国内留学先として注目  独特な教育環境の高知県に関しての話しです。

高知には、公立学校の国際バカロレア校、公立IBDP校がある点も注目です。

 

最近は教育の選択肢が広がる中で、「国内留学」という言葉を耳にする機会が増えました。海外のインターナショナルスクールへの親子留学も魅力的ですが、国内で国際教育を受けられる環境が整いつつある今、あえて日本国内での留学を選ぶ家庭が増えています。

その最大の理由は、やはり「安心感」でしょう。国内であれば移動のハードルが格段に低く、受験手続きや入学後の生活面での不安も大幅に軽減されます。何より治安の良さは世界に誇れる日本の強みであり、親子ともにストレスなく新しい環境に飛び込めるのです。

そんな国内留学先として、今ひそかに注目を集めているのが高知県高知市です。

 

 

なぜ今、高知なのか?

高知市には、公立学校としては全国でも珍しい国際バカロレア(IB)認定校である「高知県立高知国際中学校・高等学校」があります。MYP(中学校プログラム)とDP(高校プログラム)の両方を備えたこの学校は、経済的な負担を抑えながら質の高い国際教育を受けられる貴重な存在です。

しかし、多くの人が「高知」と聞いてまず思い浮かべるのは、「新幹線が通っていない」「四国の南側」「秘境」といったイメージではないでしょうか。確かにアクセス面では他の都市に劣るかもしれません。そのため、せっかくの魅力的な教育リソースがありながら、選択肢に入れることすら考えたことがないという方も少なくありません。

テレビドラマが映し出す、高知の新たな魅力

最近では、続々とテレビドラマ化される作品の主人公の出身地として、高知県がクローズアップされています。坂本龍馬に代表される歴史的なイメージだけでなく、現代の高知が持つ独自の文化や気質、たとえば「勤勉さ」「自立心」「地域を大切にする心」が物語を通じて再評価されているのです。

そして、その気質は教育の現場にも色濃く反映されています。高知県には、全国でもトップクラスの私立中学進学率や、多くの生徒が寮生活を送るという独特な教育風土があります。それは単に「学力」だけでなく、「生きる力」や「他者と協働する力」を育む環境が整っている証拠でもあります。

 

 

高知という選択肢

このように、高知の教育は単なる「田舎の学校」の枠を超え、国内留学先として真剣に検討する価値のある地域です。

アクセスの不便さは、むしろ「集中して学べる環境」として捉え直すこともできます。都市部の喧騒から離れ、自然豊かな土地で、国際バカロレアの探求型学習に没頭する、そんな新しい教育のカタチが、今、高知にはあります。

今回の記事では、学校のカリキュラムや寮生活の実態、そして高知で学ぶことの本当の意味について、さらに深掘りしてお伝えしていきます。
 

国内留学先として注目したい、高知県のユニークな教育環境

 

高知県では高知市内に主要な私立中高が集まっており、県内各地(特に東西の遠方)から寮や下宿を利用して通う生徒が多数います。

 

高知県の県庁所在地である高知市は、四国太平洋沿岸の中心都市です。この都市には、私立高校が集中しています。例えば、土佐塾、高知学芸、土佐、土佐女子、高知中央といった私立校がひしめき合っています。これに加えて、高知追手前などの公立校、さらに県立IBDP校の高知国際も存在し、まさに教育の一大集積地となっています。

 

このような状況から、四国県内各地、場合によっては四国県外からも、より良い教育環境や自分に合った学校を求めて生徒が集まる構図ができあがっています。

 

高知県の私立学校進学率

 

私立中学進学率:高知県の中学生が私立学校に通う割合は18.5% で、東京に次ぐ全国第2位です。

 

 

私立高校進学率:高校生で私立高校を選択する割合は約31.7% で、全国では18位前後の水準です。こちらも全国平均(約30%)とほぼ同水準かやや高い程度ですが、中学ほどの突出した傾向は見られません。しかし、この数字はあくまでも高校受験による私立・公立の割合です。つまり、高校受験を行わないで高校生になる中高一貫校内部進学者の人数は含まれていません。高知県の私立進学校のほとんどが中高一貫校であり、高校からの募集が非常に少ないことから、この数字の矛盾がおこります。

高知県で進学校として知られる土佐高校、高知学芸高校、土佐塾高校といった私立校は、いずれも中高一貫教育を展開しています。これらの学校は、中学で優秀な生徒を早期に確保し、6年間で一貫した進学指導を行うことで、難関大学への合格実績を積み上げています。

