トレーニングの原理原則について、
8回に分けて書いていきます。


原理ですから、トレーニングするなら、
これを知っておいて頂きたいですし、
結果が出にくいと感じたときは、
確認していただきたいことになります。


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『過負荷(オーバーロード)の原理』


カラダを変化させたり、
パフォーマンスの向上を目指すのであれば、
今の身体能力を超えた、
トレーニングをする必要があります。



◆有酸素運動
超えるといっても、
めちゃくちゃ超える必要はなく、
運動不足だった方が、
ウォーキングを始めるだけでも、
今の身体能力を超えた運動になっていれば、
ウォーキングを始める前のカラダと、
始めた後のカラダは変わっているはずです。


ウォーキングを続けていると、
これまで使っていなかった筋肉が強くなったり、
心肺機能が向上して持久力がついてきます。


もっと筋肉に刺激を与えるには、
歩幅を広げたり、
腕振りを意識して筋肉を使ったり。


持久力を向上させたいと思ったら、
距離や時間を伸ばしたり、
走ることを選んだりするといいと思います。


筋肉の刺激を増やし、
距離や時間を増やせば、
もちろん、有酸素運動の効果として、
脂肪燃焼効果も高まります!



◆筋力トレーニング

筋力トレーニングを始めた頃は、
カラダが変わったのに、
続けていくうちに、
変わらなくなってきたという方は、
今の身体能力を超えた筋力トレーニング
をしないと、更なる変化は起こらないのです。


負荷を重くする、種目を増やす、順番を変える
など、刺激を変えれば、
カラダも変わっていくはずです。





◆グループレッスン

グループレッスンであれば、
技術の問題もありますから、
初心者クラスから中級者・上級者クラスへ移行
または、初心者クラスでも、
フォームを重視したり、
どこの筋肉を使っているかを意識すると、
カラダへの負荷を高めることが出来ます。



◆ストレッチ系

可動範囲を広げたいと思っている方も、
得意なストレッチばかりをしていては、
そこで止まってしまいます。
苦手なストレッチにチャレンジすることで、
更なる変化が起こります。



◆カラダが変化しない

運動習慣がある方で、
カラダが変化しないときは、
今の運動が、
カラダにとって楽なものになっています。
過負荷の原理を思い出すような、
身体能力を超えたトレーニングをして、
カラダの変化を楽しんでくださいね!


運動をスタートしたばかりの初心者の方で、
カラダが変化しないときは、
運動強度や種目が合っていないと考えます。
身体能力を把握できていないかもしれません、、、


強度が高過ぎるものを選んでしまったとき、
ターゲットの筋肉に効かせられずに、
余計なところも使ってしまっていたり、
心拍数が上がり過ぎて、
テキトーにしか動けなくなっていたり。


強度が高過ぎるのも問題なんです。
今の身体能力を、
適度に超えたものを行うことで、
無理せずに、カラダを変化させられます!


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残り7つの原理原則も書きますので、
ぜひ、チェックしてくださいね。