F9の雑記帳 -186ページ目

2019年10月10日

 昨夜と言い今夜と言い、夕食を物凄く沢山摂ってしまった。食べられるからと言っても限度があるだろうに…。良くやるよ、本当に。

 ○

 宇佐見りん「かか」(『文藝』2019年冬号所収)を読み終える。正直主人公の語りにつられて読まされた感じがしなくもないが、恐らく普通の語り口であれば詰まらないだろう親子の問題や生と死と言った問題を含む内容を(主人公の母親(かか)が若干怖かったので)途中何度か引いたものの、最後の若干暗い結末も暗すぎなかったし、最後まで読み終える事が出来たので良かったと思う。しかし、かかが近くにいると本当に面倒臭いし、大変な気がする。主人公は良く好きでいられるな。

2019年10月9日

 左腕、左手首が痛い。特に負荷をかけた訳でもないのに、これが年相応と言う物か(←違うな、きっと)。

 ○

 宇佐見りん「かか」(『文藝』2019年冬号所収)の途中(10~24頁)まで読む。第56回文藝賞受賞作。今日の気分や状態では読み終えられなかったが、主人公の母親が纏う雰囲気がこの小説の中では異質で、読んでいる間何度か溜め息が出てしまった。この小説の語り口がもし違ったら、ここまで読み進められただろうか。

 *

 ちなみに、『文藝』2019年冬号には北野武「足立区島根町」が掲載されているが、僕がこの雑誌を買ったのはあくまで習慣に従ったに過ぎない。

2019年10月8日

 今日もまた、職場で慌てて話をして同僚に呆れられたり、その他何だかんだやってしまい全体的に微妙な一日になってしまった様な気がする。一寸悪循環。

 ○

 滝口悠生「今日の記念」「文化」(『茄子の輝き』(新潮社)所収)を読む。今日読んだ二篇の小説の中では、「今日の記念」が、主人公がオノと偶然会って(ある程度)いい感じになったり、主人公が以前勤務していた会社にいた女性からの電話があったりすると言う展開(←勿論これ以外にも色々あるのだが)は、「茄子の輝き」の連作の最後に置かれる小説として僕には相応しく思われたし、最後の場面も含めて優しい感じがして個人的には「文化」よりも面白いと思った。一方、「文化」は「茄子の輝き」の連作とは明らかに毛色が違ったのと語り手の視点がかなり遠慮なく動く、この作家の小説の中で好きではないパターンの小説だったので、個々の部分は面白かったが読んでいる途中で何度か苛立ってしまった。パノラマ撮影みたいに小説を書かれても…。