そのため、高校からの募集枠は「1クラス分ない程度の人数」 です。つまり多くの生徒は中学受験組みです。高知でも高偏差値高校への高校受験からの入学はかなりの狭き門となっているのです。

 

例えば、高知県の名門土佐高校の場合、高校からの入試募集は約50名程度であるのに対し、内部進学者はその5倍以上の約250名に上ります。

 

つまり、内部進学者を含めて考えれば、高知県の私立高校進学率は極めて高く、おそらく80%近くに達する、これが、数字の裏に隠された高知県教育の真の姿です。

 

高知県は地理的に東西に長く、公共交通機関での毎日の通学が難しい地域が多いため、伝統的に「進学のために高知市内で寮・下宿生活を送る」という選択が定着しています。

 

高知市の私立高校における寮・下宿の現状

 

高知県内の私立高校は高知市内(またはとなりの南国市)に集中しています。そのため、各校とも遠方からの生徒を受け入れる体制を整えています。

 

私立の土佐高校には男子寮が設置されており、高知学芸中学高等学校にも男子寮「養正寮」があります。高知中央高校の生徒の一日を紹介する記事にも、学生寮を利用する生徒の姿が登場します。公立高校でも、高知県立嶺北高校などが寮生活をセットにした説明会を開くなど、寮はもはや標準的な選択肢の一つです。

 

男子は学生寮、女子は下宿が主流だった歴史

 

伝統的な進学校である土佐高校(向陽寮) や、高知学芸高校(養正寮) では、長年「男子のみ入寮可能、女子は学校公認の下宿を利用」というスタイルが一般的でした。

 

そのため、高知市内には女子学生専用の食事付き下宿が今も多く存在しています。下宿は民間・個人運営ですが、定期的に学校が介入しており、安全面でも信用できるようです。

 

女子寮の誕生や新設へのシフト

 

近年はこの傾向に変化が見られます。例えば土佐塾高校は男女ともに利用できる「大志寮」を完備しています。また、高知学芸高校でも2027年4月から中高男女どちらも入寮できる「新・学生寮」がオープンすることになり、下宿からセキュリティ万全な寮生活への移行が進んでいます。

 

次回に続きます。日程不定期更新で、他の話しと順番が変わります。

先行して、noteに記事を全文公開しています。メンバー記事です👇

 

受験とか帰国子女とか、いろいろお勧めの本です👇

今回は、文系学部への合格の方法の連載、最終話です。

記事全文先取りは👇noteの記事で読めます。アメブロでは記事の大半を削除して掲載しています。

 

私の記事では、通常理系や医学部医学科受験に関しての話しが多いのですが、やはり女生徒は文系が多いこと、男子生徒でも文系は理系よりも多いこと。

 

つまり、本来は文系の話しをもっとすべきなのですが、文系学部を受験する生徒の特長などがあり、なかなか記事として活用されることも少ないと思い、あまりその内容で記事を書く機会がありませんでした。

 

今回、いくつかの質問がかさなり、文系学部への受験に関して、特に海外インター校生が帰国して日本の大学受験をする話しがありました。

この場合、絶対に1校は合格したいため、なんとかならないだろうかという話です。

 

なんとかなります。合格できます。でも、確実に合格するにはやはり多少の追加努力が必要です。

 

帰国生文系入試のラストスパート

「英語力」+「日本語小論文」+「研究論文」で合格を確実にする方法の連載、最終話です。


合格への必須アクション


日本語小論文の対策

 

 

 

面接対策
 

面接は帰国生入試の重要な要素です。自分の海外経験、志望理由、研究論文の内容を日本語と英語でしっかり語れるように練習しておきましょう。

 

詳細はnoteで。

 

 

👇各種おすすめ本

前回の続きです。

他の記事もいりみだれていますから、記事の名前でつなげていってください。

 

今回はその2です。

 

帰国生で、海外インターなどから日本の大学を受験する生徒・卒業生は現在人数が多くなっています。

 

ちょっと前までは慶応・早稲田をはじめ、英語系の大学には普通に合格できる環境がありました。現在は、なかなか難しくなっています。

 

絶対にインター卒業後のタイミングで日本の大学に合格しないと、一般入試に向けて浪人するという無謀な挑戦が待っています。もちろん、海外大学であれば合格する可能性がありますが、それでもいろいろな希望があり、日本の大学をなんとかしたいという相談が増えています。

 

