ネット広告のオプトのCEO海老根氏の本。事業計画も自分の計画も同じ。「思い」の上に、SWOT分析(リスクをチャンスに。多くの要素を拾う。)で「ドメイン」(正しい考えで背伸び)を定め、成長戦略・競争戦略を描く。その下にマーケティングミックスなどのオペレーション。自分の中の「思い」を探す。英語や資格は手段に過ぎない。
経営者は孤独なので本音で話せる人を意識的に探す。
ネット広告のオプトのCEO海老根氏の本。事業計画も自分の計画も同じ。「思い」の上に、SWOT分析(リスクをチャンスに。多くの要素を拾う。)で「ドメイン」(正しい考えで背伸び)を定め、成長戦略・競争戦略を描く。その下にマーケティングミックスなどのオペレーション。自分の中の「思い」を探す。英語や資格は手段に過ぎない。
経営者は孤独なので本音で話せる人を意識的に探す。
万能細胞といわれるうち、ES細胞は、受精卵を破壊するので倫理的に問題。IPS細胞は体細胞なので倫理的に問題ないし、自分のものなら、拒否反応もない。
ES細胞にはブッシュ・バチカンが反対。iPS細胞にはすぐ大歓迎。
韓国の黄(ファン)教授の捏造事件の後で、論文を出しにくかった。
論文を出すと袋叩きに会うのはわかっていた。
アメリカではタクシー運転手も幹細胞の話ができる。日本の「日経サイエンス」は「サイエンティフィック・アメリカン」の百分の一しか売れない。
プロの作家になるための3か条。①わかりやすい文章 ②時代と個人をしっかり書く ③主人公との間に距離をとる
主人公にキャラクターと欲望を設定。
描写を省略しても書き手はしっかりイメージを持っていなくてはならない。
社会小説:松本清張・水上勉・森村誠一・高村薫・宮部みゆき
三田誠広は、古代から鎌倉の歴史小説で勝負。「桓武天皇」売れなかった。
削る作業でレベルが上がる。筋だけになっているときは、捨てカットのような描写を入れる。
とにかく持続する。それがプロ。そのためにはプレゼンテーション能力が必要。編集・営業を説得する。
テレビ番組のコミック化。だが、馬鹿にしたものではない。改革者の志と周りからの非難・無理解、資金調達の苦労の様子が良く伝わる。
鉄道開通:大隈重信・伊藤博文。
明治2年に鉄道建設の建議書。西郷・大久保から、籠屋・宿屋まで反対。
伊藤は1863年にイギリスに留学し、文明を支える鉄道に強くひかれた。
アメリカが資金提供を申し出るが、植民地化の狙いが見えたので拒否。
イギリスのネルソン・レイは個人的・内密に資金提供を持ちかけたが実は英国内で資金を募っていた。
その後、イギリスの銀行から低利で借りなおすが、7割を鉄道以外に使われてしまう。
薩摩藩邸など用地買収・立ち退きがうまくいかないので、世界的にも例のない海上に鉄道。
国産自動車:豊田喜一郎
だれもやらないから俺がやるのだ。
そんな阿呆がいなければ世の中は変わらないのだ。
新聞:ジョセフ彦
最初の新聞は手書きで5部。世界各国の新聞の翻訳。
郵便:前島密
事業立ち上げ費用を、政府が飛脚に払う費用から捻出。
地域ごとの振り分け作業を妻と何度も試みて平均値を算出。
明治3年に郵便創業の建議書。イギリスで全国均一料金に感動。
資金難だったが、郵便取扱いを名誉職として、豪農や宿屋に提案して受け入れられる。
飛脚の頭領と直談判し提携。
学校:森有礼
イギリスに密航、さらに独自にアメリカへ。
欧米の学校制度を綿密に研究。
アメリカの有識者に日本の教育改革の方法を手紙で聞く。それをもとに英文の本を出版。
明治当初の教育は難しすぎ。授業料は生活費の3分の1。暴動。
徳育重視の元田永浮(ながざね)と対立。
軍隊の訓練を見習い、兵式体操・修学旅行・学生服を導入。義務教育無料化。教育内容簡単に。
不敬事件は参拝知識がなかったため。暗殺された上、国民の支持もなかった。
百貨店:日比翁助
福沢諭吉「利より義を重んずる士魂商才」
