F9の雑記帳 -185ページ目

2019年10月13日

 午後桑名市立中央図書館に行って本を借りた以外は、雑誌を読んだり録画しておいたテレビ番組を観たりして過ごした。ああ、相変わらずな休日の過ごし方をしてしまった…。

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 舞城王太郎「畏れ入谷彼女の柘榴」(『群像』2019年11号所収)を読む。主人公の息子の右人差し指が光り、その光を浴びると誰でも子供が出来ると言う設定はSF的だったが、(後半の主人公が妻を追い詰める場面は特に)読んでいて僕が説得されている様に感じた。もっとも、僕もそんなに賢い訳ではないので、妻の言う事や心理は良く分かり、それが先の感想を書いた契機になったのかもしれないが。しかし、別に悪い云々に関係しはしないけれど、この作家の最近読んだ小説は、どれも説得されている様に感じる部分が多い気がする…。

2019年10月12日

 台風が接近しているとはニュースで聞いていたものの、帰れない程ではないと思ったので、普段より早めに尾鷲市で今借りているマンションを出て帰宅し、墓参りに行った以外は、雑誌を読んだり録画しておいたテレビ番組を観たりして過ごした。

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 湯本香樹実「湖畔にて」(『文學界』2019年11号所収)を読む。過去に付き合っていた女性との思い出が現在と結び付いていると言う展開は良くあるパターンだろうが、この小説の長さ故だろうか、変な既視感を感じる事なく読め、読み終えて満たされた気分になった。この小説の結末以降、主人公は明るい未来に歩んでいければ良いのだが。しかし、他人の願いを叶えてしまう人と言うのはいるのかどうか知らないが、もしいるのなら辛いだろうな。特にこの小説の様な状況では余計に…。

2019年10月11日

 台風が接近していると散々ニュースで聞かされてきたもののそれ程気にならなかったのだが、少し前に尾鷲市に暴風警報が発令されたので若干気になってきた。さあ、明日はどうしようか…。

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 遠野遥「改良」(『文藝』2019年冬号所収)を読み終える。性別に対して少し疑い、女装をする男性が主人公だと読んでいくうちに分かったが、(ジェンダー云々が出てくる様な)変な展開もなく読み終えて非常にスッキリした気分になった。男性的な物を一切拒絶する様な主人公だったなら読んでいて嫌になっただろうが、デリヘル嬢に対して普通に興奮すると言った場面があったりしたので、尚更スッキリした気分になれたのかもしれない。ただ、小学生の頃の記憶として書かれた内容や終盤にある男性に暴行された場面は嫌だと思ったが…。