さて、続きの話しです。


大学ごとに異なる入試スタイル 早稲田・慶應・ICU・上智


早稲田大学は帰国生入試を停止し、総合型選抜へ統合し、複雑になりすぎた受験方法を整理しています。

 

 

慶應義塾大学は第2次試験(面接)を実施しない入試や自主応募制による推薦入学者選考など、実験的に数年おきに入試改革を行っています。


国際基督教大学(ICU)は日本語による書類選考と面接とオーソドックスです。

他、多くの大学では「学科試問」「面接」および「書類審査」 によって総合判定されます。

 

上智大学では2028年度から帰国生入試を大幅に縮小する方針が発表されており、今後総合型への統一化が進みます。

 

まず、どこの大学においても願書提出により、書類審査が始まります。

 

👇からも、海外からの大学受験に関しての総まとめと、合格のためのポイントが読めます。👇

 

出願前の基本チェック


1. 募集要項は「最新版」最低でも3回読んで、ページの上から下まで、全頁何度も確認する
 

帰国生入試の条件や提出書類は、前年から変更になることが少なくありません。必ず大学の公式サイトで最新の募集要項を入手し、隅から隅まで読み込んでください。

2. 出願期間を絶対に守る
 

帰国生入試の出願期間は非常に短く、早い大学では6月~7月に締切が設定されています。すでに間に合わないですね。

 

8月締め切りでも「締切日当日に送付」では間に合いません。余裕を持ってどころか、書類受付開始日に即座に手続きしましょう。

3. 出願方法の「二重構造」に注意
 

オンライン出願(Web出願)と郵送書類の両方が必要な大学があります。オンラインで入力しただけでは正式な出願とはならず、書類の郵送が必須です。必ず両方の手続きを完了させてください。

 

 

書類別の注意点


成績証明書・卒業(見込み)証明書

海外の学校から取り寄せる場合、発行に時間がかかることを見越して早めに申請しましょう。

大学によっては厳封(封印)された状態での提出を求める場合があります。開封すると無効になる可能性があるので、絶対に開けずにそのまま送付してください。

英語外部試験(TOEFL iBT・IELTSなど)のスコア

多くの大学で試験機関からの「直送」 が必須です。本人がコピーを提出すればよいわけではありません。

スコアの有効期限を必ず確認しましょう。出願時に期限切れになっていないか、今一度チェックが必要です。

在留証明書

帰国生入試では、大使館や領事館が発行する在留証明書を必要とする大学もあります。こちらも取得に時間がかかる場合があるため、早めに手配を。

 

👇海外大学にするなら、今すぐこちらを

 

写真

願書に貼付する写真は、指定されたサイズ・背景色を厳守してください。3ヶ月以内に撮影したものが必要な場合が多いです。日本的な常識をまもってください。

 

自己紹介ビデオ(自己PR動画)を提出する場合


一部の大学では、書類に加えて自己紹介ビデオや自己PR動画の提出を求めるところがあります。

1. 指定された時間と形式を厳守

動画の長さは2〜3分程度が一般的です。時間オーバーは減点対象になりかねません。

ファイル形式(MP4など)や容量の制限も必ず確認してください。

2. 内容は「志望する学科にふさわしい」ものに

単なる自己紹介ではなく、なぜその学部・学科なのか、自分の経験をどう活かしたいのかを明確に伝えましょう。

帰国生としての強み(異文化経験、語学力、柔軟性など)を具体的に盛り込みます。

3. 画質・音質にこだわる

スマートフォンでの撮影でも構いませんが、明るい場所で、背景はシンプルに。音声が聞き取りやすいことも非常に重要です。背景や撮影場所が指定されている場合はきちんと理解してそれを守ること。そうではない場合、特に個性が必要だと感じる場合は、海外の環境が分かる場所で撮影をするというアピールもあります。

事前に何度か練習し、時間配分や話す内容を確認してから本番撮影に臨みましょう。

 

郵送時の最終確認
 

1. 書類の漏れがないか、チェックリストを作る
 

提出書類は種類が多いため、チェックリストを作成し、一つ一つ確認しながら封筒に入れましょう。

 

書類の右上に数字をふるという独特なルールもあります。ホッチキスを使用する・しないなど、細かい指定が多くあります。

2. 封筒の表記と送付先を再確認

「願書在中」 と赤ペンで明記するのが一般的です。

送付先が「郵送」と「窓口持参」のどちらなのか、確認してください。

3. コピーを取っておく


提出する書類はすべてコピーを取って手元に保管しておきましょう。万一の問い合わせや面接の準備にも役立ちます。

 