三井銀行出身だが切り捨てられた。
ハロッズで売り場の装飾や演出の大切さを知る。
子供の育成を目的とする文化事業。
日経夕刊に連載された、文化の各ジャンルへのガイド。各々短いが第一人者がガイドしており、参考になる。
《絵画》(赤瀬川原平)
ゴッホは、空気や情景の勢いをありありと描いた。ただし、「星月夜」はやりすぎ。精神の不安定の表れか。
伊藤若沖(にすいに中)は、図鑑や魚屋のリアリズム。自然にはあるはずのない配置でも、ひとつひとつの物への好奇心が伝わってくる。
《文学》(高橋源一郎)
舞城王太郎は、太宰治。女子高生の日本語を取り込んでいる。
《歌舞伎》(渡部保)
歌舞伎鑑賞の秘訣。物語・人間・役者の体を楽しむ。同じ物語で役者を見比べる。歌詞を良く知る。振りから振りへのつなぎ目を見る。
忠臣蔵の大星由良助=中村吉右衛門。本朝二十四孝の八重垣姫=中村雀右衛門。助六=市川団十郎。
《写真》(飯沢耕太郎)
木村伊兵衛=スナップの名手。
土門拳=一点集中型。
《俳句》(小林恭二)
もともとエリートの余技であり閑人の手遊び。山口誓子は、財閥会社員、西東三鬼は退屈しのぎ。
三鬼:中年や遠くみのれる夜の桃
《ロック》(渋谷陽平)
ブルース・スプリングスティーン。アメリカン・スキンやデビルズ・アンド・ダストで社会や政治への怒りのメッセージを歌うがアルバムをそれで埋め尽くすわけではない。
《落語》(立川団志楼)
落語から歌舞伎へネタを提供したのは、三遊亭円朝。
二つ目になった時点で落語家は、他の師匠のもとへ通い、血を混ぜる。その中で自分の芸をつくりあげる。
師匠や先輩にお世話になっても直接お礼を返すことは禁じられている。後輩に教える。
《建築》(藤森照信)
東京駅:辰野金吾。クラシックとゴシックを混ぜる。
三仏寺投入堂:鳥取県。役行者。山に取り付くような懸崖造。
ジャック・ウェルチのスピーチライター(兼会議運営役)を担当したビル・レーンによる経営者のためのコミュニケーション技術論。
専門用語を使わない:「アニュアルレポートの中にあんな糞みたいな言葉を使いたくないんだ!」
虚栄心に基づいたコミュニケーション:常に最高の自分を見せる
ビジョンは不要:メッセージのこもったサクセスストーリーを伝える
決定権を持つ人間が頷いたら次の瞬間作業にとりかかれ:具体的な提案でなければ意味がない
戦略は長期的なものは意味がない。状況に応じる。
頂点に君臨するためには全てに精通していなければならない。
専門外のことをきかれて薄氷をふむような場に身をおいてはいけない。代理で内容に詳しくないなら最初にそういって教えをこう。
ウェルチがビジネスリーダーに求めるのはIQと狂信的な姿勢。
去年の自分を変える努力をしないのなら腐っていくしかない。
これからは、最も優秀で賢い人材を海外に送る。
スピーチやプレゼンテーションをするときは、パワーポイントを離れ、聴衆が何を聞き、感じるかだけを考える。メモを元に自分でリハーサルしてみる。本番が待ちきれない心境に至るまで。
人生がかかっている会話の前には、せめて心の中で予行演習を。
本当に役に立つリアリスティックな公共政策論の講義をしたいという著者による経済学ベースの公共政策論だが、経済学の部分は素人には立ち入り難いが、後半は「構造改革日誌」の同行異曲の感もある小泉政権下の経験に基づくもの。もう少し公共政策論として仕上げてほしい感じはしたが、説得力はある。
庭師と植物学:植物学だけで庭師はできないが庭師には植物学が必要。他に造園学や美学や庭造りの経験が必要。経済政策も同様で、経済学と他の学問、経験が必要。逆にいうと、経済学を理解していない人間が今は政策に携わっている。
三つの批判:「なんでも反対」「永遠の真理」「レッテルはり」の三つはどんな改革に対してもなされる。これを知っていると結構楽しめる。
横割りの大臣:財政経済担当のように横割りの大臣は難しい。 トップである総理のコミットが必要。
