2019年11月1日
中澤日菜子「半月の子」(『星球』(講談社)所収)を読む。この小説に登場する産婦人科医の男性が、主人公の女性の高校時代の憧れの人と言うのは何だかなと思ったが、あり得ない話ではないのかなと思い直し読み進めたはみたのだが、どうもスッキリした気分で読み終える事が出来なかった。主人公の母親はかなりキャラクターが濃いのに単なるお笑い担当、そして他の登場人物達も彩りを添える程度といった感じだったし…。
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中澤日菜子「Swing by」(『星球』(講談社)所収)を読む。面白かった。随分偉そうな書き方だが、主人公の便利屋の男性が女性を(彼自身の意とは異なってはいたが)変えていくと言う展開が今日の僕にはかなり効いた様だ。
2019年10月31日
10月最後の日。今日は昨日よりも色々あって悩む一日だった。そんな風に考えた事なかったな、 あるいは僕はそう思われていたのかと吃驚することも多かったし。まあ、振り返って自分の糧に出来る所はしていかないといけないのだな…。
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中澤日菜子「ほうき星」(『星球』(講談社)所収)を読む。天体観測をしていて出逢う男女と言うのは僕にはかなり縁遠いと思われるが、主人公の男性が恋している女性と(彗星について)賭けをする場面を始めとして展開が上手く進みすぎている気がして、読み終えて少し白けてしまった。
2019年10月30日
今日は何だか駄目だった。何をするにせよ否定的な事ばかり考えているから、こうなってしまったのだろうか。もう少し、踏み留まらないといけないんだろうな、きっと。
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中澤日菜子「星球」「The Last Light」(『星球』(講談社)所収)を読む。今日読んだ中では「星球」がより印象に残った。主人公の劇作家の女性が抱く演出家の男性に対する恋心が可愛くて堪らなかった。後半、それが原因で彼女が少し暴走してしまう場面もあるけれど、小説のかなり良いスパイスになっていると感じた。そして、どこかサラリとした描写も効果的なのかもしれな い…。個人的には星球(ほしきゅう)の意味が分かって嬉しかった。一方、「The Last Light」は主人公の男性がお見合いパーティーで出会った女性に騙されると言う内容の小説で、読んでいるうちに何度か苦笑いしてしまった。ああ、僕も言われそうな事、主人公も言われているなあ…。勿論面白くない訳ではないが、何だかスムーズな展開で個人的には一寸物足りなかった。