筆記試験・面接当日にも持参します。

 

そして送付しますが、その前に。書類審査で落とされる人の特徴です。ここで一回立ち止まりましょう。

もう一度封筒を開けましょう。そして、募集要項を最初から1ページづつ、最後まで読み直しましょう。

 

実は、8割程度の願書書類には、ちょっとしたミスがあります。些細な事ですが、かならず少しだけミスをしています。

それは、ボールペンの色だったり、太さだったり。書類のまとめ方だったり、記入のしかただったり。それこそ、書類同封の順番や、封筒の大きさ、返信封筒の切手の貼り忘れ、振込用紙コピーの形式違い、通し番号を書いていないなどなど。

 

くだらない指示が無数にあるのが受験書類です。海外の大学受験とは大きく異なります。

 

そんなミスで書類審査に落とされるのか? 落とされます。どのミスとは言いませんが、ミスがない書類と、ミスがある書類。成績は同じであれば、ミスのある書類を横にはねのけます。

 

なぜそういったミスを大学が嫌うのでしょうか? 

そういうミスをする学生は、大学に入学して、手続きを忘れる、学費の払い込みが遅い、履修届期間に間に合わない、駐車場申請ができない。それは、人間性の現れになっていると思われています。

 

また、多くの家庭で、受験生が書類を準備するのではなく、親がそれを手伝う、主導して準備します。つまり、これは親がどんな自分物かを見ている試験のようなものです。

 

もちろん、書類に重要なミスがなければ、そのまま整理され、経歴や成績から書類審査にパスしますが、どのミスが重要なのかは分かりません。しかも、重要ではないミスをしているのであれば、おそらく重要なミスをしています。

 

何度もいいます。もう飽き飽きでしょうが、もう一度募集要項を全て読んでください。

これだけ言っても、半数の家庭では読み直しをしません。「大丈夫だろう」「もう何度も読んだ」ですが、それでも些細なミスがあります。


提案:「研究論文」「オンラインコース」という最強の武器
 

さて、ここからが本題です。英語力があり、日本語小論文もある程度書ける、それだけでは、熾烈な帰国生入試を勝ち抜くことはできません。

 

私が強くお勧めするのは、2つです。

 

この続きは、次回へ。

先に全文を読みたい方は、👇のnoteメンバーから。

 

 

👇はいろんな受験に関する本や国際バカロレア、インター校に関する本です。

帰国生受験、文系学部に関しての合格の方法

 

今回は、文系学部への合格の方法です。数回に分けてけいさいします。

 

私の記事では、通常理系や医学部医学科受験に関しての話しが多いのですが、やはり女生徒は文系が多いこと、男子生徒でも文系は理系よりも多いこと。

つまり、本来は文系の話しをもっとすべきなのですが、文系学部を受験する生徒の特長などがあり、なかなか記事として活用されることも少ないと思い、あまりその内容で記事を書く機会がありませんでした。

 

今回、いくつかの質問がかさなり、文系学部への受験に関して、特に海外インター校生が帰国して日本の大学受験をする話しがありました。

この場合、絶対に1校は合格したいため、なんとかならないだろうかという話です。

 

なんとかなります。合格できます。でも、確実に合格するにはやはり多少の追加努力が必要です。

 

帰国生文系入試のラストスパート

「英語力」+「日本語小論文」+「研究論文」で合格を確実にする方法

 

まずは整理していきましょう。

もし最後の部分、つまり受験日までに何をすべきか、受験願書送付時までに何をすべきかを先に知りたい場合は、noteで先行して全文公開しています。メンバー記事です。👇

 

現在海外インター生はすでに卒業し、日本帰国受験の為の帰国か、海外においていろいろ模索と準備をされている期間でしょう。つまり、来年4月入学のための大学入試が本格的に動き始めています。

 

海外のインターナショナルスクールなどから日本の大学を目指す帰国生にとって、この夏は最後の準備期間です。これまで理系受験については何度か取り上げてきましたが、文系受験はまた異なる戦略が求められます。

早稲田大学、慶應義塾大学、各地の国立大学文系学部、立命館大学、国際基督教大学(ICU)などなど。これらの大学の国際系・文系学部は、帰国生にとってまさに「どうしても入りたい」対象大学なのです。

 

しかし、英語ができるだけでは合格は確実ではない。

 