民主主義社会で複雑な制度は悪い制度。役人だけ理解していてはチェックが働かない。
政策決定プロセスは生き物のように変わる。骨太の方針でも1年目、2年目、3年目で位置づけが変わった。そのプロセスを経ないと改革は実現しない。青写真だけではだめ。
会議を決める場に:経済財政諮問会議で決めるようにもって行った。
小泉総理は、歴史小説、オペラ、歌舞伎を見ながらイメージトレーニングしている。だから瞬時に判断できる。
ゲーテは教養とは自分になることとしている。読者が「自分になる」ために福田和也が日本の近代史を西洋史・東洋史と比較して解説。
鉄砲部隊の一斉射撃戦法は、織田信長のほうがクロムウェルより70年早かった。
本居宣長の「古事記伝」とニーチェの「悲劇の誕生」は共通。ニーチェがギリシャを発見したように、宣長は日本を発見した。
日本には科挙がないから多様な学問が発展した。関孝和の和算、新井白石の史学、貝原益軒の本草学、富永仲基の儒学。江戸時代の庶民の知的レベルは高かった。
皇室の西洋化を進める伊藤博文は、侍従の藤波言忠(ことただ)をドイツに派遣し国家学を学ばせ、天皇に進講させた。
日本の韓国支配は、近代化という青春を奪った。親の遺産を奪っておいて保護者面したようなもの。
岡倉天心は、欧米で日本の美術品を輸出することがミッションだった。
文明史的比較は松岡正剛の本と共通するが、福田和也の本は文芸批評家としての薀蓄が混じる。
タイトルのようなグーグ ルに否定的な本ではない。著者はアップル、松下、日本ゲートウェイに在籍経験のあるコンサルタント。
グーグルの「邪悪でない」という理念はマイクロソフトの強欲なビジネスモデル(ソフトウェアをブラックボックスにし、バージョンアップのために金をとる)を反面教師にしている。ただし、ソフト無償提供のグーグルモデルは、インターネットによるベストエフォート型でコストは安いかわりに速度は遅くなる可能性があるので、マイクロソフト型とどちらが勝つかはわからない。マイクロソフトは未練がましくソフトウェアをさしさわりのないものから徐々に無料化し広告モデルに転換するだろう。
日本の広告主がグーグルが提供するサービスを理解することを面倒くさがるかぎり、日本の広告の効率は変わらない、とする。
岡本一郎氏は、大手広告代理店、外資系コンサルティングファームを経て、現在独立。
経験とロジカルシンキングを生かしたメディア・広告論。
「マスメディアの本質は『注目=アテンション』の卸売業」
「メディア/コンテンツ産業が他の産業と大きく異なる点の一つとして、「過去のストックが競合になる」という点が挙げられます」
「これまで往々にして陥りがちだったのは、「提供情報」の点だけを議論して、ネットに食われるとかネットに進出すべきとかいった浅い結論に至ってしまうというものです。(略)情報の消費シチュエーションやアクセススタイルを考慮に入れると、AMラジオというのは非常にユニークなメディア(略)」
「テレビ局の高待遇を維持したまま、どのように未来に向けた事業構造転換ができるか、いやむしろ、今現在の高待遇をさらによくできないか、を考えることが絶対に必要」
「著作権・著作隣接権の問題は、整理するより「とにかく儲かるビジネスモデルを作れ」というのがその解決にもっとも近い道になる」
「言論機関には偶発接触性が求められます。(略)自分が望んでいない情報にも偶発的に出会うからこそ、自分と異なる意見を持つ人が世の中に多数存在することや、意識することのなかった暗黙の規範を学ぶことができるわけです。」
「ウィキペディアが循環的に依存していた『信用できる』情報源が、事業運営上の深刻な困難を迎える可能性がある」
「2006年にトヨタ自動車が某主力車種の販促において、テレビ広告をほとんど行わなかったにもかかわらず販売量に変化がなかったことが一時期業界の話題となりました。」