、
マイペースにトレーニングできますし、
自分のレベルに合ったプログラムに入れます。
実は、そのお陰で、
身体能力が向上したのは、私自身でした。
一斉に同じスポーツをする学校では、
私は間違いなく「運動神経がない!」と、
言われて、隅に追いやられるタイプでした。
スポーツクラブのスタッフをしながら、
同時にスポーツをスタートしたら、
大会に出て、結果を残し、専門誌に、
写真や名前が小さく載るくらいにはなれました。
それを可能にしてくれたのは、
その時々の自分に合った、
トレーニングに集中できる環境があったからです。
その好循環として、長年の悩みだった、
O脚や外反母趾も良くなっていきました。
合わないトレーニングで、怪我をして、
スポーツそのものを休むとかも見聞きます。
トレーニングというものの、
原理原則に立ち返って、
是非、ご自身に合ったトレーニングから、
安全に、そして向上し続け、
長く長くスポーツを、
楽しんでいただけたらと思っています。
ダイエットについてですが、
誰かにとって効果的だったダイエット法が、
(ダイエット法と謳っているものとして、
ここでは考えてみます)
自分に合うとは限らないのです。
だから、
「効果がないのは、自分が悪い」
と思ったりして、
結果が出るまでは続けようなんて、
思わないでください。
自分に合わない、
自分に向いていないと思ったら、
キッパリと止めて、
自分に合ったものを探してください。
最近は、情報が溢れて過ぎていて、
「情報は幾らでも集まるのに、
どれを選んだらいいかわからない!」
といった悩みを聞くことがあります。
ダイエットは、基本的には、
摂取カロリーより、消費カロリーが高い状態を、
継続すれば叶います。
たったそれだけのことなんです!
これには、合う合わないは無いです。
情報に振り回されず、
自分にとって取り組みやすい方法で、
摂取カロリーを減らしていきながら、
自分にとって取り組みやすい方法で、
消費カロリーが高い状態を、
継続的するようにしてみてくださいね。
カラダの機能と習慣と、
トレーニングの原理原則をという、
当たり前で大切なことさえ知っていれば、
ご自身の望みは叶っていきます。