もちろん、通常かなり合格圏内です。でも、それでは足りません。また、海外インター校であまり勉強してこなかった比較的成績の悪い生徒も、なんとか入学したい。そうですよね。

 

文系学部の帰国生入試(総合型・推薦・国際バカロレア入試・海外学校卒業生入試)には、独特のハードルと、それを乗り越えるための“差別化戦略”が存在します。

海外生で国際系学部なら簡単に合格できると思っていると間違いです。

 

今からまだ間に合う、あともう1つのアピールポイント作り。これが重要です。

帰国生文系入試の構造「英語」+「日本語」の二刀流


帰国生入試の選考方法は、大きく「書類審査」「筆記試験(小論文・日本語・英語)」「面接」の組み合わせで構成されます。文系学部の場合、筆記試験の中心は日本語小論文です。

ここで多くの帰国生が直面するのが、「英語は得意だが、アカデミックな日本語で論理を組み立てるのが苦手」「思われるほど英語がうまくない」というジレンマです。日常会話レベルの日本語に不自由がなくても、大学入試で求められる小論文は「緻密な論理構成とアカデミックな表現」が問われる別物です。

特に、日本語での小論文は、日本語での読み書きから遠ざかっていた期間が長いほど、この壁は高くなります。大学受験の小論文で求められる日本語レベルは、中学3年生までの漢字が読め、新聞が読めることが一つの目安とされています。

また、各大学の帰国生入試には英語外部試験(TOEFL iBTやIELTSなど)のスコア提出が課されることが多く、これも合格への必須条件です。

大学ごとに異なる入試スタイル 早稲田・慶應・ICU・上智


早稲田大学は帰国生入試を停止し、総合型選抜へ統合し、複雑になりすぎた受験方法を整理しています。

 

次回に続きます。

記事の後半では、受験前、特に書類送付前までにすべき事、かならず差をつけることができるアクション、受験前日までにできることを書いています。

 

必ず合格する為の方法です。

帰国生受験生へ。今まさに受験シーズン、もし病気になっても大丈夫。総合型入試ならチャンスはまだまだある!


インター校を卒業して、日本に帰国。これから数か月、帰国生入試に向けて全力を尽くす。そんなあなたに、一つだけ伝えておきたいことがあります。

「もし、このタイミングで病気になったらどうしよう…」

その不安、とてもよくわかります。実際、長期海外生活から日本に戻ったばかりの帰国生は、想像以上に「日本の病気」にかかりやすいものです。そして、それが受験の大きな壁になることも事実です。

でも、総合型選抜を含めた帰国生入試のスケジュールは、数か月に及びます。 一つの日程でつまずいても、次があります。

 

今回は、帰国生が直面する「病気のリスク」と、それに負けないための心構え・対策を具体的にお伝えします。

 

面接ででるチック。👇コントロールはできます。

 

なぜ帰国生は「日本の病気」にかかりやすいのか?


長期海外で生活していた人が日本に戻ると、なぜか体調を崩す。これは多くの帰国者が経験する現象です。

 

そもそも、海外に行った当初はその国の病気にかかったものです。

反面、海外で長く暮らしていると、その土地のウイルスや細菌には免疫ができますが、日本の風土に特有のものには免疫が弱まっています。日本で流行しているインフルエンザの株、夏の蒸し暑さによる症状、高湿度による肌や粘膜の異常、これらは、帰国直後のあなたの体にとって「見知らぬ敵」です。まだ詳細がしていないウイルスや細菌の病気。

特に厄介なのは、帰国直後は精神的にも肉体的にも疲れていること。引っ越し作業、慣れない日本語環境、時差ぼけ、受験準備。免疫力が落ちているところに、日本の病気が襲いかかるわけです。

実例: アメリカから面接前に本帰国したAさん(18歳)は、帰国後1週間で高熱を出し、志望大学の面接を欠席せざるを得ませんでした。しかし、彼女はその後、別の大学の総合型選抜で合格を勝ち取りました。「あのときは絶望したけど、あきらめなくてよかった」と話しています。

 

👇医学科受験なら、これをすぐに。

 

