日本におけるSTEM(理系)領域への女生徒の大学進学率は、先進国内では最低水準の20パーセント程度です。先進国以外を入れても、割合としてはかなり少ないですね。
つまり、日本人親とその世代は、女子に理系を学んでほしくない、理系の仕事をさせたくないと思っているということです。
このブログをよんでいる親世代の人たちとは意見が大きくことなるようです。
就職してエンジニアとして活躍する女性の比率も、OECD平均の20%に対して日本では15%くらいと、とても少数。
そういった背景を基に、三菱電機は中高生女子のSTEM進学の可能性を広げるため、STEM領域の職場体験プログラムを女子学生に提供する新事業「Girls Meet STEM Career」に参加しています。
「Girls Meet STEM Career」を立ち上げたのは、2021年7月にメルカリの山田進太郎さんによって設立された公益財団法人。
特にSTEMのジェンダーギャップに注目していて、女子学生がSTEM領域への進学をあきらめないように奨学事業をしている。
ツアー形式の同プログラムでは、女子学生がSTEM分野で働く人と言葉を交わし、実際の現場に触れることで、将来の可能性を広げる機会を提供を目指すという。
実施期間:2024年7月
参加対象:中学1年生から高校3年生までの女性(性自認が女性である方を含む)
※プログラムは対面もしくはオンラインで実施
※プログラムによっては保護者も参加可能
プログラム例:全国の企業のオフィスツアー/ 工場・研究所ツアー、社会人ロールモデル女性との交流会など
ウェブサイト:https://www.shinfdn.org/