受験に直撃する「病気のリスク」とは


帰国生入試のスケジュールは、一般入試とは異なり、書類提出・面接・小論文・プレゼンなど、複数のステップが何か月にもわたって行われます。

病気になると
面接当日に発熱・声が出ない
小論文試験で集中力が続かない
試験日直前にダウン


特に帰国生入試では、「面接」や「プレゼン」 の比重が非常に大きいため、体調がそのまま合否に直結するケースもあります。

でも、諦めるのはまだ早い。受験日程は数か月に及ぶ


ここで大事なことをお伝えします。

総合型選抜を含む帰国生入試のスケジュールは、一般入試よりはるかに長期間にわたります。

例えば、ある大学の帰国生入試スケジュールを見てみましょう。

時期    イベント
7月    出願要項発表・エントリー開始
8月    一次書類審査(エッセイ・成績証明書)
9月    一次合格発表
10月    二次試験(面接・小論文・プレゼン)
11月    二次合格発表
12月    最終手続き


これに加えて、複数の大学を併願するのが普通です。A大学で10月に体調を崩しても、B大学は11月、C大学は12月に試験がある。これが普通です。

 

👇まだ間に合います。ミスしないように。しっかり対策と準備。

 

つまり、一つの日程で失敗しても、まだまだ挽回のチャンスがあるのです。たとえ病気で最初の志望校を逃しても、後ろの日程の大学で全力を出せばいい。帰国生入試は「一発勝負」ではありません。もちろん第一志望という重要さもありますが、全てが終わるわけではありません。第二志望に入学することは、あなたの知らない世界を知ることに違いはありません。

もし病気になったら? すぐにやるべき3つのこと

万が一、受験直前に体調を崩した場合、以下の対応をすぐに取りましょう。

まずは病院に行く


自己判断は禁物。早めに診断をもらい、治療に専念しましょう。海外生活の場合、医者にかかることを遅らせることが多かったはずです。

 

日本です。受験です。すぐに医者にかかりましょう。

志望大学の入試課に連絡する
 

多くの大学は、病気などのやむを得ない事情に対して柔軟な対応をしてくれます。面接日の振替、別日程の設定などが可能な場合もあります。連絡しないのが一番の失敗です。どんな病気かにもよりますが、深刻な病気になることもあります。医師に判断をもらい、その後日程にかかわる場合はすぐに大学担当部署に相談しましょう。

次の日程に切り替える
 

どうしてもその日の試験が無理なら、潔く次の大学・次の日程にシフトしましょう。無理して受けても良い結果は出ません。受けられるのであれば受験し、受けられないのであれば、次に集中します。次はきっと成功します。だから、次に向けて準備します。

 

👇オーストラリアの大学受験は卒業後のこれからです。

 

病気に負けないための事前対策


ここからは、病気になる前にできる予防策をお伝えします。

生活リズムを日本時間に合わせる
 

時差ぼけを放置すると免疫が下がります。帰国後1週間は睡眠を最優先に。朝起きて夜寝る。時間を決めて行動しましょう。

栄養と水分を徹底管理
 

日本の食事に慣れるまで、ビタミン剤やプロテインなどで補助してもOK。食事はおいしくて間違いなさそうな日本ですが、好き嫌いがある場合は、簡単ではありません。きちんとした商品のビタミン剤など、補助的に計算して摂取しましょう。

ストレスを溜めない

 

受験ストレス、環境の変化、友人たちとの別れ。ストレスはどんどんたまります。受験準備は計画的に進め、1日1回は好きなことをする時間を作りましょう。今までしてきた習慣はなんとか維持したり、環境の変化は気持ちでコントロールするようにします。

予備日程をあらかじめ調べておく
 

「もしこの大学がダメなら、次はこの大学」と、複数の受け皿を最初から用意しておくのが鉄則です。

 

大学によっては予備日を設定していることも。その予備日も含めて、他大学との併願日程を調整しましょう。

あなたの「帰国生」という強みを信じて
 

帰国生向けの入試方式は、海外で培った経験や本当の多様性、外国環境に負けなかったあなたの強さを評価してくれる場です。それは、日本でずっと育ってきた受験生とは異なる基準で評価されます。

病気で一つのチャンスを逃しても、その武器は消えません。数か月にわたる入試期間の中で、どこかで必ずあなたの番が来ます。焦らず、自分のペースで準備を続けてください。

「今月ダメでも、来月がある。来月ダメでも、再来月がある。」

総合型選抜の大きなメリットは、まさにこの「複数回チャンスがある」ことです。体調を崩したら、それは「少し休んで、次のチャンスに全力を注ぐ」サインだと思ってください。

あなたの帰国生としての経験は、どんな病気よりも強い味方です。どうか、健康に気をつけて、そしてあきらめずに、最後まで走り抜けてください。

応援しています。